埼玉県のスマホアプリ「埼玉県安心サポートナビ」を使ってみて

安全と防災]2014年10月14日(火)

10月から運用が始まった埼玉県のスマホアプリ「埼玉県安心サポートナビ」ですが、2週間使用してみて結構良い出来だと感じます。

 

このような防犯情報システムの生命線である「情報の鮮度&更新頻度」が思っていたより高く、地図情報もなかなか使いやすいです。
また、相談窓口も、いざというときに役立つと思います。

 

 

改善が必要な点は、
●不審者情報に抜けが多い
●事件事故の詳細情報が無い

 

戸田市の「とだピースガードメール」との関係については、配信される情報が完全に同一なわけではなく、現時点では、不審者情報(と振込め詐欺情報)においては「ピースガードメール」の方が、それ以外の事件事故情報においては「埼玉県安心サポートナビ」の方が、情報に網羅性があります。

 

「とだピースガードメール」と併せて、スマホに入れておいて損はないアプリだと思います。

 

ダウンロード・インストールした後は、「地区設定」と「プッシュ通知設定」をお忘れなく!

 

 

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全国都市問題会議「都市と新たなコミュニティ」

まちづくり]2014年10月14日(火)

先日、高知市で開催された全国都市問題会議の報告です。

 

テーマは、「都市と新たなコミュニティ」。
市長や学者など多くの方々による講演・パネルディスカッションがありましたが、みなさんの述べられていたことは共通していたように思います。

 

「参画型(=口を出す)」である欧米の自治組織に対して、「協働型(=口も出すが手も貸す)」である日本の町会文化は誇るべきものだが、近年崩壊しつつある。
しかし、それに対する決定的な解決策は見つかっておらず手探りの状態。
今後行政ができることは、
(A) PTA・町会・民生委員・各種協議会などの地域組織の横のつながりの場(地域内連携協議会など)を作っていくこと
(B) 子供も含めた住民の協働活動を側面支援していくこと(高齢者コミュニティカフェ、こどもファンドなど)。

 

 

(A)は、どちらかというと既存組織の活用
(B)は、どちらかというと新しいコミュニティの醸成

 

といった感じでしょうか。

 

いずれにせよ、行政が陣頭指揮を執っていくものというよりは、行政がうま~く支援していくイメージだと思います。
友達と友達を友達関係にさせるときと同じかもしれません。
コミュニティも、つまるところは人と人とのつながりなんだなと。

 

それ以外に印象に残ったのは、以下の2つです。

 

(1)
イギリスの「パブ(=大衆酒場)」は「public」の略。
イギリスの「public school」は「私立学校」のこと。
本来のpublicは、自然に人が集まる民間の場所というイメージだが、日本では明治以降、「public space(=公共空間)」というと行政管理のものとなっていて、人を受け入れる暖かさを感じさせない空間になってしまっている。
コミュニティ拠点には、空間の魅力と人の魅力がどちらも必要。
行政は今後、民間や住民によるpublicの活動を側面支援していくことが必要。

 

(2)
防災は世代間の知恵の継承。
子供たちに正しい知恵を教えれば、その子供たちが親になり正しい知恵が継承されていく。

 

 

最後に。このような、最新の知見や事例を全国の自治体の行政職員や議員で共有する場というのは、とても意義のあるものだなと思います。

 

 

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「ロボカップジュニア」 ~トライ&エラーが身に付くプログラミング教育~

教育]2014年10月13日(月)

ノートパソコンが1か月振りに修理から戻り、再設定も終え、今日から本調子です!

 

さて、昨年と一昨年に続き「ロボカップジュニア」に菅原県議とお邪魔しました。

 

コントローラーで動くロボットではなく、事前に組んだプログラムに沿ってロボット自身の判断で動く「自律型ロボット」の大会です。

 

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今年は戸田市教育委員会の後援を受けることができ、それにより、会場費数千円の免除と予約での優遇措置(3か月前予約→1年前予約)が受けられたとのことです。

 

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プログラミングの教育は、小さいうちから一定程度受けた方が良いと考えています。
理数的な思考だけでなく、社会や人生の基本である「トライ&エラー」の概念が自然に身に付く理想的な教材だと思います。

 

 

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「第9回 マニフェスト大賞」受賞のご連絡を頂きました

交通と自転車, その他]2014年10月11日(土)

一昨日、全国都市問題会議で高知市に滞在中、「第9回 マニフェスト大賞」受賞のご連絡を頂きました。

 

「自転車は左」で政策提言賞を受賞させていただきました

【参考】第9回マニフェスト大賞優秀賞を発表いたしました


今回の受賞が「自転車は左」の全国展開に向けた大きな推進力となることはとても嬉しく、またこれまでの私の活動が間違っていなかったと評価されたようでホッとしてもいます。

 

私に自転車政策をご教授くださった全国の関係者の方々、およびいち早い試験運用を始めてくださった戸田市の担当部署の方々に、まずもって心から感謝を申し上げたいと思います。

 

本日の毎日新聞(全国版)でも取り上げられています。
11月14日(金)には、六本木ヒルズにて大賞と最優秀賞の発表および表彰式が執り行われます。

 

受賞者の顔ぶれは、武雄市長や西宮市長など聡明で著名な方々ばかりです。それらの方々に、「自転車は左」を各々の市町村で導入したいと思っていただけるようなプレゼンができればと考えています。

 

 

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自転車レーンの改善要望の実現

交通と自転車]2014年10月7日(火)

●笹目北町で着々と工事が進んでいる自転車レーンについて、本日、担当課にヒアリングを行いました。

 

・自転車レーン上の「矢印」については、私の所属する文教建設常任委員会からの改善要望を受けて、国・県の基準である「200m間隔の矢印」から「100m間隔の矢印」に改良していただいたとのことです。

 

・交差点上の「ナビライン(矢羽根)」については、委員会のなかで私が要望したものですが、こちらについても、県の基準である「幅600mm」から「幅800mm」に拡幅していただいたとのことです。

 

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インフラは、完成してからの改修は難しいです。
担当課には、工事途中にも関わらず迅速な改善を図っていただき、とてもありがたいです。

 

また、この件を専門家の方に報告したところ、
「基準より悪い方向にする自治体の例はたくさんあるが、基準より良い方向にするという話はなかなか聞かないので、とても素晴らしい。」
とのお言葉を頂きました。

 

自転車レーンの「量」については予算の関係で難しい面がありますが、最低でも「質」の良い自転車レーンが市内に設置されていくよう、これからも注視していきたいと思います。

 

●明日からは、全国市長会などが主催する「全国都市問題会議」に参加するために高知市へ伺います。
「都市と新たなコミュニティ」を議題とした会議で、全国から行政職員や議員が集まります。今回、戸田市から参加するのは、市長、部長2名、職員1名、議員9名です。

 

 

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