[子育て]2014年9月17日(水)
今回の9月議会に市長から提出された条例案の内の2つに対し、昨日共産党から修正案が提出され、今朝、それら修正案に対する会派の態度を決めるために、急遽メンバーで集まりました。(他会派も同様です)
原案と修正案、それらに対する会派の態度、および(健康福祉常任委員会での)採決結果は、以下の通りです。
①上戸田地域交流センターの使用料
【原案の要旨】
新設される上戸田地域交流センター内の施設について、登録団体の使用料を一般使用料と同額にする。
【修正案の要旨】
登録団体の使用料を一般使用料の半額にすべき。
【会派の態度】
原案を支持。
・これまで、登録団体の使用料は無料でかつ使用回数制限は無かったため、登録団体による占有があったとのこと。公共施設は、広く一般の市民に利用されるべき。
・原案では、使用料が一般使用料と同額になるとはいえ、優先予約や団体広報支援などの優遇措置はある。
・そもそも、今回の使用料設定に際する協議には登録団体が協議に加わっており、そこで理解を得ている。
【採決結果】
多数決により原案可決。
②学童保育料の改定
【原案の要旨】
学童保育料の保育料の値上げを行う。第2子以降の学童保育料については、これまで通り減額措置なし。
【修正案の要旨】
第2子以降の学童保育料を半額にすべき。
【会派の態度】
原案を支持。ただし、次回の保育料改定においては、多子軽減を検討すべき。
・今回の値上げは、受益者負担率を適正化(26%→36.5%)するための15年振りの措置。
・多子軽減は重要な政策と考えるが、仮に今回第2子以降の学童保育料を半額にするのであれば、全体の保育料を再度算定する(値上げする)必要が生じるが、そうなると来年度からの適用に間に合わない。
・今後、従来よりも短い間隔で保育料見直しを行っていくとのことなので、次回の保育料改定に際しては、多子軽減を検討すべき。
【採決結果】
多数決により原案可決。
※学童保育料について、私は今回の9月議会において「なぜ多子軽減の措置をとらなかったのか?」との質疑を行っているように、多くの子供を育てる家庭の負担を減らすことは戸田市の将来のために必要な施策であると考えています。
今後、学童児童を小学6年生まで受け入れるようになれば、兄弟での入室がこれまでより大きく増えることは明らかです。(現在、兄弟入室世帯率は1割)
しかし今回は、前述の理由と、学童保育料が依然低額である(最高で一人当たり一カ月7,800円)ために時間的猶予が許されると考えたことから、現実的な判断を行いました。
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[教育, まちづくり]2014年9月16日(火)
本日の文教建設常任委員会(3日目)の簡単なご報告です。
●少人数学級を求める請願
・県内の全市に対して、少人数学級についての調査書を提出することに決定。調査項目は、「概要、経緯、予算増の額、人数、採用、待遇、効果」。
●全国学力テストの学校別結果公表
・戸田市は学校別結果を公表しない
・教育委員会では賛同を得られた
・【私の発言】公表を決めた自治体の今後の推移の注視を!
・【私の発言】教育委員会事務局が掴んでいる情報を細かく分析して、学校間格差の是正や学力の底上げを!
・教育委員会事務局や学校には、学力テストの結果を分析する担当や部会がある
・【私の発言】戸田市は中学校選択制を導入しているので、学校別結果公表による学校間格差拡大が懸念される。今後も、慎重な判断を!
●小学校教科書採択
・法律改正により、今年度から採択教科書と採択理由を公表することが義務付けられた
・従来の発行会社から変更になったのは理科のみ(大日本図書)。興味関心を高める内容であるため。
・対応するデジタル教科書は、全教科分を買い直す予定
・中学校教科書の採択選定は来年度(どちらも4年に1度)
●自転車レーン&ゾーン30改善要望書
・要望書の最終修正
●図書館改革の提言書
・市民からのご意見募集の集計(画像)⇒【委員会の意見】今後館内での発表をしたい
・頂いたご意見は、委員会で協議して提言書に反映
・館内放送の音量や内容に関しては、早速図書館側で対応を検討
・今年の図書館イベントの内容打合せ
・提言書については、明日作成担当で打合せ
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[交通と自転車, 安全と防災]2014年9月15日(月)
「自転車レーン整備」による自転車事故減少のデータは国内外に見られますが、静岡県では「自転車の左側通行」による自転車事故減少のデータが得られました。
先週木曜日の夕方、市内で自転車事故を目撃しました。
路側帯を逆走する自転車とトラックとの出会い頭事故です。
私の見る限り、トラックは注意しながら一時停止ラインから進行していましたが、逆走自転車が急に飛び出して来た状況においては、その注意では足りなかったようです。
幸い軽微な事故で、警察沙汰にはならなかったようですが(つまり市内の自転車事故件数にはカウントされない)、トラックの運転手の方は平謝りをされていて、自転車に乗っていた方はお怒りの様子でした。昨年12月1日の改正道交法の施行からは、自転車の路側帯逆走は道交法違反です。
一方、昨日は戸田公園駅付近において、酒酔い運転のトラックにより、大変悲しいことに自転車に乗っていた方の命が犠牲になってしまいました。
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000034615.html(※リンク切れ)
本日、現場を確認しましたが、何事も無かったかのように多くのクルマが通行していました。
自転車は、車道左側通行を遵守して、歩行者と自分の身を守らなければなりません。そしてクルマは、簡単に人の命を奪ってしまう道路上の強者であることを自覚して、歩行者や自転車を守らなければなりません。
お互いがお互いを思いやる運転を行い、道路上での犠牲者が一人も出ないような世の中になることを切に願っています。
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[教育, その他]2014年9月14日(日)
昨日は、東大同窓会の埼玉県支部である「埼玉銀杏会」の総会に出席しました。
自民党政権で外務大臣や環境大臣を歴任した川口順子氏による、外交をテーマにした講演には、若手の衆議院議員の村井秀樹氏も聴講者として参加されていました。
とにかく、大物ばかりで恐縮です。
懇談会では、副学長が東大の教育改革をご説明されました。
4ターム制の導入による海外大学との交流、少人数教育、エリート教育、推薦入試の導入など、種々の魅力的な改革プランが示されました。
ところで、東大の弱みは、同窓会の機能が弱いということだそうです。
かつては、「卒業しても群れるな」と教えられたそうです。なんとなく分かります(笑)
ただ、これからの時代は、教育改革はもちろんのこと、同窓会も含めた組織力のアップを図ることで、(国内外の)優秀な学生にとって魅力のある大学になっていかなくてはならないのだと思います。
グローバル化という点で海外の大学の後塵を拝してきた国内の大学ですが、是非東大には、今後の日本の高等教育をリードしていって欲しいと思います。
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[交通と自転車, 安全と防災, まちづくり]2014年9月12日(金)
ノートパソコンが壊れてから茫然自失でしたが、クラウド技術の発達のおかげで、データや設定等はほとんど紛失しておりませんでしたので、2か月先の修理完了までは奥さんのパソコンでどうにか対応できそうです。
本日は、文教建設常任委員会の決算審査の2日目でした。
主に建設関係の決算を扱いました。
委員と担当部署との間で種々の質疑応答が行われましたが、そのなかから一部を抜粋します。
●土地区画整理事業
・道路の冠水対策:とんでんの交差点は完了、スポーツセンター北西部も完了、戸田駅西口も一部完了(平成29年度に全て完了)。ただし、降水量1時間55ミリまでの対応。
・第一土地区画整理事業は10年後には完了させる予定。第二土地区画整理事業はあと20年以上。
・戸田駅西口から図書館までのアプローチについても考慮している。
●道路関係
・【他委員の発言】道路修繕パトロールと青色防犯パトロールの統合を!
・【私の発言】スマホアプリの運用開始に備えて、道路修繕に関する要望の管理体制構築を!
・道路照明等の電気代:平成24年度5990万円⇒平成25年度8333万円(電気代高騰によるもの)
・違法屋外広告物撤去:月1回の巡回で1年間に4229ヶ所での撤去
●自転車レーン
・ナビライン(交差点上の矢羽根)の大きさは埼玉県の仕様に準拠
・ナビラインの厚みのある素材はすべり止めのため⇒【私の発言】ナビラインの上を走行しなければ意味がない。厚みのない素材についての研究を!
・【私の発言】北大通のY字路(画像部分)について、今後の自転車レーン延長に際しては接続方法の研究を!
・ゾーン30の路面標示も県の仕様。ナビラインも含めて、仕様に従わないと国からの補助金が貰えない⇒これについては、今後の委員会で議論予定
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