新曽福祉センターで「多世代交流スポット」が試行実施されます!

子育て, まちづくり]2015年7月30日(木)

新曽福祉センターで「多世代交流スポット」が8月から試行実施されます!

 

これまで60歳以上の高齢者の方の利用に限定されていた「老人いこいの室(=40畳ほどの畳の部屋)」が、これからは子育て世代にも開放されます。
授乳スペースの提供や、おむつ台の用意もあります!

本当に大きな一歩です。
実現までの道のりが長かった分、安堵感も大きいです。

 

決め手となったのは、地域のお母さん方が今年2月に提出した「新曽福祉センター内、多世代交流スペースの常設に関する陳情」です。
わずか2か月の間に、500筆以上の署名を集められました

 

「利用の少ない高齢者用の部屋を、多世代でシェアする。
たったそれだけのようですが、そもそも高齢者福祉のために作られた施設の運用を変えるには、関係された職員さんの多大な労力を要したことと思います。

 

今回の試行実施の体制には、既にいくつか改善を要する点が見受けられますが、それを含めての「試行実施」です。
まずは、これまで利用されてきた高齢者と、これから利用し始める子育て世代との“多世代交流”が実現することを、願ってやみません。

 

まちなかから失われつつ多世代交流が、せめて公共施設の中では行われて欲しいです。公共施設は温かい場所であって、そこがショッピングモールとは決定的に異なる点なのだと私は思っています。

 

 

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