「興味に従った遊び」と「ナナメの関係」 ~プレーパーク講演会~

子育て]2016年2月28日(日)

本日は、こどもの国で開催されたプレーパーク講演会「子育てがラクになる!?~プレーパークってどんなところ?~」に参加しました。

 

昨年に続き2度目のプレーパーク講演会で、今回は「NPO法人 日本冒険遊び場づくり協会」の理事を務める関戸博樹さんによる講演でした。

老若男女40名程の方々が参加されました。

 

プレーワーカーや2児のパパ、また専業主夫を務めた経験をもとにした講演には説得力があり、来週に子供ができる予定の私にとってもタメになるものでした。

 

とはいえ、一番大切なメッセージは、前回の天野秀昭さんの講演で学んだ、

 

「子供は、自らの興味に従った遊びのなかで自己を確立していく。大人がコントロールしてはいけない。」

 

と同様でした。

 

私自身の経験や周りの人を見ていても、やはり、小さい頃に存分に遊んだほうが、いろいろな点で大人になってからの「遊び(=物事のゆとり)」を持てるのだと思います。

 

もう一つ学んだことは、「ナナメの関係」を作るということです。
日本人は、わが子が周りに迷惑を掛けることを気にし過ぎてしまい、集団の中でわが子に厳しくしがちだが、わが子を他の親に見てもらう(=ナナメの関係)ことで、子供が他の子とケンカしても、わが子を悪者にすることなくわが子にとっての“帰ってくる場所”になることができる、それによってわが子の自己肯定感を低くせずに済む、というものです。

 

プレーパークは、これら「子供の興味に従った遊び」や「ナナメの関係作り」に適した場です。

 

戸田市では現在、彩湖道満グリーンパークでプレーパークが月1回開催されています。
また、新曽地区の笹目川沿い(戸田東第二幼稚園の隣)には、プレーワークをテーマとした「(仮称)どろんこ公園」の整備が計画されています。身近な場所にある常設のプレーパークとして、早期整備を期待します。

 

【↓3月開催のプレーパークについてはこちら】
https://genki365.net/gnkt01/mypage/mypage_sheet.php?id=122161

 

【↓昨年のプレパーク講演会についてはこちら】
遊び場講演会とミニミニプレーパーク(真木大輔公式ブログ)

 

 

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