施政方針に関する総括質問を行いました

子育て, 交通と自転車, 安全と防災, まちづくり, 行財政改革]2015年3月4日(水)

本日、会派による総括質問を行い、次年度の市政運営の方向性について質しました。(登壇は、会派代表です。)

 

以下に、私が担当または関与した質問に対する、市長答弁のポイントを記します。

 

Q. 競艇事業へのスタンスについて
A. 赤字化した競艇事業の継続は、モーターボート競走法の趣旨を外れる。今後赤字化した場合は、様々な視点から方向性を判断すべき。まずは、経営改革の推進により、競艇配分金の維持に努める。

 

Q. 放課後子ども教室や青少年の居場所の充実について
A. 子どもたちのニーズを把握し、若手スタッフの自由な発想やスキルをいかした事業展開を進める。地域の方々や教育委員会、学校と連携しながら充実を図る。

 

Q. 災害時のトイレ対策について
A. トイレ対策は重要と認識。市による非常用トイレの備蓄と併せて、家庭での備蓄の啓発にも努める。
下水管が破裂するほどの震災の場合、公的な下水本管の復旧は戸田市の水道組合が行う。私的な個別配管の復旧に関しては、災害協定を結んでいる他自治体に対して水道組合の応援も要請することについて、これから考えていく。(こちらについては、後日詳しく説明します。)

 

Q. 歩行者・自転車道路網整備の進捗状況について
A. 自転車ネットワーク計画の中期目標は、2020年までに10km。長期目標は28.7km。平成27年度末時点で約3.56kmの整備を予定。進捗率は、中期目標に対して約36%、長期目標に対して約12%。

 

Q. 男女共同参画の推進について(※)
A. 「ワークライフバランスの推進」を重点施策に掲げる。男女が共に仕事と家庭生活を両立し、地域社会との関わりを持ち、ゆとりある生活を送ることが、活力のあるまちづくりに繋がると考える。

 

Q. 開かれた市政のための市民参画の推進について
A. 市民の平均年齢が県内一若い本市においては、子育て世帯の方々の参加・参画が必要不可欠。子育世代、高齢者、企業経営者等が互いの立場を理解し、助け合い、協力しあうための環境づくりについてさらに検討する。

 

(※)男女共同参画については、私が作成した質問草稿が本番原稿にあまり反映されなかったため、その草稿を以下に記載します。(ただし、答弁としては、草稿の趣旨を斟酌していただいて、「ワークライフバランスを推進する」と述べていただきました。)
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安部内閣が推進し、また本市の施政方針でも述べられている「女性が輝く」社会づくりであるが、その真意は、女性に対して輝くことを求めることではなく、女性が公平に働ける社会、女性が子育てや親の介護をしながらでも普通に働くことができる社会をつくっていくことであると期待している。
次年度において、男女共同参画社会の実現に向け、男女共同参画推進条例制定のための新たな市民会議を設置し、検討を進めていくとのことであるが、まず本市が男女共同参画社会に対してどのような考えを持っているか、伺う。
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明日の本会議において、私は5件の議案について「質疑」を行います。時間は、午前10時~正午の間と思われます

 

生中継

録画映像

質問通告要旨

 

 

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