9月議会の一般質問で「福祉センターでの多世代交流」を提言します。(昨年3月議会に続き2回目)
市内に3館ある福祉センターのうち、新曽福祉センターや東部福祉センターに訪れる機会は少なくないのですが、美女木にある西部福祉センター(美笹支所)に伺う機会はこれまで無かったので、先日の金曜日午前に初めて館内を見学させていただきました。
印象的だったのは、「現状でも多世代交流が一定程度行われている」ということでした。
以下、館内の主な施設についての報告です。
《2階ロビー脇》
乳幼児向けスペースが常設されており、そこで「親子ふれあい広場」が、夏休み等も含めた(!)平日午前中に開室されています。(トップ写真右)
常設されているだけあって、学童保育室を間借りしている他の地域の親子ふれあい広場よりも、大型遊具が多く設置されていたのが印象的です。
見学したときは、10組ほどの親子で賑わっていましたが、それで満杯状態となっていたので、指導員の方に「いまの広さで十分か」と伺ったところ、「0~1歳児と(走り回ることの多い)2~3歳児とをある程度分けられる広さがあると望ましい」とのことでした。
西部福祉センターには、大きな会議室が5部屋前後あり、それらの稼働率は低いことから、1階にある会議室を親子ふれあい広場の常設スペースとして提供してはどうかと感じました。
併せて、親子ふれあい広場が午後も開室されるようになれば、地域の子育て支援の一層の充実に繋がると思います。
《2階ロビー中央》
テーブルと椅子が数多く設置されており、放課後の時間帯には近くの小学生たちが勉強やゲームをするスペースとして賑わっているとのことです。(トップ写真中央)
それに対し、新曽福祉センターや東部福祉センターには、これほどの広さのフリースペースが用意されていないのが課題です。
《1階いこいの室》
普段は60歳以上の利用に限定されている「いこいの室」ですが、この日は偶然にも、南陵高校茶道部が戸田市茶道連盟の先生からお茶の作法を教わる場所として利用されていました。(年1回開催とのことです)
私や通りがかった若いお母さん方も、飛び入りで参加させていただきました。
いこいの室の常連である高齢者の方々に関しては、お茶の先生に話し掛けたり、マッサージチェアに座りながらお茶の様子を温かく見守ったり、お茶とは無関係に将棋に熱中したり(笑)と、概して、部外者を煙たがる様子は見受けられなかったのが印象的でした。
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9月議会の一般質問では、「福祉センターでの多世代交流」として、主に「乳幼児スペースの常設」と「いこいの室の年齢制限撤廃」を提案します。
福祉センターがいまでも高齢者の方々で賑わっていれば話は難しくなりますが、現在の稼働率は3割程度です。
昨年に上戸田福祉センターから建て替えられた「あいパル」の活況ぶりを見れば、残りの福祉センターを多世代交流の拠点として見直すことは、当然の発想だと思います。
◎多世代交流スペースの常設に関する陳情 2015/2/23(真木大輔公式ブログ)
◎福祉センターの多世代利用に向けた見直し 2015/6/24(真木大輔公式ブログ)
◎新曽福祉センターで「多世代交流スポット」が試行実施されます! 2015/7/30(真木大輔公式ブログ)