議会広報委員会の行政視察を終えました。
山形県の大石田町議会と山形県村山市議会に伺い、ビジュアルと文章両面での「ページをめくってもらう」ための工夫をいくつかご教授いただきましたが、ハッとさせられたのは、
「何が一番議論になったかを伝えたい」
という村山市議会の編集委員の方のお言葉でした。
これまでの私は、議会だよりで何を伝えたいのかはっきりと自覚していませんでした。
読み手である市民の方は、議会で「何が決まったか」よりも、議会で「どのように決まったか」を知りたいのかもしれません。私が読者だったら、読んでいて面白いのは後者です。
議員としては、各議会においてどの議案に関する議論が白熱したかという“現場の熱”を感じ取っていますが、その熱を市民の方に伝えられてきたかというと、自信がありません。
さっそく、次号の『とだ議会だより』から試行錯誤していきたいと思います。