いよいよ、福祉センターでの居場所づくり事業が動き出しました。
この冬休みに、新曽福祉センターと東部福祉センターにおいて「冬休みとだっ子ひろば」が開催されます。
冬休み期間中5日間の10時から19時まで、小中学生の居場所として、新曽福祉センターでは主に「自習室」と「自由スペース」が提供され、東部福祉センターでは主に「自習タイム」と「学習イベント」が開催されます。
企画と運営は、戸田市民によって構成される「福祉まちづくり市民会議」のなかの「子どもから高齢者までの居場所づくり」チームの方々(19名)が、新曽班と東部班に分かれて行ってくださっているとのことです。
子供や子育て世代にとって立ち寄りづらい福祉センターを多世代に開放することに関し、地域の多くのお母さん方からのご要望を受けて市へ提言し続けてきた私にとって、この事業開始は本当に感慨深いです。
また、福祉センターの部屋を朝から夜まで使用すること(しかも茶道室まで!)、付き添いの保護者も見守り要員として受け入れること、保護者同伴であれば未就学児の参加も可能であること、書初め教室など他団体の協力を得ていることなど、これまでの居場所事業には無かった大胆さや柔軟性があるのは、やはりこの事業が行政主体ではなく市民主体で企画・運営されているからこそだと思います。
今後は、ボランティアやスタッフを広く集め、「現代版寺子屋」として毎日の開催を目標とされているようですので、大学生ボランティアの活用や、既存の「青少年の居場所」との連携を期待するとともに、可能であれば、私も勉強の見守りなどでご協力できればと考えています。
「公共施設」と「市民力」という戸田市の持つ資源が活かされた素晴らしい事業だと思います。今後の発展に大いに期待します。
※最後に補足ですが、この事業とは別に、「福祉センターへの乳幼児スペースの常設」「遊び場としての放課後や夏休みの体育館開放」については、今後も引き続き求めていきます。