[交通と自転車]2014年10月7日(火)
●笹目北町で着々と工事が進んでいる自転車レーンについて、本日、担当課にヒアリングを行いました。
・自転車レーン上の「矢印」については、私の所属する文教建設常任委員会からの改善要望を受けて、国・県の基準である「200m間隔の矢印」から「100m間隔の矢印」に改良していただいたとのことです。
・交差点上の「ナビライン(矢羽根)」については、委員会のなかで私が要望したものですが、こちらについても、県の基準である「幅600mm」から「幅800mm」に拡幅していただいたとのことです。
インフラは、完成してからの改修は難しいです。
担当課には、工事途中にも関わらず迅速な改善を図っていただき、とてもありがたいです。
また、この件を専門家の方に報告したところ、
「基準より悪い方向にする自治体の例はたくさんあるが、基準より良い方向にするという話はなかなか聞かないので、とても素晴らしい。」
とのお言葉を頂きました。
自転車レーンの「量」については予算の関係で難しい面がありますが、最低でも「質」の良い自転車レーンが市内に設置されていくよう、これからも注視していきたいと思います。
●明日からは、全国市長会などが主催する「全国都市問題会議」に参加するために高知市へ伺います。
「都市と新たなコミュニティ」を議題とした会議で、全国から行政職員や議員が集まります。今回、戸田市から参加するのは、市長、部長2名、職員1名、議員9名です。
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[交通と自転車]2014年9月29日(月)
昨年に発行された『自転車ルール教本―安全に走るための3ポイント』の改定版が今月出版されました!
前回よりもかなりグレードアップし、大人が読んでも子供が読んでも、自転車の乗り方やクルマとのコミュニケーションの仕方がわかる教本として、かなりお薦めです。
すでに多方面から反響があり、生徒への配布を検討している学校もあるようです。先週は、地方新聞にも取り上げられました。
戸田市在住の方が監修をされており、今回の改定にあたっては私も微力ながら協力させていただきました。
頂いた見本誌は、すでに自転車政策に関係する市職員さんにお配りさせていただきましたが、いくらか残部がございますので、近隣の方で購入や配布をご検討いただける方はご連絡ください。
※この事業は非営利で行っているため、教本は印刷製本実費の1部80円(一括購入による割引あり)での頒布となっております。
また、Google Books(無料)やKindle(Kindleの制度により有料)でもご覧になれます。
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[交通と自転車]2014年9月27日(土)
本日は、芦原小学校の運動会を正午まで観覧させていただいた後に、笹目北町の自転車レーンの工事現場へ。
私の大好物の自転車レーンですが、青くペイントする現場を見たのは初めてです!!
今日は「接着剤散布」→「青砂利敷設」の工事をしていましたが、来週月曜日に「青砂利の上に青い塗料散布」、さらにその後「矢印等の路面標示設置」をして完成とのことです。
また、先日の委員会で「ナビライン(=交差点の矢羽根)を大きく&薄く」と要望しましたが、こちらのナビラインは大丈夫そうです!!
車道の幅員を従来よりも狭くしているようですので、トラックや車の速度抑制につながり、また、ここは自転車の歩道通行が多いエリアということもあったので、この自転車レーンの設置によって、南陵高校に自転車通学する生徒など多くの自転車利用者の安全が確保されることになると思います。(※南陵高校につながる笹目北町エリア2本目のレーンは、10月中に工事が始まる予定です。)
明日は、総合防災訓練です。
朝8時30分の緊急地震速報が訓練開始の合図です!
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[交通と自転車, 安全と防災]2014年9月23日(火)
今年度の「埼玉県政世論調査」の結果が昨日公表されました。
私が注目したのは、以下の結果です。
①「交通事故をなくす」「便利な交通網をつくる」という県政要望の割合が急増している。【上掲画像】
(※交通網=各種の交通機関が発達して、網の目のように縦横に通じていること。)
②世代別・性別で見ると、「交通事故をなくす」については「20歳代~30歳代の男性」からの要望が突出している。
「便利な交通網をつくる」については「20歳代の男性・女性」の要望が多く、それ以上の世代からの要望は少ない。【下掲画像】
これら2つの結果から、交通事故や公共交通に対しての、特に若い世代の認識が変化し始めていることがわかります。
原因として、若い世代は高度経済成長期を経験していないために「クルマ優先」の考えに染まり切っていないこと、および可処分所得の減少等によって「マイカー信仰」が薄れてきていること、その代替手段としての公共交通の必要性を感じていること、等が考えられると思います。
政治の場で公共交通の必要性が語られる際に、「超高齢社会」がその論拠として挙げられることが多いのですが、(前々回の投稿で述べたように)今後は社会全体が公共交通を求める世の中にシフトしていくと私は考えます。
「高齢者のために無くしてはいけない」という後ろ向きな考え方ではなく、新たな公共交通のまちづくりに向けた未来志向の取り組みを行っていく必要があると考えます。
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[交通と自転車]2014年9月18日(木)
本日は、交通対策特別委員会が開かれました。
私自身、1年程前までは交通問題への興味は正直それほど持っていなかったのですが、自転車政策を扱うようになってから、自ずと公共交通を含めた交通手段全般への関心が高まりました。
公共交通や自転車は、超高齢社会における高齢者の足としてだけでなく、化石燃料節減による「環境保全」、クルマ台数減による「人命保護」、徒歩や自転車利用による「健康増進・医療費削減」などの効果を有し、これからの脱マイカー時代を支えていくものとして、公共交通に最適化されたまちづくりと共に、その重要性が今後一層増していくものと考えています。
「日本ではクルマが無ければ生活できない。」というのは順序が逆で、クルマを前提としたまちづくりが、高度経済成長期以降これまでの50~60年間になされてきたに過ぎません。
公共交通の張り巡らされたコンパクトシティがあって、それらのまちの間を公共交通がつなぐような世の中になれば、どこからでも好きなところへ辿り着けるわけで、そもそもクルマを所有する必要はないわけです。さらに言えば、そのようなまちでは、人と触れ合う場所や機会が増えます。
さて、本日の交通対策特別委員会では、担当部署からの報告案件に対する活発な質疑応答が交わされました。
その後に、委員間で議論を行い、これまで個別の案件を扱ってきた当委員会の調査案件に、新たに「公共交通に関する調査」が加わりました。
委員会の中でも発言しましたが、私は、戸田市には公共交通の潜在的な利用者がまだまだ多くいると思っています。
補助金で民間バス路線を維持せざるを得ない状況のなか、戸田市が向かうべき方向は、「赤字路線の廃止」ではなく「利用者が増えるような”まちづくり”」であり、そこに戸田市の新たな可能性が拡がっているのではないかと感じています。
それに向け、今後、委員会として有効な提言をしていければと思います。
明日から、2泊3日で戸田市議会で秋田県のレガッタ大会に参加します。
昨年に続き、ヤングチームのレギュラーの座を頂きました。
これまでの練習の成果を発揮してきます\(^^)
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