[子育て]2014年8月18日(月)
本日は、午前中に教育委員会の傍聴をし、午後は会派メンバーに同行いただいて千代田区の「子供の遊び場事業」を視察しました。(酒井議員は、残念ながら公務のために欠席いたしました。)
昨年4月に施行された「千代田区子どもの遊び場に関する基本条例」を受けて、「子どもの遊び場推進会議」を常設し、各小学校区の既存の公園それぞれに、ボール遊びのできる環境を(時間限定で)用意することを目指す事業です。
「子供の遊び場をつくる」という理念を謳った条例の制定は日本で初めてであり、当時はニュース等でも話題に上りました。
もちろん、理念自体は大変素晴らしいもので、また、(区長のトップダウンによる事業ということもあり)予算編成での高い優先度もしっかり確保できている点は評価に値するところなのですが、実体としては、戸田市が実施している「青少年の居場所」の屋外版といった印象です。
屋外か屋内かという違いを除いては、「月に数回のみの開催」「数時間のみの開催」「有償での大学生へのプレーリーダー委託」など、多くの点で共通しています。
担当課の方に、校庭や体育館を遊び場として利用しない理由を尋ねたところ、「校庭はゴム製なので、公園の土や芝生で遊ばせたい」「域外の小学校(私立や国立など)に通う生徒が多い」「平日は放課後子ども教室が開催されている(※ただし校庭でのボール遊びは禁止されている)」「土日は学校施設貸出の利用者がいる」などの千代田区特有の事情と共に、やはり学校側の協力姿勢の不足も理由としてはあるようです。
担当課の方がおっしゃった「子供にとって遊び場の選択肢があるに越したことはない。」とは、言われてみればまさにその通りなのですが、実際問題としては、「まずは《どこに》きちんとした遊び場を作るか」が、重要なのではないかと考えています。
今後どこにでも遊び場を作れるわけではないのは、土地の面でも財政の面でも明らかです。
厳しいことを言ってしまえば、区長肝煎りの遊び場事業をもってしても、週1回の2時間、数十人しか収まらない空間で、(また、原則はいったん帰宅後で)しかボール遊びをさせてもらえない千代田区の子供たちは、本当に可哀想だと思います。
今週土曜日には、豊島区の「(遊び場としての)学校開放」を個人で視察してきます。
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[子育て]2014年7月23日(水)
小中学生が夏休みに入り、保護者の方にとっては何かとお忙しいところかと思います。
さて、小さいお子さんがいるお母さん方のニーズが高い「親子ふれあい広場」ですが、学童の関係で夏休み期間はお休みです。
その代わりに、出張版の「ぷくぷく」が拡大実施されます。
0歳~3歳程度のお子さんと保護者の方が自由に遊べる広場で、新曽福祉センターと東部福祉センターの会議室に設けられます。
http://www.city.toda.saitama.jp/465/464356.html
また、今週土曜日には、福祉保健センターで「子ども・子育て支援新制度」の説明会&意見交換会が行われます。
託児付きですので、戸田市の子育て支援策にご関心やご意見をお持ちの方はお気軽にご参加ください^^
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[教育, 子育て]2014年7月17日(木)
昨日、東京で行われたフィンランドの教育と子育てに関する講演会に参加しました。
フィンランドの社会は、子育て、教育、労働、家族、介護など、多くの点において日本とは大きく異なり、いろいろと考えさせられました。
やや乱暴に比較すると、フィンランドは「個」の教育を行う福祉国家、日本は「和」の教育を行う家族国家、と言えるかと思います。
教育はその国の社会システムに適合したものであり、教育を考えることは、結局は「今後の日本はどうあるべきか」を考えることに行き着くのかなと思いました。
来月は、フィンランドの「教育」にテーマを絞った講演会に参加してみます。
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[子育て]2014年7月13日(日)
先週の月曜日、市内の東部福祉センターで実施された「青少年の居場所」にお邪魔しました。
「青少年の居場所」は、放課後の小中高生に対して、公共施設の一部を遊び場や居場所のために開放する事業で、私は、過去に一般質問で取り上げて以来、定期的に覗きに行ってます。
私が夕方5時頃に到着すると、建物の外にまで子供たちの遊ぶ声が聞こえてきました。すでに塾や習い事のために帰っていった子が多かったようですが、それでも40人以上の子供たちで賑わっていました。
月1~2回の開催に合わせて、こんなにも多くの子供たちが集まっていることに驚くと同時に、子供は、ボールしかなくても、または何も無くても、楽しく遊べるんだなぁと実感しました。
戸田市には、子供たちの遊び場が足りていません。
「青少年の居場所」を含め、放課後や長期休暇中の子供たちの遊び場確保に向け、今後も継続的に議会での提案を行っていきたいと思います!
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