[教育, 安全と防災, 生活と環境, 行財政改革, 議会と選挙]2015年11月2日(月)
『とだ議会だより』の9月議会号が発行されました。
上掲画像は、私の一般質問です。
粗大ごみ券のコンビニ販売、給食費未納対策、公共施設の費用節減について取り上げています。
以下は、私が副委員長を務める市民生活常任委員会の委員審査です。
公園遊具の死角やPR冊子の配布など、私の意見もいくつか掲載されています。
最後は、議会だよりの表紙です。
前号から、表紙に「キャッチーな目次」を付けるようにしました。議会でどの議論が白熱したかが伝わるように。今号でも、その目標はある程度達成できたかなと思います。
◎『とだ議会だより 2015年9月定例会号』(戸田市議会公式サイト)
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[安全と防災]2015年10月3日(土)
本日は、市民による企画講座「戸田市で想定される水害の原因と避難」を 受講しました。
講演されたのは、かねてから戸田市の防災対策に協力していただいている群馬大学災害社会工学研究室の金井昌信氏です。
先日の関東・東北豪雨の事例を交えながら、「戸田市で洪水が起きたらどうするか?」についてとても分かりやすく説明してくださいました。
かなり要約すると、以下の通りです。(掲載したスライド写真8枚も抜粋したものです。)
●戸田市域での大雨による冠水(=内水氾濫)は、たびたび起こるが被害は小さい。
⇔荒川上流域での大雨による荒川堤防の決壊(=外水氾濫)は、めったに起こらないが、被害は大きい。
●今回もし線状降水帯が西にずれていたら、荒川堤防の決壊は起こり得た。その場合、戸田市全域が浸水する。
●近年、ゲリラ豪雨の回数は多くなっている。また、台風の数自体は減っているが、大型台風の数は増えている。
●荒川が氾濫した場合の避難方法は、安全に移動できるうちにより遠くorより標高の高い地域に逃げることが望ましいが、安全に移動できなければ近くの高い建物に逃げる。ただしその場合は、不便な避難生活を覚悟する。(電気と上下水道はストップします。)
なお、これらの内容はすべて『戸田市ハザードブック』に盛り込まれていますので、いま一度ご確認いただきながら、ご家族で荒川氾濫の際の避難方法(例えば、早い段階で田舎に逃げる等)について話し合っていただければと思います。
また、「もし、荒川左岸堤防が決壊したら…」という戸田市のシミュレーション動画を、以下のリンク先でご覧いただけます。
本日の講演会場では、戸田公園駅西口の浸水シミュレーションが放映されたときに、一番どよめきが起きていました。
(1)氾濫シミュレーション
(2)浸水シミュレーション
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[教育, 子育て, 交通と自転車, 安全と防災, まちづくり, 生活と環境, 行財政改革, 福祉と医療, その他]2015年10月1日(木)
本日、戸田市の神保市長に会派「戸田の会」の予算要望書を提出させていただきました。
昨年提出した予算要望書に対し、社会情勢の変化や市政の進捗などを反映させ、項目の差し替えや修正を加えました。
項目数は、昨年度の34から42に増えました。
私は、予算要望書を、「この政策に予算を付けて欲しい」というものよりは、「市政運営の方向性として参考にして欲しい」というものとして捉えています。
私(や会派)の頭の中にあるものを要望項目として可視化したものなので、普段こちらのブログでお伝えしていることと何ら変わりはありません。
今回の「新規項目」のうち、私の提案によるものは以下です。
●市民からの意見聴取方法としてのネット回答の用意
●市庁舎内への託児所設置
●補助金制度の見直し
●子供の遊び声や子育てへの理解、子供を見守る意識の醸成
●福祉センターの多世代利用に向けた見直し
●戸田市の新たな教育モデルの確立と人材育成
●学習支援でのボランティア人材活用
●障害者と共生するまちづくり
●公園から死角を無くす、防犯パトロールの効果的な実施
●歩いて移動しやすいまちづくり
詳しくは、予算要望書をご覧ください。
◎「戸田の会」平成28年度予算要望書
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[安全と防災]2015年9月16日(水)
突然ですが、写真上の公園(東町公園)と写真下の公園(馬場ふれあい公園)のうち、犯罪が起こりやすいのはどちらでしょうか?すべり台の遊具自体はほぼ同じです。
正解は、写真下の公園です。
写真上(東町公園)は、「入りやすく見えやすい場所」、写真下(馬場ふれあい公園)は「入りやすく見えにくい場所」となっています。
犯罪者にとっては、犯行に及ぶ前に怪しまれず(=入りやすい)、犯行に及んでいるときに目撃されない(=見えにくい)場所が、格好の犯行場所となります。
例えば、保育園の園庭で遊ぶ子供へ猥褻行為に及ぼうとする犯罪者はいません。園庭に入るだけで怪しまれ(=入りにくい)、さらには保育士や通行人に目撃される可能性が高い(=見えやすい)からです。
4年前の熊本幼女殺害事件では、ショッピングモールの多目的トイレが犯行場所となりました。大人が子供を連れて多目的トイレに入ること自体はそれほど怪しまれず(=入りやすい)、かつ中に入ってしまえば誰からも目撃されることはありません(=見えにくい)。
写真下の馬場ふれあい公園は、「すべり台の頂上部分」がすべり台の衝立と民家の塀に挟まれた死角となっています。
実際、(犯罪ではありませんが、)昨年にはこのすべり台で首吊り自殺があり、また現在は、深夜に若い男女が頂上部分で性行為を行っているとの話を、近隣に住む方々から伺いました。
今回の市民生活常任委員会における決算審査のなかで、これらの事例と、地域の方々の不安の声を伝え、「公園への遊具設置に際しては、死角ができないよう配慮すべき。」と訴えました。
「入りやすさ」は公園の代えがたい魅力である一方、そこに「見えにくさ」が加わると、一気に犯行に及びやすい場所となります。
戸田市を“犯行に及びづらいまち”にしていくことも、子供達や市民の安全のために必要なことではないかと考えます。
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[交通と自転車, 安全と防災, 生活と環境, 行財政改革]2015年9月14日(月)
本日は、平成26年度決算の委員会審査1日目でした。
要するに、「昨年度、税金が適正に使われたか?」をチェックするわけですが、今回はお金にこだわり過ぎた質問をいくつかしてしまい、ちょっと反省です。
以下、市民生活常任委員会で行われた質疑応答のうち、私が質問したものを中心に報告します。
■下水道事業の利益「約1.5億円」を、下水道事業の借金返済の積立金に回す。
【Q】そもそも、市から「約3.4億円」の税金を投入した上での利益であり、そこには、下水道が敷設されておらずに浄化槽を使用せざるを得ない市民からの税金も含まれる。利益は市に返すべき。
【A】当面は積立金に積むが、利益を市に返すことが筋だとも考えている。
■荒川水循環センターの下水汚泥焼却灰に関する第6回説明会を開催した。
【Q】説明会に参加しなかった市民の中にも、放射性焼却灰について不安を抱いている方がいる。説明会で配布した資料を読めば、一定の安心を得ることができる。戸田市HPで公開してはどうか。
【A】県HPへのリンクを張るなどの対応を行う。
【Q】放射性焼却灰を包む袋の耐久性は?
【A】1年耐用のものを3年耐用のものに替えた。袋の強度検査を行っているので、検査結果が悪ければ新しい袋に取り替える。
【Q(他委員)】冠水等により、放射性焼却灰が流れ出す危険性は無いか?
【A】内水では流れ出さない。外水では流れ出しうる。その事態の想定も含めた災害時対応方針を策定した。
■青色防犯パトロール委託料「約5千3百万円」
【Q】1年間のパトロール実績は集計しているか?
【A】集計していない。毎回、日報は提出してもらっている。
【Q】巡回ルートは把握しているか?
【A】把握していないが、市民要望のあるスポットは巡回してもらっている。
■戸田市保養所『白田の湯』運営費「約1億2千万円」
【Q】市役所3階にある『白田の湯』の受付カウンターに2名のスタッフがいるが、いつも暇そうにお喋りしている光景は、市役所に対するイメージダウンに繋がる。来年度に受付スタッフを1名に削減し、その分の指定管理料を削減することを要望する。
【Q(他委員)】『白田の湯』を利用していない市民は多く、戸田市が進めている受益者負担の考えにそぐわない。今後、修繕費などがさらに嵩むはず。売却を検討すべき。
■自転車スケアードストレイト教室「約42万円」
【Q】昨年度の参加者は160人とのことだが、市民の関心を引く内容なだけに、もったいない。他のイベントとの同時開催を行うなど、集客の工夫を検討しては?
■新しくなる駐輪場の指定管理者の指定
【Q】指定管理者による提案(自転車修理サービス、自転車安全利用啓発、空気入れ設置etc.)を、なるべく多く実現してもらえるよう要望。
【Q】定期利用登録更新時の在籍確認を厳重に行うべき。(※これまでは、市外に通勤しなくなった後も不正に登録更新している事例が少なからずあった。)
【A】更新時の公平性を保てるよう、在籍確認をしっかり行うよう指定管理者にお願いする。
※他にも、新しくなる駐輪場の「利用料金」について多くの質疑応答がなされましたが、ここでは割愛します。正式に利用料金が決定次第、こちらでご報告いたします。
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