先進的な教育手法を視察 ~ゲームニクス~

教育]2014年10月15日(水)

本日は、昨年度から県教育委員会や市教育委員会の委嘱を受けて先進的な教育手法を積極的に導入している笹目中学校の研究発表会に参加しました。

 

全国津々浦々から約350名の教育関係者が集まり、熱気に満ちた発表会でした。

 

これまでの伝統的な教育手法の継承・発展である「協調学習」「ユニバーサルデザイン教育」「家庭との連携」や、情報社会に順応した手法である「ICT・クラウド教育」、それらを融合させた新たな取り組みである「反転学習」など、40ものプロジェクトに取り組み、教育を提供する主体としての強い責任感が感じられました。

 

学力テストにもその結果が現れているとのことで、今年度の笹目中学校への選択希望者が増加した理由が伺えます。

 

笹目中学校には是非これらの取り組みを推進していただき、その成果を戸田市内の小中学校へ還元していって欲しいと思います。

 

 

今回一番興味を持ったのは「ゲームニクス」です。
子供を魅了するテレビゲームのノウハウを、教育に応用しようというものです。

 

 

教材は、書き物文化の発祥以来、コンピュータやネットが発展しようとも一方向であることから逃れられなかったものが、この「ゲームニクス」により、本格的にインタラクティブ(相互作用的)なものへと飛躍します。

 

この場合のインタラクティブとは何かと考えると、それは「エラーが楽しい」ということだと思います。
先日のロボカップで言えば、トライに対するエラー(現実のロボットが違った方向に動く)が楽しいからこそ、答え(現実のロボットが思ったように動いて試合に勝つようなプログラム組む)に近付こうという努力が続くのだと思います。

 

「ゲームニクス」では、ゲームの中にどのように学習内容が組み込まれていくのか、今後の展開を楽しみにしています。

 

いずれは、
「積分の原理を学ぶには、エニックスのロープレより、任天堂のアクションでしょ!」
みたいな時代が来るのでしょうか?^^

 

研究発表会の資料はこちら

 

 

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「ロボカップジュニア」 ~トライ&エラーが身に付くプログラミング教育~

教育]2014年10月13日(月)

ノートパソコンが1か月振りに修理から戻り、再設定も終え、今日から本調子です!

 

さて、昨年と一昨年に続き「ロボカップジュニア」に菅原県議とお邪魔しました。

 

コントローラーで動くロボットではなく、事前に組んだプログラムに沿ってロボット自身の判断で動く「自律型ロボット」の大会です。

 

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今年は戸田市教育委員会の後援を受けることができ、それにより、会場費数千円の免除と予約での優遇措置(3か月前予約→1年前予約)が受けられたとのことです。

 

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プログラミングの教育は、小さいうちから一定程度受けた方が良いと考えています。
理数的な思考だけでなく、社会や人生の基本である「トライ&エラー」の概念が自然に身に付く理想的な教材だと思います。

 

 

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蕨市議会で「土のうステーション」設置の提言

教育, 安全と防災]2014年9月24日(水)

本日は、教育委員会の傍聴や担当課へのヒアリングのために、市役所内や市内各所を渡り鳥の一日でした。

 

午前に傍聴した教育委員会の報告をいくつか。

 

①全国学力テストの戸田市分の結果が報告されました!
全国や埼玉県に比べて、残念ながら学力の向上はあまり見られない結果でした。(※後日改めてご報告します)

 

②これまで有効期限なしだった「図書館の貸出券」が1年更新に!
年間30~40件起きる本の借りっぱなしを防ぐためとのことです。

 

③「市民の防災講座(全5回)」開催!
市民大学の卒業生が企画した初めての講座とのことです。私は、『戸田市ハザードブック』を危機管理防災課が解説する第4回に興味があります。
http://www.city.toda.saitama.jp/469/468454.html(※リンク切れ)

 

以下は、まったくの別件ですが、

 

④私が昨年12月議会で提言し、戸田市が県内で初めて設置した「土のうステーション」について、本日、蕨市の議員さんが9月議会の一般質問で提言されました!
土のうステーションが近隣市でも評価されているようで嬉しいです。
どのような答弁があったのかが気になるところですが、蕨市議会には(いまのところ)戸田市議会のような録画放映が無いので、答弁をすぐには確認できません。
http://warabi.gijiroku.com/gikai/g07_Shitsumon.asp

 

 

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文教建設常任委員会の報告(決算審査3日目)

教育, まちづくり]2014年9月16日(火)

本日の文教建設常任委員会(3日目)の簡単なご報告です

 

●少人数学級を求める請願
・県内の全市に対して、少人数学級についての調査書を提出することに決定。調査項目は、「概要、経緯、予算増の額、人数、採用、待遇、効果」。

●全国学力テストの学校別結果公表
・戸田市は学校別結果を公表しない
・教育委員会では賛同を得られた
・【私の発言】公表を決めた自治体の今後の推移の注視を!
・【私の発言】教育委員会事務局が掴んでいる情報を細かく分析して、学校間格差の是正や学力の底上げを!
・教育委員会事務局や学校には、学力テストの結果を分析する担当や部会がある
・【私の発言】戸田市は中学校選択制を導入しているので、学校別結果公表による学校間格差拡大が懸念される。今後も、慎重な判断を!

 

●小学校教科書採択
・法律改正により、今年度から採択教科書と採択理由を公表することが義務付けられた
・従来の発行会社から変更になったのは理科のみ(大日本図書)。興味関心を高める内容であるため。
・対応するデジタル教科書は、全教科分を買い直す予定
・中学校教科書の採択選定は来年度(どちらも4年に1度

 

●自転車レーン&ゾーン30改善要望書
・要望書の最終修正

 

●図書館改革の提言書
・市民からのご意見募集の集計(画像)⇒【委員会の意見】今後館内での発表をしたい
・頂いたご意見は、委員会で協議して提言書に反映
・館内放送の音量や内容に関しては、早速図書館側で対応を検討
・今年の図書館イベントの内容打合せ
・提言書については、明日作成担当で打合せ

 

 

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東大同窓会「埼玉銀杏会」の総会 ~外交、東大の教育改革~

教育, その他]2014年9月14日(日)

昨日は、東大同窓会の埼玉県支部である「埼玉銀杏会」の総会に出席しました。

 

自民党政権で外務大臣や環境大臣を歴任した川口順子氏による、外交をテーマにした講演には、若手の衆議院議員の村井秀樹氏も聴講者として参加されていました。
とにかく、大物ばかりで恐縮です。

 

 

懇談会では、副学長が東大の教育改革をご説明されました。

 

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4ターム制の導入による海外大学との交流、少人数教育、エリート教育、推薦入試の導入など、種々の魅力的な改革プランが示されました。

 

 

 

ところで、東大の弱みは、同窓会の機能が弱いということだそうです。
かつては、「卒業しても群れるな」と教えられたそうです。なんとなく分かります(笑)

 

ただ、これからの時代は、教育改革はもちろんのこと、同窓会も含めた組織力のアップを図ることで、(国内外の)優秀な学生にとって魅力のある大学になっていかなくてはならないのだと思います。
グローバル化という点で海外の大学の後塵を拝してきた国内の大学ですが、是非東大には、今後の日本の高等教育をリードしていって欲しいと思います。

 

 

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