「戸田市名誉市民条例」と「人生トライアスロン金メダル基金条例」と

まちづくり, 福祉と医療]2015年6月13日(土)

戸田市が新たに策定する「戸田市名誉市民条例」に関する意見公募(パブリックコメント)が始まっています

 

これから戸田市がさらに文化を重ねていく上で、名誉市民の制度はあって良いものだと思います。

 

ところで、福岡県大牟田市には、20年以上前から「人生トライアスロン金メダル基金条例」という条例があります。

 

目を引く名称の条例ですが、その内容は、人生をトライアスロンに例えて、100歳まで生き抜いてこられた方へ金メダルと賞状を贈るものです。

 

戸田市でこれに相当する条例は「敬老祝金贈呈条例」でしょうか。

ご高齢の方々へのお祝いのかたちにも、自治体の個性が現れるものだと感じます。

 

 

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戸田市役所にバスのインフォメーションが設置されました

交通と自転車]2015年6月11日(木)

昨日から、戸田市役所2階の待合スペースに「バスの運行情報」が表示されるようになりました。

 

国際興業バスとtocoバス(の一部路線)の時刻表だけでなく、「〇分遅れ」といった運行状況やバス停の場所なども掲載されています。

 

2015-06-11 13.34.47

 

実は、数年前にも国際興業バスからの依頼でモニターを設置したとのことですが、すぐに故障して以来そのままだったとのことで、私もずっと気にしていました。

 

2014-09-24 13.00.40

 

市役所エントランスの受付の方によると、市役所に来庁した市民の方からバス停の場所や発車時刻等を訊かれることが多かったらしく、今回の再開はありがたいとのことです。

 

公共交通活性化に向けた主要な対策の一つが、このような「インフォメーションの充実」です。
国際興業バスさんには、今後、この施策を市役所のみならず市内の各施設やJRの駅などに拡大していって欲しいと思います。
市民にとってもバス事業者にとってもプラスになるものです。

 

明日の本会議は、一般質問の1日目です。
4名の議員が登壇し、以下のテーマに関する質問が行われます。

(私は来週木曜日の午後1時頃に登壇します。)

 

●こどもの国
●投票所
●空き家対策
●選挙公報の配布
●退職管理の適正化
●道路補修の促進

 

通告内容
生中継
録画映像

 

 

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戸田市の《自転車は左》が岡山市に波及しました!

交通と自転車]2015年6月10日(水)

戸田市の取り組み「公用自転車の前かごへの《自転車は左》」が、岡山市に波及しました!

 

この提言で私がマニフェスト大賞を受賞したときの挨拶で

 

「会場にいらっしゃる議員さんも、ぜひみなさんの議会で提言してください。」

 

とお話しさせていただいたのですが、それをお聞きになった岡山市の田尻祐二議員が議会で一般質問をされ、岡山市の取り組みにつながったとのことです。(そしてご丁寧に、ご報告のご連絡を下さいました。)

 

岡山市長が前向きに取り組んでくださっているようで、反響もかなり大きく、広がりがあるとのことです。

 

昨年7月に全国で初めて試験運用を行った戸田市でも、近いうちに正式運用バージョンの《自転車は左》が完成するとのことで、とても楽しみにしています^^

 

※ご参考までに、岡山市議会の議事録を以下に転載いたします。
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平成26年11月定例会-12月09日

 

自転車の左側通行について。

 

◆49番(田尻祐二議員)
中原議員からも御報告を申し上げましたんですが,我が会派で作成した岡山市民未来創生プランが,早稲田大学マニフェスト研究所が取り組んできました第9回マニフェスト大賞に応募しましたところ,10月に優秀成果賞をいただいたんですね。授賞式前日の11月13日,優秀賞受賞者たちが集まって発表し合うプレゼン研修会に参加させていただきました。
そこで知ったのが,自転車は左側通行,この啓発の取り組みであります。マニフェスト大賞の優秀政策提言賞を受賞しました埼玉県戸田市議会の真木大輔議員の提言なんですね。お手元に資料を配付させていただいております。非常にわかりやすいプレゼンでありましたけれども,この左の上の自転車の前かごに「守ろう!左側通行」と張ってありますけれども,こういうイメージですね。ちょっと紹介文を引用させていただきます。以下引用です。
市職員や教職員が勤務中に乗る公用自転車の前かごへの自転車は左側通行の掲示を提言。公的機関による交通事故の分析データを見ると,自転車の関与する事故の約7割は交差点で発生しており,その多くが自転車の右側通行によるものである。なぜならば,交差点に出入りする車から見て,車やバイクの流れと逆行する右側通行の自転車は認識しづらいからである。
引用終わります。
真木議員の議会での提言の後,戸田市の担当課が自転車の前かごに掲示するサンプルを作成し,担当課や埼玉県警,保護者が実施する街頭での自転車安全利用啓発キャンペーンにおける試験運用が開始され,大きな反響があったようです。これが左側の下ですね。試験運用,前かごにつけております。現在は,正式運用に向けた掲示物のデザイン改良と運用体制の構築が担当課によって進められているとのこと。確かに,お金のかからない啓発効果の高い施策であります。
フェイスブック「自転車は左」グループ,これ右の下にそのチームの皆さん,写真を撮っておられますけど。フェイスブック「自転車は左」グループには,次のように記述されているんですね,これフェイスブック開くと。以下引用です。
100%の自転車が左側通行をすると,自転車同士の正面衝突は100%避けることができます。100%の自転車が左側通行をすると,交差点での車と自転車の出会い頭事故は100%発生しません。
引用終わります。
私も交差点で右側通行の自転車に何度かひやりとした場面を思い出しまして,なるほどと思った次第なんです。
そこでお尋ねします。
本市においても自転車レーンが整備され,ももちゃりの活用が進み台数がふえた今,自転車ルールの周知徹底は大きな課題であります。まずは,自転車は左側通行のこの取り組みを取り入れてはどうでしょうか。自転車事故件数の関係データの紹介をいただくとともに御所見をお聞かせください。

 

◎田淵薫市民局長
自転車の左側通行についての御質問にお答えいたします
まず,事故件数についてでございますが,一般社団法人交通工学研究会が公表しております資料によると,小さい交差点における自転車交通量に対する自転車事故の発生割合では,車道右側通行,いわゆる逆走は左側通行の50倍となっており,車道右側通行は非常に危険であることが示されております。
このことからも自転車の交通事故の減少を図るためには,車道左側通行の徹底が非常に重要であることから,これまでも交通安全教室や街頭指導などの啓発活動を交通安全母の会や交通警察協助員などの方々と行ってきたところであります。さらに,本年10月に整備した市役所筋の自転車レーンでは,11月25日から来年2月20日までの約3カ月間,自転車の左側通行の指導を中心に自転車のルール,マナーに関する指導,啓発を業者委託し,8人体制で実施しているところでございます。
また,コミュニティサイクルももちゃりのハンドルには,「Keep Left!!自転車は左側通行」というステッカーを張り,左側通行の周知を図っております。今後とも議員紹介の戸田市の事例も参考にしながら,効果的な方法を検討してまいりたいと考えております。
以上です。

 

◆49番(田尻祐二議員)
ありがとうございました。
最後,自転車の左側通行についてです。
右側通行は50倍発生するんですね,自転車。いやあ,気をつけなきゃいけませんですね,やっぱり。それで,11月25日から取り組みを実施されているということでありがとうございます。なかなかついていっておりませんで済みません,ありがとうございます。
それで,私が御提案申し上げたのは,まさにお金がかからないと思うんですね,お金が。ぜひその点からも前向きに検討されたらどんなかなと思いますので,そのお金がかからないという点でコメントをいただけませんか。

 

◎田淵薫市民局長
費用対効果の関係でこれほど有効な手段はないと理解しております。前向きに検討したいと思います。
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戸田競艇組合の契約の方法と財政状況の公表について質しました

行財政改革]2015年6月10日(水)

昨日、戸田競艇組合議会の一般質問に登壇しました。

 

戸田市の議員が競艇組合議会で一般質問を行うのは28年振りとのことで、戸田市議会での一般質問とは勝手の異なる部分がありましたが、関係各位のご協力を頂き、議場ではおおむね前向きなご答弁を得ることができました。

 

答弁の要旨は以下の通りです。

 

【契約方法の改善】
指名競争入札と随意契約だったものを、すべて指名競争入札に変更。
「指名業者選定検討会」を新たに設置。

 

【契約情報の公表】
研究していく。

 

【財政状況の公表】
財政状況を市民の方に知っていただくことはきわめて重要
更に拡大すべく協議する。

 

議場でのやりとりの詳細については、約3か月後の議事録発行後に掲載いたしますが、先に、私の質問原稿を以下に掲載します。

 

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《1回目》

 

1.戸田競艇組合の契約の方法と財政状況の公表について

 

(1)①契約の方法について

 

地方自治法によれば、都道府県や市町村などの「普通地方公共団体」が契約を締結する際の方法は、「一般競争入札」が原則であり、実際に平成25年9月1日時点での一般競争入札の導入率は、都道府県で100%、政令指定都市で100%、市町村では72%となっています。

 

また、これら普通地方公共団体は、「公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律」により、入札や契約に関わる情報、例えば、「入札者名」「入札金額」「落札者名」「落札金額」、また指名競争入札の場合は「指名業者名」や「指名理由」、随意契約の場合は「随意契約とした理由」などの公表を義務付けられています。


一方、戸田競艇組合などの「一部事務組合」は、地方自治法上、普通地方公共団体ではなく「特別地方公共団体」に区分され、法令による、契約の方法についての規定や契約情報の公表についての規定はありません。


しかし、一部事務組合であっても、普通地方公共団体のように、一般競争入札を原則とする団体や、契約情報を公表している団体は存在します。

 

また、競艇事業に限って見ても、下関市や福岡市など、自治体が単独もしくは第一施行者として競艇事業を運営しているところでは、市や県の規定に準拠し、一般競争入札や契約情報の公表を行っています。

 

戸田競艇組合においては、契約の方法に関して、本年1月に担当課に確認した時点では、「建設・設計関係」については指名競争入札、「物品関係」については随意契約を行っているとのことでした。また、契約情報の公表は行っていないとのことです。

 

一般競争入札を行うこと、また契約情報を公表することは、契約の透明性、公正性、競争性の確保に資するものであり、住民への説明責任を果たすことにも繋がります。

 

そこで、今後の戸田競艇組合の、契約の方法および契約情報の公表について、どのように行っていくのかについてお伺いします。

 

(1)②財政状況の公表について

 

再び地方自治法によれば、普通地方公共団体は、毎年二回以上、住民に対し財政状況を公表しなければなりません

 

一方、特別地方公共団体に区分される一部事務組合であっても、例えば近くの蕨戸田衛生センター組合など、多くの一部事務組合が、組合所有のサイトで財政概況を公表しています。

 

競艇事業に限って見れば、市や県が単独で競艇事業を施行している場合は、競艇事業特別会計の予算書や決算書が公表され、また、一例として福岡都市圏競艇等事業組合では、組合所有のサイトに財政の概況が公表されています。

 

戸田競艇組合に関しては、現在、各構成市の一般会計に競艇組合からの配分金が計上されるのみであり、組合自体の財政状況は公表されておりません。

 

しかし、先ほど管理者によるご報告にありました、戸田競艇組合が今後導入を進めていく企業会計とは、「説明責任」を果たすことを主たる目的とした会計手法です。

 

昨今の情報公開の時代にあって、戸田競艇組合としても、今後、財政状況を公表していくことを検討すべきと考えます。

 

最後に、本来「賭博及び富くじに関する罪」に該当する公営競技が、モーターボート競走法などの特別法の規定によってその存在を許されている理由は、国や地方自治体に財政的貢献をすることにあります。

 

契約方法、また契約情報や財政状況の公表に関して、戸田競艇組合はさらなる改善を行う必要があると考え、以上を1回目の質問とさせていただきます。

 

《2回目(再質問)》

 

(1)①「指名競争入札」とする理由について

 

●指名競争入札には、「指名される者が固定化する傾向がある」ことや「談合が容易である」という短所がある。

 

●他自治体では、指名を受けられずに入札に参加でなかった業者が、損害賠償請求を起こした事例がいくつかあり、このように「指名の基準」に関する曖昧さが残る。

 

●一般競争入札を導入するとなると、埼玉県の電子入札システムを利用することになると思うが、イニシャルコストに関しては、電子入札システムを昨年導入した埼玉西部消防組合の例では約250万円、それ以外に経常的に掛かる負担金としては、既に構成市の自治体が負担している人口割を除くと、均等割りの約50万円が毎年掛かる程度である。

 

●一般競争入札を導入する際の懸念事項として、地元業者を優先できないことや落札業者の質の低下があると思うが、地域要件や施工実績要件などによる「制限付き一般競争入札」を行うことも可能。

 

【再質問】戸田競艇組合が、契約の方法として「指名競争入札」を選択する理由を改めて伺う。併せて、今後の契約情報の公表についても伺う。

 

《3回目(要望)》

 

●開催日程との調整等については、市や県の単独で競艇事業を施行しているところでは、おそらく、一般競争入札を原則としつつも、期間を短縮する必要がある場合などは例外的に指名競争入札とするなどの対応をしていると思われるので、そのような施行者を参考にして欲しい。

 

●また、例えば増収対策やコスト縮減策などの技術提案を含めた入札方式などを行っている事例もあるので、今後研究して欲しい。

 

●契約に関わる情報の公開についても、仮に今後、競艇組合のサイトを立ち上げれば、財政状況とともに、契約結果を掲載するだけで済むので、是非検討して欲しい。

 

 

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「議会を知っtoco市議会見学ツアー」が始まりました

議会と選挙]2015年6月8日(月)

先月、戸田市議会事務局が「議会を知っtoco市議会見学ツアー」を始めました。

 

「議場の見学」と「市議会のしくみの説明」がセットになった市民向け講座です。
説明用の資料も分かりやすいものに仕上がっています。

所用時間は15分~30分とのことなので、お気軽に申し込んでいただき、戸田市議会をより身近に感じていただければと思います^^

 

申し込みは、窓口(市役所6階)、メール、FAXにより可能です。詳しくはこちらをご覧ください

 

明日は、戸田競艇組合議会の第2回定例会が開かれます。
先日お伝えした通り、契約方法と情報公開に関する一般質問を行います。
戸田市議会と異なり議会中継等はありませんので、ご関心のある方はぜひ傍聴にいらしてください。
登壇はおそらく10時過ぎ、傍聴席は戸田市役所8階です。

 

 

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