[選挙, 議会と選挙]2016年12月30日(金)
今度の選挙は、楽しい選挙にしたいなと考えています。
選挙カーは用いませんが、選挙事務所は設けます。
場所は、中央通り沿いの二枚橋近くで、馬場町会の区域内です。
このような好立地の空き店舗と出会えたことも運命的だったのですが、住所は「戸田市新曽南1-11-1」、元の店舗名は「ラッキー靴店」と、なんとも縁起が良いです。
元々は貸し出しをされていない空き店舗でしたので、水道・電気・ガスだけでなく、清掃やクロス張替え等も必要となりますが、オーナーさんを始めそれぞれの業者さんがみなさん良い方ばかりで、本当に助けられています。
年始は、オフィス家具などのレンタルや看板設置の準備を進めます。
なお、選挙期間中は、事務所スタッフとして、私の両親と妻・娘に常駐してもらいます。私も、ちょくちょく顔を出す予定です。
政治の話だけでなく、さっくばらんにおしゃべりできる楽しい選挙事務所にしたいなと考えています^^
12月議会のご報告などがいくつか残っていますが、とりあえず本年はこの投稿で最後とさせていただきます。
一年間、大変お世話になりました。
それでは、みなさんよいお年を!
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[安全と防災]2016年12月27日(火)
週末から週明けにかけて、選挙関係の諸事務をこなしていました。
平日は、これまでに頂いていたご意見の対応を進めています。
そのなかで、個人的に興味深かった案件についてご報告します。
テーマは「非常階段」です。
ご意見内容
スポーツセンターにおいて仲間数人でウォーキングをしており、そのなかで、外階段の5~6段を使った昇降運動を行っていたが、その階段が今年2月に閉鎖された。貼り紙には「非常階段:一般での利用を禁止します」とあるが、これまでのように平常時にも使えるよう開放してほしい。(スポーツセンターに何度か要望したが駄目だった)
私の考え
「非常階段」なのであれば、表立って平常時利用を認めることは難しいかもしれないが、「スポーツセンター」なのだから、高齢者の健康づくりのための平常時利用を黙認するぐらいのことはすべきではないか。
ヒアリング(消防本部予防課)
消防法には、避難の邪魔になるような物を非常階段に置いてはならないとの規定はあるが、非常階段の平常時利用に関する規定はない。
ヒアリング(まちづくり推進課)
建築基準法には、非常階段の構造に関する規定はあるが、非常階段の平常時利用に関する規定はない。
ヒアリング(文化スポーツ課)
非常階段が老朽化しているため、修繕費用の予算要求を2年連続で行っているが、予算がつかない。修繕が行われるまでに老朽化が進行しないよう、非常階段を閉鎖した。
ヒアリング(資産管理課)
この非常階段を修繕するとなると、作り直しが必要になり莫大な費用が掛かる。スポーツセンターの大規模修繕を何年後かに予定しており、経費節減のため、それと同時に修繕を行いたい。
というわけで、非常階段閉鎖の理由は「老朽化対策」であったことが分かりましたが、そうなると、非常階段に掲げられた張り紙「非常階段:一般での利用を禁止します」は、誤った説明です。
非常階段の平常時利用を禁じる法律(や条例)は存在しないわけですから、スポーツセンター側がそれを禁じるのであれば、それなりの合理的な理由が求められることになります。
もし今回、きちんと「老朽化のため、平常時の利用はご遠慮ください」との説明が掲げられていれば、ご意見者に誤解を与えることはなかったのだと思います。
ご意見者には、これらの経緯を説明しご納得いただきました。
また、担当の職員さんには、張り紙の表記変更をお願いしました。
なお、スポーツセンターには、この非常階段以外に、屋内にも避難経路が確保されているため、この非常階段自体は、「避難用として無くてはならないもの」ではありません。
もしかしたら、何年後かのスポーツセンター大規模修繕の際に、この非常階段を撤去する、もしくは修繕を行わずに放置する、ということもあり得るかもしれません。
(その昔は、プロレス興業などの際の、大人数のお客さん用の導線としてこの階段を用いていたとのことです)
余談ですが、このご意見者の方は、先週、議会の会派控室に飛び込みでお越しくださいました。
私に相談をしようと思ってくださった理由は、(私の住む)馬場町会にいらっしゃるご友人から、「真木さんはちゃんと動いてくれる」との話をお聞きになったからだそうです。
そのようなクチコミがあるということが、すごく嬉しかったです。
また、ご意見を伺った後、その方がお住まいの町会の新年会をご案内いただきましたが、そちらは丁重にお断りさせていただきました。
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[まちづくり, 行財政改革]2016年12月21日(水)
戸田市の公共施設の行く末を決めるとても重要な計画に関するパブリック・コメントが、今月15日から開始しています。
正式名称は、「戸田市公共施設等総合管理計画及び公共施設再編プラン(骨子案)」です。
戸田市のハコモノやインフラをこのまま無計画に維持管理していくと、30年間で350億円以上もの財源が不足することが見込まれており、これからは、ハコモノやインフラの更新・長寿命化・統廃合などを、長期的視点に立ち計画的に実施していくことで、財政負担の軽減や平準化を図る必要があります。
本計画案では、そのための全体方針やハコモノ毎の再編プランを定めています。
以下に掲載した画像は、戸田市民のみなさんにとって最も関心が高いと思われる、ハコモノ毎の再編プランの一覧です。
この一覧には、各小中学校の建替え時期、福祉センターや図書館本館への指定管理導入を検討している時期、公立保育園の民間運営への移行時期、保養所である白田の湯の廃止検討時期、市営住宅の廃止検討時期、等々が示されています。
この個別プランに対して異議を持たれる方もいらっしゃると思いますので、その場合は、全体方針をきちんとお読みになったうえで、パブリック・コメントにご意見をお寄せいただければと思います。
私からは、この個別プランではなく、公共施設再編全体の「基本方針」に関して、少し考えを述べさせていただきます。
実は、この計画については、議員全員に対する事前説明が本年9月に行われました。
その際に示された計画案には、公共施設再編の「基本方針」が8つ掲げられており、その中に「土地の利活用」という項目がありました。
具体的には、「土地の利活用:施設廃止後に更地となった跡地の有効活用及び未利用地としての民間売却を検討する」というものです。
この項目に対して私は、「土地の有効活用として、更地となった跡地に別の公共施設を建てるということになるのであれば、それは戸田市がこれから進めようとしているコンパクトシティ化に反することになる。公共施設は、空いた土地ではなく、駅前などの交通の便の良い場所や地域の中心地などの“良い場所”に配置するという理念を持つべき」という主旨の発言をしました。
この意見は、後日、私が委員を務めている戸田市土地計画審議会のなかで「コンパクトシティ化計画(立地適正化計画)」を審議した際にも述べました。(※会議録p.3参照)
結果として、今回パブリック・コメントに出された骨子版の「基本方針」からは、「土地の利活用」という項目が削除され、代わりに、「未利用地や低利用地などの民間売却」を趣旨とする文言となって他の項目のなかに加えられました。
コンパクトシティ化計画(立地適正化計画)自体の策定は3年先となるため、今回の公共施設再編計画がそれとの完全な整合を図れないのは致し方ないものの、やはり、「どのような公共施設にするか」と同じくらい「公共施設の場所をどこにするか」は大事です。
これからは、ハコモノ担当、都市計画担当、交通担当などのそれぞれの課がしっかりと連携し、一体的にまちづくりを進めていくことが必要です。
受益者である市民にとって、それらの区分けはありません。
◎戸田市公共施設等総合管理計画及び公共施設再編プラン[骨子案]パブリック・コメント(戸田市公式サイト)
◎都市計画審議会の開催状況 平成28年度(戸田市公式サイト)
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[子育て, まちづくり]2016年12月20日(火)
いよいよ、福祉センターでの居場所づくり事業が動き出しました。
この冬休みに、新曽福祉センターと東部福祉センターにおいて「冬休みとだっ子ひろば」が開催されます。
冬休み期間中5日間の10時から19時まで、小中学生の居場所として、新曽福祉センターでは主に「自習室」と「自由スペース」が提供され、東部福祉センターでは主に「自習タイム」と「学習イベント」が開催されます。
企画と運営は、戸田市民によって構成される「福祉まちづくり市民会議」のなかの「子どもから高齢者までの居場所づくり」チームの方々(19名)が、新曽班と東部班に分かれて行ってくださっているとのことです。
子供や子育て世代にとって立ち寄りづらい福祉センターを多世代に開放することに関し、地域の多くのお母さん方からのご要望を受けて市へ提言し続けてきた私にとって、この事業開始は本当に感慨深いです。
また、福祉センターの部屋を朝から夜まで使用すること(しかも茶道室まで!)、付き添いの保護者も見守り要員として受け入れること、保護者同伴であれば未就学児の参加も可能であること、書初め教室など他団体の協力を得ていることなど、これまでの居場所事業には無かった大胆さや柔軟性があるのは、やはりこの事業が行政主体ではなく市民主体で企画・運営されているからこそだと思います。
今後は、ボランティアやスタッフを広く集め、「現代版寺子屋」として毎日の開催を目標とされているようですので、大学生ボランティアの活用や、既存の「青少年の居場所」との連携を期待するとともに、可能であれば、私も勉強の見守りなどでご協力できればと考えています。
「公共施設」と「市民力」という戸田市の持つ資源が活かされた素晴らしい事業だと思います。今後の発展に大いに期待します。
※最後に補足ですが、この事業とは別に、「福祉センターへの乳幼児スペースの常設」「遊び場としての放課後や夏休みの体育館開放」については、今後も引き続き求めていきます。
◎冬休みとだっ子ひろばを開催します(戸田市公式サイト)
◎福祉まちづくり市民会議(戸田市公式サイト)
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[議会と選挙]2016年12月19日(月)
先週の木曜日12月15日に、今任期最後となる平成28年12月定例会が閉会しました。
閉会に当たり、今任期をもって勇退される議員より、退職のご挨拶がありました。
ご挨拶順に、
中山祐介議員(1期、戸田の会)
望月久晴議員(7期、共産党)
秋元良夫議員(5期、平成会)
石井民雄議長(8期、志政クラブ)
です。
※栗原隆司議員(5期、志政クラブ)は、本会議を欠席されたため、残念ながらご挨拶はありませんでした。
議員を志されたきっかけや、任期中に力を注いでこられた活動、市議会議員を務めてこられたことへの思いやこれからの人生、戸田市の歴史、まわりの方々への感謝や現職議員に対する次期への激励など、いずれのご挨拶もそれぞれに素晴らしいものでした。
ところで、よく他自治体の議員から、「戸田市議会はまとまっている」と言われます。
この4年間、実際にそうだったと思います。
個々の政策や議案に対する考え方は異なっていても、戸田市のことを第一に考えることに関しては共通していたと思います。
だからこそ、例えば、委員会の年間活動テーマに関しては、会派や党派を越えて一丸となって取り組むことができたのだと思いますし、また、私のような一期生議員の発言や提案でも、戸田にとって良いものであれば、賛同し後押ししてくださったのだと思います。
私の議員としての人生をこのような議会でスタートできたのは幸せなことであり、今回勇退される議員のみなさんには深く感謝しています。
議員という存在は、それぞれが、ある地域であったり世代であったり団体であったりを代表しているわけですので、「市民の声を議会で伝える」ための資質が必要ですが、勇退される議員の今回のご挨拶を聞きながら、さすがみなさんお話が上手だと思ったのと同時に、実直に思いを述べられている姿に感銘し心を打たれました。
ご挨拶は、以下のリンクから録画映像をご覧になれます。
◎平成28年12月定例会 退職議員あいさつ(戸田市議会公式サイト)
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