“多世代交流”が最高の形で結実 ~「あいパルフェスタ」~

まちづくり]2016年3月13日(日)

本日は、市役所で開かれた「戸田朝市」とあいパルで開催された「あいパルフェスタ」に参加しました。

 

昨年オープンのあいパルで初めて開催された「あいパルフェスタ」は、写真の通り大盛況!
施設内のあちこちでイベントが開催されており、1日中飽きずに楽しめる素晴らしいフェスタでした。

 

以前の上戸田公民館のときの「公民館まつり」と比べて明らかに客層の幅が広く、またそれらの方々が違和感なく同居しており、“多世代交流”というコンセプトに基づいてこれまで行われてきたあいパルの施設運営が、最高の形で結実していました。

 

そして今回ほど、「市直営」と「指定管理(=民間による管理運営)」との差を実感したことはありません。
是非このあいパルの成功を、残る3つの公民館(福祉センター)にも波及させて欲しいと願うところです。

 

3か月に1回開催される「戸田朝市」も、いつも通りの活況でした。

 

今回は、「彩湖に東京オリンピック・ボート競技を誘致する会」の署名活動も行われており、私も夫婦で署名しました。

 

そして幸運なことに、私の大好きなカッパが署名する決定的瞬間を目撃することができました。
その際に、カッパの本名と住所を覗き見てしまいましたが、個人情報なのでこちらでの公開は控えます。
ただ、朝市が開催された戸田市役所までは歩いて来れて、かつボート競技場が誘致されたとしても生活が脅かされない所でした。

 

 

なお、前回の朝市で初めて開催された「チャリ検」は、今回はブースのみの出展で、次回の6月の朝市で大々的に実施する予定とのことです^^

 

 

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子供達は学校の先生であろうと民間の先生であろうと素直に受け入れる

教育]2016年3月10日(木)

本日は議会の休会日だったので、笹目東小学校で実施されている「春の学力ぐんぐんアップ授業」を見学させていただきました。

 

これは、以前にこちらで取り上げた「Teach For Japan」との連携による放課後の補習授業で、埼玉県内では初の取り組みです。

 

教師を目指す民間経験者を研修し学校へ派遣するTeach For Japanにとっては、研修生に学校現場の経験を積ませることができるというメリットが、そして笹目東小学校にとっては、多くの指導員を配置することによるきめ細かい補習授業を、“人件費を掛けずに”実施することができるというメリットがあり、まさにWin-Winの関係です。


また、子供達にとっては、学力面のみならず、ふだん接することのない大人とのコミュニケーションを図ることによる情操面でのメリットもあると思います。


今回は、3学年から5学年の希望者(95名)が、それぞれの学年で習熟度別に3クラスに分かれたうえで、「2コマ×5日間」の補習授業が行われています。


笹目東小の校長先生いわく、今後も、教職員が通知表を作成する期間を活用して継続的に実施していきたいとのことでした。


今回の取り組みを見学させていただき、以前の私であればもっと感激したところなのですが、正直、このような光景を見るのに慣れてしまった自分がいることに気付きました


日本の教育行政においてなかなか進んでいなかった民間機関との連携が、戸田市の教育現場では“日常的に”行われるようになってきているからです。
むしろ、「行政と民間との連携」という(一般の行政にとっては)当たり前のことが、今後戸田市の小中学校で自然に行われている光景を想像し、感慨に浸りました。


一方で、子供達はそんなこととは関係なく、学校の先生であろうと民間の先生であろうと、素直に受け入れています。
それが全てだと思います。


記者発表資料:笹目東小「春の学力ぐんぐんアップ授業」(戸田市公式サイト)


教師になりたい社会人と“こども”のままの教師 ~Teach For Japan~(真木大輔公式ブログ)

 

 

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包括的な交通まちづくりビジョンの策定 ~3月議会 一般質問②~

交通と自転車, まちづくり]2016年3月9日(水)

3月議会で行った一般質問のご報告(2回目)です。

 

提案したのは「公共交通のみならず自転車や徒歩をも含んだ包括的な交通まちづくりビジョンの策定」です。

 

日本は、先進国と比べていまだ過度なマイカー依存にある国です。
これは、日本が高度経済成長期からクルマ中心の国づくりしか行ってこなかったためですが、これからは、マイカー依存からの脱却に向けた国づくりを行うことが求められます。

 

実際に、国はここ数年で、「交通政策基本法」の制定や、「地域公共交通の活性化及び再生に関する法律」「都市年再生特別措置法」の改正など、公共交通の充実やコンパクトシティの推進に向けた法整備を行っています。

 

それに先立ち、いくつかの先進自治体が交通まちづくりのビジョン等を策定していますが、現時点では、多くが「公共交通のみ」のビジョンであり、「公共交通・自転車・徒歩」を含む包括的なビジョンを策定している自治体はいまだ少数です。

 

そこで今回の提案を行ったのですが、それに対する答弁は

 

●交通に関する総合的な交通施策は重要であるものと認識
●都市計画と交通施策の一体化が必要。
●自動車の利用に過度に依存しないことも必要。
●あらゆる年代が多様な交通手段により移動しやすい環境を整えるとともに、社会情勢の変化等に柔軟に対応可能な交通まちづくりのビジョンを検討。

 

というものでした。

 

この答弁は、戸田市の未来にとって非常に大きな意義を持つのではないかと思います。

 

私は、高齢者などの交通弱者(移動制約者)の交通手段を確保するという後向きな視点ではなく、もっと前向きな視点ですべての人が移動しやすいまちをつくれば、高齢者だけでなく世の中全体がハッピーになると考えています。

 

議場では、マイカー依存社会の負の側面や、公共交通・自転車・徒歩が便利なまちにすることで社会にどのようなメリットがもたらされるかについて、説明を行っています。
ご関心のある方は、以下リンク先の録画映像をご覧ください。

 

議会録画放映[3月7日午前](戸田市議会公式サイト

 

議場配布資料(真木大輔公式サイト)

 

 

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調査回収率の向上 ~3月議会 一般質問①~

行財政改革]2016年3月8日(火)

3月議会で行った一般質問に関して、これから3回に分けてご報告します。

 

まずは、「調査回収率の向上」についてです。

 

選挙における「投票」が、間接民主制における住民の意思表明手段だとすれば、行政が実施する調査やアンケート等への「回答」は、いわば直接民主制における住民の意思表明手段と言えます。

 

しかし、選挙の投票率と同様に、調査の回収率は年々減少しており、現在戸田市には回収率が20%台の調査がいくつかあります。

 

調査の回収率が低いほど、回答者の属性に偏りが生じている可能性が高くなり、調査結果の信頼性は失われてしまいます。

 

調査には税金が使われており、また調査結果が行政の事業計画等に反映されることを考えれば、より住民全体のための事業を運営するため「回収率の向上」に努めることが行政には求められます。

 

そこで議場では、調査率に対する意識醸成と調査率向上策の共有のために、掲載画像にある「回収率一覧シート」の作成などを提案しました。

 

この提案を、執行部には行政改革の一つと捉えていただき、答弁は、

 

●「回収率一覧シート」の作成・公表
●情報統計政策課による回収率の一元把握
●ホームページやSNSによる「Web調査」の導入検討

 

と、大変前向きなものでした。

 

「調査回収率」は、一見地味でも大事なテーマであるという信念を持って今回の質問を行ったのですが、質問後には何人かの方からお褒めの声を頂き、世の中は正しかったと安堵したところです(笑)

 

議場では、図表を用いてもう少し掘り下げた説明を行っています。
ご興味を持たれた方は、以下リンク先の録画映像をご覧ください。

 

議会録画放映[3月7日午前](戸田市議会公式サイト)

 

議場配布資料(真木大輔公式サイト)

 

 

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「戸田市に出し抜いて欲しい」という思い ~一般質問登壇~

子育て, 交通と自転車, まちづくり, 行財政改革, 福祉と医療]2016年3月7日(月)

本日、一般質問に登壇しました。
前向きな答弁を頂けた質問もあれば、現状を明らかにする質問もありました。

 

戸田市が抱える課題は、世の中全体が抱える課題であることが多いです。
今回扱った3つのテーマは、いずれもがそれに該当します


それゆえ、質問を行った背後には、「戸田市に出し抜いて欲しい」という強い思いを持っていました。


質問と答弁については、後日あらためてこちらでご報告します。
それまでは、以下リンク先の録画映像をご覧ください。


議会録画放映[3月7日午前]


議場配布資料(真木大輔公式サイト)

 

 

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