美里町議会との交流事業でキムチ作りを体験

議会と選挙]2016年7月27日(水)

本日は、戸田市が24年前から姉妹都市提携を結んでいる「埼玉県美里町」との議会交流事業に参加しました。

 

この議会交流事業は、年に1回実施しているものですが、今年は戸田市議会が美里町へお伺いする年です。

 

一日をかけて、美里町の観光資源である、ブルーベリー狩り、遺跡資料館見学、キムチ作りを体験しましたが、特にキムチ作りは、美里町議員の方々とおしゃべりをしながらの共同作業で、とても懇親が深まりました^^
(※写真で私が着ているかっぽう着は、妻から借りたものです。)

 

戸田市と美里町では、議員間だけではなく市民間での交流事業も盛んに実施されていますので、機会があればぜひ皆さんもご参加ください。
美里町は、同じ埼玉県にあっても、自然にあふれ、野菜の美味しい、とても良いまちです。

 

 

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「建築点検」実施の必要性 ~消防本部の外壁タイル落下~

行財政改革]2016年7月26日(火)

先週金曜日の市民生活常任委員会における執行部からの報告案件のうち、本日は「消防本部の改修工事」についてです。

 

報告内容は、「昨年に消防本部の外壁タイルが落下し、外壁調査を実施した結果、外壁の劣化が認められたため、同時に劣化が認められた屋上防水部分と併せて改修工事(4635万円)を行いたく、9月議会に補正予算を提出する。」というものです。

 

外壁や屋上の劣化がある以上、改修工事の実施はやむを得ません。
ただし、委員会の質疑応答のなかで明らかになった以下の事実は看過できません。

 

●「戸田市 公共施設中長期保全計画」のなかに消防本部は含まれていない。(ただし、消防本部より築年数の古い東部分署と西部分署は計画に含まれている。)

 

●建物の定期的な点検は実施してこなかった。

 

「戸田市 公共施設中長期保全計画」とは、公共施設の維持管理を、今回のように場当たり的にではなく、長期的視点に立って計画的に行うことで、維持費の削減と平準化を図るための計画です。

 

しかし戸田市は、計画の策定にあたり、各公共施設の改修工事の必要性の有無を、「定期的な点検」によってではなく、主に「築年数」によって判断しているために、今回のような突発的な改修工事の必要に迫られました。

 

市内には、消防本部よりも築年数の古い建物は数多く存在するため、今回のような事案は、今後もたびたび発生することが予想されます。

 

私が昨年の12月議会の一般質問で提案したのは、「建築基準法に基づく建築点検の実施」です。
建築基準法では、建物の安全性を保ち、危険を未然に防止するため、一級建築士などの専門家に、損傷・腐食・その他の劣化状況の点検(=建築点検)を定期的にさせるよう定められていますが、戸田市の公共施設や学校施設の多くではそれが実施されていません。(※詳しく下段リンクの議事録をご覧ください)

 

例えるならば、戸田市は、健康診断を行わずに、年齢だけから判断して治療を行っているようなものです。病気の発見が遅れれば、寿命は縮み、さまざまなコストが掛かります。

 

私の一般質問での提案を受け、現在、建築点検の実施に向けた検討が進められているとのことですが、今回の消防本部の事案によって、その必要性がより鮮明となったのではないかと思います。

 

※なお、掲載写真は、私が後日に現地確認を行った際に撮影したものです。ここに写る建物の外壁2面だけでも、20カ所近くのタイル欠損が確認できます。タイル落下による事故が起きなかったことは幸いです。

 

【一般質問 議事録】建築基準法に基づく建築点検について(真木大輔公式サイト)

 

「専門家による小中学校などの建築点検の実施」2015/12/22(真木大輔公式ブログ)

 

戸田市 公共施設中長期保全計画(戸田市公式サイト)

 

 

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「彩湖・道満グリーンパーク」の管理運営にこれまで以上の努力を

生活と環境, 行財政改革]2016年7月25日(月)

先週金曜日の市民生活常任委員会において、いくつか執行部からの報告案件がありましたが、本日はそのなかの「彩湖・道満グリーンパーク指定管理者の選定」についてご報告します。

 

年間100万人以上の利用がある「彩湖・道満グリーンパーク」は、現在、市の外郭団体である「(公財)戸田市水と緑の公社」が指定管理者として管理運営を行っています

 

今回の委員会での報告は、来期5年間(平成29年度~平成34年度)の指定管理者として、公募を行わず、これまでと同じ「(公財)戸田市水と緑の公社」を選定したいというものです。

 

その選定自体に異論はありませんが、私からは、

 

「選定の過程で今後実施される書類審査やプレゼン審査が、形式的なものとならないような工夫を。」

 

と提案しました。執行部からは、

 

「民間にも負けないような管理運営ができるよう、選定のなかで公社に求めていく。」

 

との、強い思いのこもった答弁があり、他の委員からも、

 

「収益事業としていくべき時期にきている。」

 

との意見がありました。

 

彩湖・道満グリーンパークには、野球場やテニスコートのなどの屋外スポーツ施設(利用料:おおよそ500円~1000円/2h)や、バーベキュー広場(利用料:無料)、ドッグラン(利用料:500円/30min)などがありますが、収入の大部分は土日祝日の駐車場料金(おおよそ100円/h)というのが現状で、戸田市からは毎年1億円以上の持ち出しが生じています。

 

また、近隣の川口市の荒川運動公園では、来年度からバーベキュー場とドッグランが全面オープンし、今後そちらに利用者が流れることも予想されます。

 

今回も含め、私は委員会のなかで、他自治体の住民に向けた広告の実施や広場を貸し切って開催するようなイベントの招致などを提案していますが、他にも遊戯広場の見直しなど、彩湖・道満グリーンパークの管理運営には改善の余地が大きく残っていると考えています。

 

高いポテンシャルを持った彩湖・道満グリーンパークを、戸田市の観光資源として活用し、あわせて収益の改善も図っていけるよう、来期の5年間は、指定管理者にこれまで以上の努力を期待したいと思います。

 

というわけで本日は、市内の友人の誘われて、彩湖・道満グリーンパークでのバーベキューに参加しました(笑)

 

彩湖・道満グリーンパーク 公式ページ

 

荒川運動公園でのドッグラン・BBQ場社会実験の結果と今後の対応について(川口市公式サイト)

 

「巨大フードフェス『まんパク2016』を“視察”しました」2016/5/14(真木大輔公式ブログ)

 

 

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戸田市教育委員会が公式Facebookページを開設しました!

教育, 行財政改革]2016年7月23日(土)

戸田市教育委員会が、「公式Facebookページ」と「公式サイト」を開設しました!

 

特に教育委員会によるFacebookページの開設は、全国でも珍しい取り組みで、私の調べる限り埼玉県では初の事例です。

 

おそらく今後、先進的な教育施策や授業の紹介、教員研修の報告、教育イベントの周知など、「戸田市の教育のPR」が精力的に行われていくものと思われます。

 

戸田市の教育にご関心をお持ちの方は、ぜひ購読なさってください。
(※Facebookページにある「いいね」ボタンを押すことで、今後、新しい投稿がタイムラインに表示されるようになります。)

 

私は、こちらでたびたび戸田市の教育施策を取り上げてきましたが、やはり教育委員会が主体となってPRを行っていくことが必要であると、かねてから感じていました。

 

それによって、市外の方々に対しては「戸田市の教育」が大きなウリになります。
市内の方々に「戸田市の教育」への理解を頂ければ、それが教育改革のさらなる推進力となります。

 

私も市内のひとりとして、今後の投稿を楽しみにしています^^

 

なお一点注意事項ですが、利用規約で「投稿やコメントに対して原則として返信はしません」とあらかじめ謳われていますので、仮にコメントに対する返信がなくても、「なんて冷たい教育委員会なんだ」とは勘違いなさらないようにお願いします(笑)

 

戸田市教育委員会 公式Facebookページ

 

戸田市教育委員会 公式サイト

 

「戸田市の子育てPRにあと一つ必要なもの」2016/1/18(真木大輔公式ブログ)

 

 

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プログラミング教育の産官学民連携 ~サイエンスフェスティバル2016~

教育]2016年7月23日(土)

昨日見学させていただいた「サイエンスフェスティバル2016~子ども大学とだ~」は、小雨の天候にも関わらず大盛況でした。

 

火おこしからプログラミングまで、“時代を超えた”科学の体験教室が数多く開かれました。
私から見ても楽しそうな体験教室ばかりで、おそらく参加した子供たちは「3時間では全部まわりきれない!」という思いを抱いたのではないかと思います。

 

私は、公務の都合で1時間しか見学できませんでした。その後の電車移動の際には、大学生と思しき青年たちがスマホ片手に歩きながら「ポケモンGO」に熱中する姿を見かけましたが、同じ時間に「科学」に熱中している戸田市の子供たちとは好対照だと感じました(笑)

 

今回のサイエンスフェスティバルで私が注目していたのは、「プログラミングでアニメーションを作ろう」というプログラミング体験教室です。

 

これは、《ICT活用で戸田市に新たな価値をサービスの創造を》という目標を掲げ、あいパルやコンパルなどの公共施設で精力的に教育活動をされている「Code for TODA」という任意団体が、サイエンスフェスティバルで初めて開催したものです。

 

文科省が提供する「プログラミン」という教材が使用され、熟練した指導スキルと、豊富なスタッフ人員のもとで、教室に参加した子供たちは、プログラミングの基本的な概念を楽しく学んでいました。

 

 

また、この「Code for TODA」には、戸ヶ崎教育長もご関心を持たれていたようで、今回のプログラミング体験教室を視察された後に、さっそく戸田市教育委員会との連携について交渉されていました。

 

プログラミング教育は、今後の教育政策において一定の重要な位置を占めるものです。(私がそのように考える理由については、機会があれば述べたいと思います。)
戸田市における、プログラミング教育の「産官学民連携」にも注目したいと思います。

 

Code for TODA 公式サイト

 

サイエンスフェスティバル報告(Code for TODA Facebook公開グループ)

 

サイエンスフェスティバル報告(戸田市教育委員会Facebookページ)

 

 

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