[教育, 福祉と医療]2016年2月14日(日)
土曜日にスポーツセンターで開催された「第2回 戸田市ウィルチェアーラグビーフェスタ」に参加しました。
昨年に開かれた第1回の評判を伺って以来、ぜひ生で観てみたいと思っていました。
パラリンピック強化選手などによるデモンストレーションでは、車いす同士が激しくぶつかり合うダイナミックさと、団体球技特有のゲーム性に魅了され、純粋に観て楽しみした。
また今回は、国庫補助金をもとに戸田市が実施している「インクルーシブ教育システム構築モデル事業」の一環として、市内小中学校の希望者に対する体験会も開かれました。
私も競技用の車いすに乗らせていただき、同じく参加していた同僚議員の車いすと激しくぶつかり合うことで、お互いに日頃のストレスを発散させました。
先日こちらでご報告した「ボッチャ」も、戸田市の新たなインクルーシブ教育(=障害のある者と障害のない者が共に学ぶ教育)の一環として授業に導入されたものですが、このように実際に見たり体験したりすることで、障害者スポーツへの興味や障害者に対する理解が一気に進みます。
障害者スポーツを通して小中学生の「心のバリアフリー」を推進する素晴らしい事業だと思います。
◎障害者スポーツの「ボッチャ」を見学(真木大輔公式ブログ)
◎「インクルーシブ教育システム構築モデル事業」に関する平成27年9月議会での質疑(真木大輔公式サイト)
◇Facebookの元記事はこちら
[交通と自転車]2016年2月11日(木)
本日、「自転車ルール教習所」が立ち上がりました。
こちらでもたびたび紹介している『自転車ルール教本』(頒価100円)は、内容のコンパクトさから大変好評を得ており、発行から3年で累計発行部数は2万部となっています。
その『自転車ルール教本』を教材とし、ご依頼を頂いたところへ「自転車ルール教官」を派遣して教習を行う団体が「自転車ルール教習所」です。
私も、初代「自転車ルール教官」の一人として認定を頂きました^^
『自転車ルール教本』の3つのポイントである、
①自転車は車道左側を走る
②自転車はクルマとコミュニケーションする
③クルマもルールを守る
を、できる限り多くの方にお伝えしていけるよう頑張ります。
※PTAや企業、町会や行政、または個人のグループの方など、ご関心のある方は以下のサイトもしくは私へご連絡をください。
◎「自転車ルール教習所」公式サイト(工事中)
◎「自転車ルール教習所」公式Facebookページ
◎自転車ルール教本
◇Facebookの元記事はこちら
[教育]2016年2月11日(木)
2月議会の補正予算案に計上された、来年度の「ALT派遣業務手数料 (約4500万円)」について、質疑を行いました。
戸田市は全国に先駆けて、平成14年度から全小中校へのALT配置を実施していますが、その雇用形態は、
小学校:業務委託→一部派遣→直接雇用→来年度は派遣
中学校:直接雇用→業務委託→一部派遣→直接雇用(来年度も直接雇用)
と、数年おきに変更されております。
そこで、議場では以下の質疑を行いました。
Q.
来年度の小学校のALTを派遣とする理由は?
A.
①ALTを直接雇用する自治体が増加していることで、戸田市が質の高いALTを直接雇用で確保することが困難になったため。
②ALTが年度途中で退職してしまい、代替ALTの確保が困難な場合、ALTの授業に穴を空けてしまうため。
【②の補足】
ALTの年度途中退職の状況は、H25年度1名、H26年度1名、H27年度3名となっており、実際に、H27年度は市内のある小学校で約1ヵ月の穴が空きました。(これについては、私も保護者の方からご意見を頂いており、担当課に聞き取りを行っていました。)
Q.
これまで雇用形態の変更が続いているが、今後は小学校のALTについて派遣で通していくつもりか?
A.
その通り。
ALTを直接雇用するか派遣にするかについては、どちらにもメリットとデメリットがありますが、雇用形態を数年おきに変更している現状は望ましいものとは言えません。
そこで質疑において、来年度に派遣へ変更となる小学校ALTについては、また数年後に直接雇用に戻すのではなく、今後一貫して派遣としていく意向を持っているかどうかを確認しました。
(なお、小学校ALTの雇用形態がここ数年で「派遣→直接雇用→派遣」と変更されている背景には、おそらく労働派遣法の改正があります。)
私は、質の高いALTであれば、直接雇用することで戸田市に囲っておくべきであると思います。
直接雇用のALTは、地域密着型である方が多く、雇用の継続性も期待できるため、高い教育効果が見込まれます。また、ALTにとっても、労働条件が良く、また市非常勤職員というステータスが得られるため、モチベーションのアップにつながります。
しかし、質の高いALTの確保は決して容易なものではないのも事実であり、また、新しい学習指導要領の実施により、今後小学校の英語の授業時間数が大幅に増加することからも、小学校ALTを派遣とし、一方で、指導内容の程度が高い中学校のALTを直接雇用のままとすることは、現実的な対応の一つと考えます。
少なくとも、戸田市のALTの雇用形態については、いまだ試行錯誤の時期にあるということが言えると思います。(とはいえ、他自治体に先んじた対応はとっています。)
「英語のまち戸田」の実現に向けて、ALTは重要な役割を担っています。
一昨年の3月議会で指摘した「中学校でのALTの活用」に加え、「ALTの雇用形態」についても、今後注視していきたいと思います。
◇Facebookの元記事はこちら
[教育]2016年2月8日(月)
先日の2月議会に提出された補正予算案に計上されていた「補習授業業務委託料(約1200万円)」について、議場で質疑を行いました。
答弁によると、既存の「とだっ子学習クラブ」を民間業者(塾)に委託し、活性化と充実を図る事業とのことです。
来年度から全中学校において、中1と中3は「夏休み」、中2は「通年」での補習授業が実施され、教科は「数学」と「英語」とのことです。
実際に補習授業の中身を見てみないと何とも言えない部分はありますが、現時点で評価できる点は、
●これまで学校によって実施状況がまちまちだった中学校のとだっ子学習クラブをしっかりと事業化する点。
●民間業者(塾)による効果的な授業が期待できる点。
●数学だけでなく英語も実施する点。
特に、最後の点については、市内で教育に携わる方から
「中学英語で落ちこぼれる生徒が多い」
「(小学校の)とだっ子学習クラブでは算数しか扱わない」
とのご意見を頂いていたので、それらの課題が今後はある程度解消されると思います。
近年、戸田市は民間業者(塾)との連携や業務委託を進めており、それは「効果的な授業」という点で大変優れています。
しかし、一定の事業費が掛かるものである以上、やはり「先生1:生徒多」の関係は変わらないのかなと思います。
勉強につまづいている子供達に対しては特に、「先生1:生徒1」に近い形で、(先生から与えられる課題ではなく)子供の分からないところを中心に、子供の理解のペースに合わせて教えてあげられることが理想です。
その点で、地域のボランティアの方々の手をお借りすることができれば大変ありがたいわけです。
来年度から実施される民間業者の補習授業に期待する一方で、このようなボランティア人材による「学びのセーフティネット」の場の提供について、今後も議会等で求めていきたいと思います。
◇Facebookの元記事はこちら
[子育て]2016年2月7日(日)
土曜日にさいたま市で開催された「トークかふぇ~市議さんのお仕事を知ろう~」に、ゲストでお呼びいただきました。
子供達が駆け回るアットホームな雰囲気のなかで、もう一方のゲストである三神尊志さいたま市議と一緒に、市議会議員の仕事や日常についてお話しさせていただきました。
講演後のランチを囲んだときに、参加された方がおっしゃっていた
「議員さんって、こんなにふつうの人なんですね。」
というお言葉で、このイベントの目的が果たされたと感じました。
議員は、みなさんの日常生活に関するご意見をもっと気軽に届けて良い存在です。
最後の挨拶でもお伝えしましたが、
●若い世代が議員に意見を届ける
↓
●議員がその意見を市政に反映させる
↓
●その活動を「投票」で評価する
という循環が日常になることで、まちが少しずつ子育て世代にやさしいまちに近付いていきます。
その第一歩として提案させていただいたのが、みなさんのまちの良さそうな議員さんにメールをしてみるということです。
「メールが来ても本当に嫌じゃないですか?」
と参加された方々から確認されましたが(笑)、はい、本当に嫌じゃないです。
ふつうの人である議員ともっとふつうにコミュニケーションを図っていただくために、ぜひ勇気を出して一歩を踏み出してほしいと思います^^
なお、本イベントには、(写真に写っていない方も含めて)20組以上のご家族が参加され、戸田市からも3組のご家族にお越しいただきました。
イベントの模様は、月曜日にJ:COMのデイリーニュースで放映されるとのことですが、もしかしたらさいたまエリアのみでの放映となるかもしれません。
◇Facebookの元記事はこちら