行政視察【浦安市立中央図書館】

まちづくり]2015年1月16日(金)

本日は、私が2年間所属している文教建設常任委員会として最後の行政視察を行い、浦安市立中央図書館に伺いました。
また今回は、委員会だけでなく、戸田市立図書館の館長と職員さんと一緒に視察を行いました。

 

委員会では、この2年間で9つの図書館(視察順に、小布施町、小郡市、伊万里市、武雄市、札幌市、剣淵町、石狩市、北区、浦安市)を視察させていただきましたが、今回伺った浦安市立中央図書館は、そのなかでも個人的にトップ3に入ると感じます。
(1位は伊万里市、2位タイは 石狩市と浦安市)

 

上位3館に共通しているのは、「あったかい雰囲気」「一日中図書館に居ようと思わせる」「本との出会いを期待してワクワクする」ということです。

 

それらを実現するためには、資料購入費の確保や司書資格を持った正規職員の配置などを含め、様々な取り組みが必要となりますが、それは結局のところ「市として図書館をどれくらい大切だと考えているか」ということに行き着くと思います。

 

 

今回伺った浦安市立中央図書館の雰囲気は、上に掲載した写真で感じ取っていただくとして、ここでは、浦安市立図書館の宣言文を紹介します。
図書館への想いが、すべてここに現れているのでないかと思います。

 

《目指す図書館の姿》

 

①市民が足を運ぶ図書館
②よろこびにつながる出会いの場を提供する図書館
③人が人にできることを大切にする図書館
④資料構築(印刷媒体と電子媒体)のバランスのよい図書館
⑤施設、地域に応じ強みを持てる図書館
⑥未来につながる図書館
⑦自治体、組織の成り立ちを理解する図書館(ありがとうと言われる図書館)
⑧部署としての図書館

 

浦安市立図書館の目指すもの

 

図書館に働く私達は
本を読むこと、情報を得ることは、
人が生きるうえで大きな力になることを
信じています。

 

私達は、「読みたい、知りたい」という希望に対し、
それがどんなに小さなものであっても
謙虚に受けとめ、専門職として培った経験を活かし
その実現への助力を惜しみません。

 

私達は、社会の動きを敏感に察知し、
一人でも多くの市民が「読むこと、知ること」を
享受できる環境を守るため
最善の努力をすることを自らに課します。

 

私達は、市民の得た「知ること」の喜びを
自分の喜びとし、
図書館の仕事を誇りに、
生き生きと働く図書館員を目指します。

 

平成15年7月
中央図書館開館20周年の節目に
浦安市立図書館 職員一同

 

 

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