中央にどんな優秀な人が集まっても、地域の細かなニーズは把握できない。
[その他]2015年6月21日(日)
昨日は、東大の同窓会である埼玉銀杏会の「講和を聞く会」に参加し、戸田駅前にもあるスーパー「ヤオコー」の川野幸夫会長(昭和41年度法学部卒)のお話をお聞きました。
26期連続で増収増益を上げ、スーパー業界で抜きん出ている存在のヤオコーですが、お話しされた内容は「価格より価値」「イノベーションを続ける」「中央集権より地方分権(個店主義)」など、至って真っ当なものでした。
一つ印象に残ったお言葉は、
「中央(本部)にどんなに優秀な人が集まっても、地域の細かなニーズは把握できない。」
というものです。
これは、行政や政治にも当てはまると思いますし、どのような立場にあっても持ち続けていたい視点だと思います。
埼玉会館で年に1回開催される「講和を聞く会」ですが、参加者30名程の中には、東大卒の国会議員や市長などもいらっしゃり、私としては、これらの方々と至近距離でお話し(&観察)できる貴重な機会でもあります。
講演後の質疑応答タイムで私は、
「息子さんを社長に据えている川野会長として、大塚家具のお家騒動をどうお感じになられましたか?」
と質問したかったのですが、時間の都合で不発に終わりました。
が、それで良かったのかもしれません(笑)
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