北区中央図書館の行政視察 ~多くの理想が詰まった図書館~

まちづくり]2014年11月6日(木)

本日の文教建設常任委員会は、午前中に会議を行い、午後は埼京線十条駅近くの「北区中央図書館」へ視察に伺いました。

 

北区中央図書館は、図書館関連の全国的な賞をいくつか受賞しており、実際に伺ってみて、確かに多くの「理想」が詰まった図書館であると感じました。

 

 

「カフェや飲食スペースの設置」「館内への飲料持ち込み許可」「館内コンサート」「子ども図書館」「市民運営ボランティア」「圧迫感のない低目の本棚」「館内放送の抑制」「芝生の庭園」などです。

 

さらには、些細なようですが、「夏休みや受験前などにホール(視聴覚室)を中高生の自習室として開放する」という取り組みも行っていました。

 

これについては、まさに戸田市民の方からご意見を頂いていたもので、私たちが作成中の提言書にも「空き部屋の自習室活用」として盛り込んでおりますが、実際にそのような運用を行っている図書館が身近にあったことには勇気付けられました。

 

ただ、一つだけ決定的に残念なのは、図書館に「どこか温みが感じられない」というところです。
図書館の職員さんが「来館者が減ってきている。ハードは申し分ないが、ソフトの充実が課題。」とおっしゃっていたのは、おそらく、この辺りのことを指しているのかなと思いました。

 

私たち文教建設常任委員会による「理想の図書館に向けた提言書」の作成もいよいよ大詰めです。

 

※なお、昨年に続き今年も、戸田市立図書館における「クリスマスイベント」を、12月20日(土)の午後~夕方に開催します。昨年よりも充実したイベントになる予感です。
追って、正式なご案内をいたしますが、是非ご予定を空けておいていただきますようよろしくお願いいたします(^^)

 

 

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