巨大フードフェス「まんパク2016」を“視察”しました

まちづくり, 産業振興]2016年5月14日(土)

金曜日の夕方~夜にかけて、予備校講師時代の先輩からのお誘いで、立川市の国立昭和記念公園で開催されている巨大フードフェス「まんパク2016」を視察してきました。(※もちろん私費です。念のため。)

 

まんパクとは、「満腹博覧会」の略称で、東京での開催は6年目を迎え、昨年は19日間の開催で約40万人が参加しました。

 

会場では、全国の物産展・イベントでの人気店や、音楽フェスのフードエリアで名物化している「フェス飯」など、50を超える店舗が出店し、その他に、キッズエリアやパフォーマンスステージ、まぐろ解体ショーや縁日コーナーなども用意されていました。

 

私が視察したのは金曜日でしたが、客層はファミリー層がメインで、夜になると仕事帰りの会社員が増えました。

 

 

何故まんパクを“視察”したかと言うと、昭和記念公園と同じような広い芝生スペースを有する、戸田市の彩湖道満グリーンパークで、このような大きな「イベント」が開催される可能性を探りたかったためです。

 

今回視察してみて感じたのは、まんパクが「現代のお祭り」であるということです。

 

これまで、日本のお祭りにはいわゆる「テキ屋」が出店していましたが、ここ最近は、暴力団排除条例の影響などもあってテキ屋の出店が減り、代わりに「地元商店」が出店するという流れがあると感じています。
これはこれで地域経済振興にとって望ましいことではあるのですが、一方で、地元商店の出店ばかりだと“地味”だというのも事実です。

 

それらの流れとは別に、いまや、音楽フェスや大きなお祭りなどの数日間開催される各地のイベントを巡業し、新鮮な魚介や世界の肉料理、ご当地ラーメンやおしゃれなスイーツなど、ある程度クオリティの高いフードを提供する飲食店がいくつも存在しているようで、まさにこれは「現代のテキ屋」と言えます。

 

今回のまんパクは、それら現代のテキ屋を一堂に集めたお祭りというわけです。

 

まんパクを企画・主催しているのは民間企業(文化放送、ロッキングオンジャパン)であり、立川市は後援に過ぎません。
例えば、まんパクを戸田市の彩湖道満グリーンパークで開催するとなれば、そこに人が集まるかどうかが特に重要になってくると思われ、そうなると、駅から遠く交通の便が良いとは言えない彩湖道満グリーンパークには、主催者にとっての魅力が少ないかもしれません。

 

まんパクの開催は難しいとしても、彩湖道満グリーンパークのあの広大な芝生スペースで、何かしらのイベントが開催されれば、私はいち戸田市民としてワクワクしますし、戸田市のブランド力向上にも繋がるのではないかと思います。
そんな視点を、これから持っていこうと思います。

 

あ、最後に、「本マグロ三食丼(2000円)」がめっちゃウマかったです。

 

「まんパク2016」公式サイト

 

 

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