戸田市公園事業ヒアリングと市内公園視察

まちづくり]2016年6月17日(金)

本日は、私の所属する市民生活常任委員会が取り組んでいる「地域に親しまれる公園づくり」の調査として、戸田市の公園事業についてのヒアリングと市内公園の視察を行いました。

 

公園事業についてのヒアリングでは、公園の整備状況や公園の種別、公園の維持管理とその費用などに加えて、公園の「①新規整備」「②遊具交換」「③リニューアル」についても伺いましたので、私のコメントとともに簡単にまとめます。

 

①公園新規整備

 

・市民ワークショップと併せて、近隣の小学校へのアンケートを実施。
・近年の実績は新曽土地区画整理事業地区内のいくつかの公園。

 

【コメント】
現状でほぼOK。

②公園遊具交換

 

・「公園施設長寿命化計画(平成24年度~平成34年度)」に沿って実施。
・同種同等の遊具を行政が選定。市民の意見は募集しない。

 

【コメント】
先日視察した札幌市のように、遊具の選定について、近隣町会に諮ったり公園内にご意見ポストを設置したりといった「市民の声を聞く」改善が必要。

③公園リニューアル

 

・三面以上が道路に接していてかつ広い公園については、ワークショップを開催。
・それ以外の公園については、行政側が提案する3案を隣接町会に諮る。(今年度にリニューアルされる下前公園については、近隣マンションにも諮る。)
・公園リニューアルは、平成2年~平成10年にかけて16公園で実施されていたが、それぞれ数千万円の費用が掛かることから、議会からストップがかかり、平成10年の早瀬公園を最後に、今年度実施の下前公園までリニューアル実績なし。(←驚きの事実)

 

【コメント】
まず、公園リニューアルの実施頻度を上げるべき。そして、原則すべての公園について、新規整備と同様のワークショップを開催すべき。

 

ヒアリング後の市内公園視察では、今年度にリニューアルを実施する「下前公園」、利用者が少ないと思われる「新曽柳原児童遊園地」(掲載画像)、最近新しく整備された「ボール公園」の現地状況を確認しました。

 

今後の提言書作成に向けて、少しずつ委員間に共通の公園観が生まれてきているように感じます。

 

 

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