
■本日は、市長の掲げる来年度の市政運営方針について各会派が質す「総括質問」が行われました。
私の所属する「戸田の会」の総括質問では、会派代表の酒井議員が登壇し、12の項目について質問を行いました。
そのなかで私が担当した「ネウボラ」「自転車レーン」「図書館大規模修繕」「下水道ビジョン」に関して、以下ご報告します。
《ネウボラ》
Q.妊娠から子育てまでのワンストップ相談窓口である「ネウボラ(子育て世代包括支援センター)」を来年度に初めて1か所設置するが、今後ネウボラは各地域に設置すべきでは?
A.平成32年度までに、地域の実情に合わせ検討していきたい。
《自転車レーン》
Q.自転車レーン整備計画の進捗率は?
A.「8か年で10km」を掲げる自転車レーン整備の中期計画において、来年度は4か年目で4.7kmが整備済みとなる予定。進捗率は「47%」となり、ほぼ計画通り。
Q.2年前の総括質問で提案した「17号などの国道やオリンピック通りなどの県道への自転車レーン整備」の進捗は?
A.機会あるごとに国や県に要望を続けた結果、今年度は県道(北戸田の日本銀行前)に0.3km整備され、今後の整備についても前向きな意見を頂いている。
《図書館大規模修繕》
Q.図書館の長寿命化に向けた大規模修繕の設計を来年度に行うとのことだが、図書館が閉鎖される修繕工事期間に合わせて、カフェ設置や読み聞かせスペース設置などの一部改修も実施すべきでは?
A.大変困難だが、研究課題とする。
《下水道ビジョン》
Q.戸田市から約2億円の赤字補填が行われている下水道事業について、来年度に新たに策定される「下水道ビジョン」ではどのような経営戦略を掲げるのか?
A.将来にわたり健全な経営を進めるための中長期的な視点を持った経営を行う。
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以上、非常に嬉しい答弁は「ネウボラ」と「自転車レーン」、非常に残念な答弁は「図書館大規模修繕」、今後に期待の持てる答弁は「下水道ビジョン」でした。
特に「ネウボラ」については、来年度に福祉保健センターに初めて設置されることを評価しつつも、やはり、妊娠や子育てで悩まれている方にとって、相談窓口は“近くにいるおなじみの保健師”であることが望ましいと考えます。
ネウボラの先進自治体である埼玉県和光市は、戸田市よりも面積がはるかに小さいにも関わらず、各地域に計5か所のネウボラを設置し、子育て世代のサポートに取り組んでいます。(※トップ画像参照)
各地域へのネウボラ設置を提案した今回の質問は、戸田市の子育てサービスのさらなる充実の端緒となりうるものと考えています。
◎わこう版ネウボラ ~妊娠期からの切れ目のない支援~(和光市公式サイト)
■なお、戸田の会が今回行った総括質問の全容については、以下の録画映像をご覧ください。
◎議場録画放映一覧表(戸田市議会公式サイト)
■明日の本会議では、10時~12時頃の間に質疑を行います。
質問内容や議会生中継については、以下のリンクをご参照ください。
◎質問通告要旨(戸田市議会公式サイト)
◎議会中継(戸田市議会公式サイト)
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