本日は、豊島区の「学校開放」と「子どもスキップ」を視察するため、豊成小学校と南池袋小学校に伺いました。
豊島区の放課後事業は、理想形に近いかもしれません。
全ての児童が室内遊び場と勉強部屋と校庭(雨の日には体育館)を放課後そのまま利用でき、また学童児童に対する体制も整えられています。
放課後に幼児連れの保護者(および私立や国立に通う小学生)が校庭で遊ぶことも自由で、まさに校庭が「地域のこども公園」として活用されています。(ちなみに、校舎は地域住民などに会議室として利用されています。)
夏休み中の土曜日という利用者の少ない日だったものの、その分、それぞれの小学校の学校開放管理員の方から詳しくお話を伺うことができました。
事業の経緯や学校開放管理員の役割、また学校や学童との連携について、現場を知る方だからこその貴重なご意見を頂きました。なかでも特に、「先生に負担を与えてはいけない」という言葉は印象的でした。
既に都市化を終えた23区の中でも、「子供の遊び場」を置き去りにしてしまった区と、そうでない区があります。
都市化が急速に進んでいる戸田市は、いまその分岐点にあるのではないかと思います。