議会だよりは主権者教育の役割を担う

議会と選挙]2015年11月30日(月)

本日は、埼玉教育会館で行われた「平成27年度 議会広報研修会」に参加しました。

 

議会広報委員の任意参加の研修会ですが、戸田市議会のミスター広報を目指す私は欠かさず参加しています(笑)

 

さすがに、同じ講師による研修会の3回目となると、大体の技術的なことは既知でしたが、今回の収穫は、

 

「議会だよりは主権者教育の役割を担う」

 

ということを認識できたことです。

 

議会で議決された「結果情報」を載せるだけでは、市の広報と何ら変わらず、市民を「お客さん」にとどめてしまう
逆に、議会での議決前の情報や政策決定のプロセスである「経過情報」をより多く載せることで、「考える市民」を育成することができる、というものです。

 

この考えに共感する一方で、「経過情報」を議会だよりにもっと載せるには、ページ数の増加が必要となります。
議会事務局の方に伺ったところ、『とだ議会だより』のページ数(現状は20頁~24頁)を、仮に毎号4ページ増加させるとすると、おおよそ年間60万円程度の予算が必要になるとのことです。

 

議員個人の活動レポートよりも議会だよりの充実が必要だと常々考えている私は、議会での議論を市民のみなさんによりダイナミックに伝えるための費用としての60万円は決して高くない出費だと思いますが、みなさんはいかがお考えでしょうか。

 

議員全員の議案ごとの賛否一覧表や委員会での白熱した議論など、現状の『とだ議会だより』では、載せたくても紙面の都合で載せられない情報が本当にたくさんあります。

 

議会だよりにもう少しだけ予算を!

 

これから、機会があるごとに訴え続けたいと思います。

 

明日の本会議では「質疑」が行われます。私は3件の質疑を実施します。

 

 

◇Facebookの元記事はこちら