質疑を行う動機

議会と選挙]2015年2月25日(水)

市長から提出された予算案や条例案等について行う「質疑(=議場での公開質問)」の通告書を提出しました。

 

議会に提出された予算案や条例案は、それぞれの委員会で詳細に審議されるわけですが、内容によっては、委員会審議が行われる前に、議員や執行部が一堂に会する議場の中で公開質問をしておいた方が良いと考えられるものがあります。

 

とはいえ、何でもかんでも「質疑」をすれば良いというわけでなく、あえて議場で質疑をするからには、何かしらの動機が必要です。
その辺りについては議員各人の判断によりますが、私の場合は、概ね以下の5つのいずれかが、「質疑」を行う際の動機となっています。

 

①新たな論点を引き出すもの
②委員会審議の前に、議員間で共通理解を得ておいた方が良いもの
③行政からのきちんとした説明があるべきもの
④関心の高い事業について、一般質問として取り上げる程ではないが、議場で確認しておきたいもの
⑤自身の提言により実現した事業に関するもの(←いわば犬のマーキングのようなものです^^;)

 

私の今回と過去の「質疑」を、上記の5つに分類すると、以下のようになります。

 

①・・・こどもの国の事業者選定方法、学童保育料の多子軽減
②・・・敬老祝い金の他自治体との比較、消費税増税による公共施設使用料改正、基金利子見込みのずれ
③・・・職員互助会への助成金廃止、上戸田地域交流センターの指定管理者選定、医療費分析業務の遅延
④・・・tocoぷりの詳細、自転車レーン工事の遅れ、ゾーン30の改良、上戸田地域交流センターでの青少年の居場所、駐輪場の不正登録防止
⑤・・・自動ラップ式トイレ

 

さて、今回行う「質疑」の通告内容は以下の通りです。
http://www002.city.toda.saitama.jp/gikai/g07_Shitsumon.asp

 

◇議案第18号 指定管理者の指定について
(1)指定管理者候補者の詳細と選定の理由について。また、指定管理者候補者は図書館事業を運営するノウハウを有しているか。

 

◇議案第19号 平成26年度戸田市一般会計補正予算(第9号)
歳入 款16財産収入、項1財産運用収入、目2利子及び配当金、節1利子及び配当金について
(1)各基金利子の補正額の割合が大きい理由について。

 

◇議案第20号 平成26年度戸田市国民健康保険特別会計補正予算(第5号)
第2表 繰越明許費、国保医療費分析等業務について
(1)繰り越しに至った経緯の詳細について。
(2)今後の医療費分析業務とそれに付随する各業務のスケジュール変更について。

 

◇議案第29号 平成27年度戸田市一般会計予算
款8土木費、項2道路橋りょう費、目2道路維持費、事業1道路維持補修事業
(1)ゾーン30について、平成26年10月に文教・建設常任委員会が提出した「自転車レーン及びゾーン30等についての改善要望」の内容は反映されるか。

 

◇議案第29号 平成27年度戸田市一般会計予算
款9消防費、項1消防費、目4防災費、事業1防災事業
(1)電動ラップ式トイレの導入施設と導入台数について。
(2)職員による使用方法の習熟と機器のメンテナンスについて。

 

 

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