[子育て, まちづくり]2015年11月1日(日)
戸田市が、NPO法人あい・ぽーとステーション(以下、あいぽーと)との協働により「子育て・家族支援者養成講座」を実施します。
あいぽーとは、地域の子育て支援人材を養成する事業を行っているNPO法人で、これまでNHKにも何度も取り上げられています。
今回の戸田市での実施は、港区や千代田区、浦安市、朝霞市などに次ぐもので、全国的に見てもかなり先進的と言えます。
私が昨年の12月議会において「シニア男性の子育て人材養成」を提案させていただいたのですが、これはまさに、あいぽーとを想定してのものです。
数時間の講演を聞いて終わりといったものではなく、40 時間近くの座学や保育園や小学校での実習、レポート提出が課せられ、その後のバックアップ講座も用意された、しっかりとした人材養成講座です。
講師陣も、NHK Eテレ「すくすく子育て」に出演している、大日向雅美氏(あいぽーと理事)や汐見稔幸氏など、大変豪華です。
受講後、国が新たに設けた「子育て支援員」に認定されれば、その後は、市内の子育て施設での働き口には困らないのではないかと思われます。
パートとして子供に関わる仕事に就きたい方、子供との接し方は分からないけど戸田の子供のためになりたいとお考えのシニアの方など、是非受講をご検討ください。
正直、こんなに恵まれた機会はなかなかありません。
申し込みは11月30日(月)まで。定員は30名です。
◎戸田市子育て・家族支援者養成講座(戸田市公式サイト)
◎「子育て支援員」って何?(NHK解説委員室)
◎NPO法人あい・ぽーとステーション 公式サイト
◎平成26年12月議会 一般質問 議事録 【6頁~8頁】(真木大輔公式サイト)
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[まちづくり]2015年10月23日(金)
このところ、打合せや手続きなどで、上戸田の「あいパル」や新曽南の「さくらパル」を利用することがあるのですが、とても良い感じです。
市直営でなく指定管理(=まるごと民間委託)であることの良さが出ているというか、施設の雰囲気や窓口での対応に関して、スタッフの方々が常に市民目線を持っている感じがします。
そしてさらに素晴らしいのが、きちんとした「施設の理念」を持っているところです。
例えば、公園という施設の理念は何なのか、図書館という施設の理念は何なのか、そこが明確になっていないと、施設運営は「利用者からの苦情」に振り回されるものになりがちです。
画像は、あいパルのご意見コーナーに貼られた2件の苦情ですが、その回答においては、苦情への対応に留まらずしっかりと「施設の理念」を伝えています。
このような理念を持った対応をあいパルに今後も続けていただくことで、理解を得た利用者の間に、ある種の“頃合い”が生まれてくれることを願っています。
あいパルのような多世代交流を謳った施設においてすら、子供達が「追い出される」結果となってしまうのであれば、もう戸田市の公共施設には希望が無くなってしまいます。
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[まちづくり]2015年10月19日(月)
昨日は、新曽地区の市民体育祭に参加しました。
新住民の私にとっては、昨年に続いて2回目の参加です。
私の所属する馬場町会は、総合で5位(全7町会中)と残念な結果に終わってしまいましたが、町会の方々との交流が深まった楽しい体育祭でした。
個人的に一番燃えたのは、ロマンス競争です。
隣の町会の先輩議員に本気の戦いを挑みましたが、僅差で敗れ2位。ロマンスを楽しむ余裕を持てなかったのが敗因かもしれません(笑)
各種目の参加賞として生活用品が貰えるのも、市民体育祭の魅力です。
今年は5種目に参加させていただき、ラップとキッチンペーパーと固形石鹸とパスタと味噌をゲットし、妻を喜ばせることができました。
市民体育祭を支えてくださっているみなさんに感謝しつつ、また来年の参加を楽しみにしています^^
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[まちづくり]2015年10月17日(土)
平成28年度~平成33年度の市政運営における最上位の計画となる「戸田市第4次総合振興計画後期基本計画」の案が作成されました。
この基本計画案に先立ち、昨年度には市民・行政・議会の三者が8回にわたる「協働会議」を行って提言書を作成し、市長に提出しておりました。
昨日は、その「協働会議」の委員で再び集まり、提言書の内容がきちんと基本計画案に反映されているかを仔細に確認した後、意見交換を行いました。
今回のように検証まで行う会議は、戸田市ではおそらく初めてということですが、提言に実効性を持たせるための良い試みだと思います。
現在パブリックコメントが実施されている基本計画案は、その後議会への報告を経て、今年度末に「戸田市第4次総合振興計画後期基本計画」として完成します。
昨日の意見交換で出された委員の意見ですが、「基本計画が完成したらあとは行政におまかせ」ではなく、基本計画をきちんと市政に反映させるにも市民や議会の努力が必要不可欠です。
このたびの「協働会議」は、戸田市が新たに歩み始めた“協働”の第一歩です。そこに委員として参加できたことを、大変光栄に感じています。
◎「戸田市第4次総合振興計画後期基本計画(案)」についての意見募集(戸田市公式サイト)
◎協働会議の提言書を神保市長に提出(真木大輔公式サイト)
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[交通と自転車, まちづくり]2015年10月10日(土)
本日は、ひさしぶりに「上戸田地域交流センター あいパル」に立ち寄りました。
オープン当初のにぎわいが保たれ、幅広い世代に利用されているのが分かり、安心しました。
(ついでに、マスコットの投票もしてきました^^)
特に印象的だったのは、以下の3点です。
①図書館分館
読み聞かせ部屋では、多くのファミリーが読み聞かせをしており、また、館内には利用者の立ち話の声が飛び交っていて、しかもそれが自然で気にならない雰囲気でした。
これは、図書館本館の、読み聞かせや立ち話がはばかられる現状とは大きく異なります。本館の「また来たくなる図書館」に向けての改善を待ちたいと思います。
②多世代交流スペース(上掲写真)
自由に開放されている2階の和室には、勉強をしている小中学生グループが3組と、成人男性、その近くのテーブル席には、昼食をとっている高齢者などがいらっしゃいました。
私は、既存の福祉センターにおける「多世代利用に向けた見直し」を提言していますが、あいパルが理想の形に近いのかと思います。
つまり、和室などのフリースペースには、大人や勉強やゲームをする小中学生グループが集い、乳幼児向けには、おもちゃやベッドを備えた別室を用意するという形です。
③ふれあいバスの一般開放
あいパルと福祉センターを1日2回巡回する「ふれあいバス」は、これまで「60歳以上」の利用に限定されていたのですが、9月からはすべての市民が利用できるようになりました。
市民サービスや費用対効果の向上という点に加え、公共交通の充実という点でも素晴らしい改善です。
今後もあいパルには、戸田市の新しい公共施設のモデルとして頑張ってほしいです。
ただし一点、有料である貸室や駐車場に空きが目立ったのは少し気になりました。
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