「自転車は左」第2回総会

交通と自転車]2015年5月23日(土)

本日は、私が所属しているグループ「自転車は左」の第2回総会が、多摩市の自転車カフェ「HILL TOP」で開かれました。
(昨年の第1回総会は、戸田市文化会館で開かれました^^)

 

まず午前の部では、6月1日に施行される改正道路交通法に関する勉強会を行い、同時に、本グループとして、その新制度を推進する立場をとっていくことを確認しました。

 

続いて午後の部では、私が本グループからのサポートのもと昨年の議会で提言し、マニフェスト大賞(優秀政策提言賞・優秀プレゼン賞)を受賞した戸田市の取り組み「公用自転車前カゴへの《自転車は左》掲示」のスライド発表をさせていただきました。

 

その後は、「どうすればみんなが楽しく安全に自転車に乗れるか」について白熱した議論が交わされました。
このような場に身を置かせていただいてるおかげで、間違った方向に進まずにいられます。

 

2015-05-23

 

 

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期待している国の制度

教育, 子育て, 交通と自転車]2015年5月5日(火)

国の制度が整備されることで、市区町村の施策が充実することがあります。

 

私が、いま大いに期待している国の動きは3つあります。

 

(1)「チームとしての学校・教職員の在り方に関する作業部会」(上記画像)

 

この審議会の主な議題は、「教員の負担軽減」です。
昨今、教員の負担増加が問題となっていますが、今後、各種専門員の配置や事務作業の分業・連携・効率化などを進めることで、教員がこれまでよりも学級経営に専念できるよう、現場の実情を踏まえた議論が行われています。

 

(2)「成育基本法成立にむけた議員連盟
新たな少子化社会対策大綱策定のための検討会

 

日本の従来の子育て支援策は「縦割り的」であることが問題でしたが、今後はフィンランドの「ネウボラ」を参考にした、「妊娠から出産、育児、就学まで」を一貫してサポートする体制の整備を目指す動きが始まっています。
既に、お隣の和光市やいくつかの自治体で「子育て世代包括支援センター」としてモデル事業がスタートしておりますが、私も、昨年に戸田市長へ提出した会派の予算要望書の中で、このテーマを取り上げています。

 

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(3)「安全で快適な自転車利用環境創出の促進に関する検討委員会

 

国内の自転車走行空間の量の増加と質の向上を目指した、国交省と警察庁との合同による審議会です。
2年前に国交省が策定した「安全で快適な自転車利用環境創出ガイドライン」に則して、全国の自治体が自転車走行空間整備を進めてきた中で見えてきた課題について議論し、今後の整備促進を図るものです。

 

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これらの審議会の答申により国が動き、その後に市区町村にまで降りてきます。それを私は心待ちにしています。

 

 

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市民意識調査【自転車走行空間の整備】

交通と自転車, まちづくり]2015年5月2日(土)

1週間近くご無沙汰しておりました。本日から、ご報告を再開いたします。

 

上記画像は、昨日発行された『とだ議会だより(3月定例会号)』から、私の一般質問部分です。

 

今回の一般質問では、「高齢者向け施設の多世代利用」の他に、「生活道路への自転車ナビライン整備」を提言し、それぞれに対して概ね前向きな答弁を頂きました。

 

下の画像は、『広報 戸田市(5/1号)』で特集されている「戸田市民意識調査」の結果の一部です。

 

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市の取り組みのうち、満足度の低いものから、

 

ワースト1位 「安全な自転車走行空間の確保」
ワースト2位 「快適な歩行空間の確保」
ワースト5位 「公共交通機関の利便性の向上」

 

となっています。これは裏を返せば、「歩きや自転車を中心とした道路交通政策をさらに推進して欲しい」という意見と取ることができます。

 

私は、これまでこれらの政策に力を入れて活動してきましたが、そのなかで、「今は重要性が認識されていなくとも、いずれ時代に必要とされるはず」という思いを持っていました。
しかし、今回の調査結果を見ると、戸田市のみなさんは既にこれらの政策の必要性をしっかりと捉えているわけで、これは誇るべきことだと思います。

 

「歩きや自転車を大切にするまちは、人を大切にするまち」だと私は考えています。この調査結果に、戸田市のポテンシャルを感じました。

 

※「市民意識調査」(戸田市公式サイト)

 

 

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一時停止線の先の白い点線

交通と自転車, 安全と防災]2015年3月24日(火)

ここ数日に、中央通りに白い点線が引かれました。

 

これは、戸田市の道路課が進めている安全対策の一つで、クルマが優先道路に侵入する際、「止まれ」での一時停止の後に、もう一度安全確認することを促すためのものです

 

例えば、このような道路にカーブミラーを設置してしまうと、クルマの運転手は「カーブミラーさえ確認すれば大丈夫」という慢心に陥りがちですが、この点線のみであれば、運転手は、「道路に合流するまで気を付けないと」と、直接の目視で左右をしっかり確認しながらの慎重な運転を行います。

 

カーブミラーの設置と比べてクルマにとっての利便性は落ちますが、これは、「(交通強者である)クルマ、および自転車が、常に回りに気を配りながら運転する。」という社会づくりにつながる良い施策である、と私は評価しています。

 

明日は、3月議会の閉会日です。

 

 

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埼京線の15両編成化に向けて ~交通対策特別委員会~

交通と自転車]2015年3月18日(水)

本日は、交通対策特別委員会が開かれ、先日会派宛に頂いたご提言「埼京線の15両編成化」を取り上げさせていただきました。

 

「開かずの踏切」が長年の課題となっている埼京線十条駅の立体交差化に向けた動きが出始めたのを好機とし、埼京線を現在の10両編成から15両編成にしてはどうか、というご提言です。

 

埼京線(大宮駅~大崎駅)のうち、「大宮駅~赤羽駅」の各駅に関しては、15両編成に対応させるための準備工事はしてあるものの、十条駅にはホームに近接した踏切が両側にあるため、それが15両編成化のネックとなっており、今後十条駅が立体交差化されれば、埼京線の15両編成化が実現するのではないか、ということです。

 

15両編成化が実現すれば、埼京線の遅延や痴漢の要因にもなっている200%近い混雑率の大幅な解消が見込まれます。

 

今回の「15両編成化をJRに要望してはどうか」という私からの提案に対して、委員のみなさんからは概ね前向きな反応を頂くことができ、まずは戸田市の担当課の意見を聴取することになりました。

 

仮に戸田市議会からJRに要望書を提出することができれば、周辺自治体(さいたま市、蕨市、板橋区、北区など)の議会も反応するのではないかと思います。
もちろん、要望書の前にJRへの聞き取り等も必要になってくるとは思いますが、「埼京線の15両編成化による混雑緩和」は、埼京線を利用される多くの方が喜ばれる施策なのではないかと思います。

 

※参考
埼京線一部地下化の可能性も 十条駅付近の連続立体交差事業

 

 

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