[子育て, 交通と自転車, まちづくり, 行財政改革, 福祉と医療]2016年3月6日(日)
明日、3月議会の一般質問に登壇します。
質問項目は、「調査回収率の向上」「交通まちづくりビジョンの策定」「特別支援保育の現状」の3件で、いずれも、戸田市に限らず日本の社会全体が抱える課題を捉えるものです。
登壇時間は、10時~11時前後です。
議会ネット中継や録画映像をご覧になられる方は、議場で配布する参考資料(全4頁)を以下に掲載しましたので、併せてご覧ください。
なお、明日の3月7日は、私の誕生日かつ私の第一子の出産予定日です。予定日より遅れておりやや不安ですが、登壇日と重ならなそうでありがたいです。ちょっとだけ親孝行な娘です(笑)
◎議会中継
◎議会録画放映(※当日の夕方にはアップされます)
◎発言通告一覧
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[教育, 子育て, 交通と自転車, 安全と防災, まちづくり, 福祉と医療]2016年3月4日(金)
本日の3月定例会本会議では、予算案や条例案等に対する「質疑(=議場での公開質問)」が行われました。
私は、8つの事業予算に関する質疑を行いました。
以下は、答弁の概要です。
①子育て支援員養成講座
・今年度から「NPO法人 あい・ポートステーション」へ委託し実施。
・今年度は「一時預かり&地域子育て支援拠点コース」、来年度以降は「小規模保育を含む保育事業&利用者支援事業コース」など、段階的に人材養成を行う。
・今後、講座の修了者は、市内の保育園や各種子育て支援事業、学童保育室などに従事。
②子どもの学習支援事業
・ひとり親家庭や貧困世帯の小中学生が対象。
・学生ボランティアの募集は委託業者が行う。
・原則1対1で学習支援や相談を行う。
③市役所前の自転車レーン
・自転車レーンの連続性、交差点での自転車の安全性、歩道での歩行者の安全を考慮すると、車道部に自転車レーンを整備することが望ましい。
・車道部での整備を念頭に、警察との協議を踏まえた上で整備する。
④消防本部付近の公園
・H29年度に工事着手&完了の予定。
・来年度に、地域住民やまちづくり協議会の方などに幅広く参加を呼びかけながらワークショップ等を開催し、整備内容を定める。
⑤下前公園の改修
・地元町会の要望を受け、経年劣化や公園利用者の急増、利用形態の多様化に対応するために改修。
・現状の施設配置をベースとしつつ、地元町会からの要望に基づいた、「出入り口部分のバリアフリー化」「老朽化したトイレの改修」「オープンスペースの確保」「その他一部施設の改修」等を実施。
・複数の計画案を地元町会へ提示し、合意形成を図る。
⑥一日消防庁
・予算額は、謝礼と記念品を含めて約122万円。
・戸田市にゆかりがある有名人を選定予定。
⑦電動ラップ式トイレ
・今年度に4台、来年度に5台を市内2か所の福祉避難所(福祉保健センター・笹目コンパル)に備蓄し、福祉避難所への備蓄目標は完了。
⑧英検3級の面接指導
・英検3級受験費補助の実施により増加が見込まれる2次試験面接の指導について、来年度はALTを十分に活用し、放課後の時間等を使って計画的に指導する。(←これまでは英語教員も面接指導にあたっていたので、今後ALTを活用することで英語教員の負担増が避けられます。)
詳しくは、以下リンク先の録画映像をご覧ください。
◎議場録画放映(戸田市議会公式サイト)
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[教育, 福祉と医療]2016年2月14日(日)
土曜日にスポーツセンターで開催された「第2回 戸田市ウィルチェアーラグビーフェスタ」に参加しました。
昨年に開かれた第1回の評判を伺って以来、ぜひ生で観てみたいと思っていました。
パラリンピック強化選手などによるデモンストレーションでは、車いす同士が激しくぶつかり合うダイナミックさと、団体球技特有のゲーム性に魅了され、純粋に観て楽しみした。
また今回は、国庫補助金をもとに戸田市が実施している「インクルーシブ教育システム構築モデル事業」の一環として、市内小中学校の希望者に対する体験会も開かれました。
私も競技用の車いすに乗らせていただき、同じく参加していた同僚議員の車いすと激しくぶつかり合うことで、お互いに日頃のストレスを発散させました。
先日こちらでご報告した「ボッチャ」も、戸田市の新たなインクルーシブ教育(=障害のある者と障害のない者が共に学ぶ教育)の一環として授業に導入されたものですが、このように実際に見たり体験したりすることで、障害者スポーツへの興味や障害者に対する理解が一気に進みます。
障害者スポーツを通して小中学生の「心のバリアフリー」を推進する素晴らしい事業だと思います。
◎障害者スポーツの「ボッチャ」を見学(真木大輔公式ブログ)
◎「インクルーシブ教育システム構築モデル事業」に関する平成27年9月議会での質疑(真木大輔公式サイト)
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[教育, 福祉と医療]2015年10月21日(水)
貧困の連鎖から子供達を救うために、国が立ち上げたのが「子供の未来応援プロジェクト」です。
企業や個人などから「子供未来応援基金」への寄付を募り、それを元に、貧困対策事業を行うNPOへのサポートや地域への拠点作りを行うプロジェクトです。
今月1日の開始以来、私はしばらく様子を見ていましたが、19日間で約150万円しか集まっていないということで、政府が基金への寄付を呼びかける方針を決めたということです。
この事業に対して、政治の怠慢、つまり子供の貧困対策はすべて税金で賄うべきだという批判もあり、確かに一理あるとは思いますが、私は日本に寄付の文化が根付いてほしいとも考えているので、これはこれで良い事業だと評価しています。
日本で寄付の文化が根付かない理由については、寄付大国であるアメリカの教会のような慈善団体が身近には無いことなどが影響しているのかもしれませんし、もしくは何かしらの国民性の違いがあるのかもしれません。
私は、自分の持っているお金を、「自分のもの」というよりは「一時的に自分にあるもの」くらいに捉えているので、苦しい生活をしていない限り、生活に困らない程度のお金を寄付して困っている人を助ける(そして困っているときに助けてもらう)ことは、みんなにとって良いことだと考えています。
そこで今後、日本に寄付の文化が根付くためには、「寄付することが普通のこと」になることが必要だと私は考えています。
一つの方法として、日本で少しずつ広がっている「フィランソロピ―教育(社会貢献教育)」というものがあります。
例えば、子供の成績を伸ばすために、読んだ本の冊数に応じてご褒美をあげることが有効であることは実験で証明されているのですが、フィランソロピ―教育では、読んだ本の冊数に応じた額を親が慈善団体に寄付します。
子供にとっての読書の動機を、「自分がご褒美をもらう」ことではなく「困ってる人を助ける」ことにすることで、社会貢献教育と成績向上とを果たすわけです。
もう一つの方法として、「寄付したことを公表すること」も、寄付の文化を根付かせるために有効ではないかと思います。
ランドセルを孤児院に匿名で贈るタイガーマスクなど、日本人の奥ゆかしさには、それはそれで美しさはあるのですが、逆に、「俺は◎◎に△△円寄付したよ」という会話や、著名人による公表が日常になれば、寄付はもっと広がると思います。
という考えのもと、私は今後、寄付をしたときはこちらですべて公表することにします。(公表したいがための長い前置きだったわけではありません笑)
私は、「子供の未来応援プロジェクト」に5,000円を寄付しました。
貧困の流れからなかなか抜け出せない子供達を支援したい方で、当面のお金に困っていない方は、ぜひ寄付をしましょう。
以下のサイトを通して、クレジットカードか銀行振込で1,000円から寄付が可能です!(※もちろん、その他の方法による支援でも構いません。)
◎子供の未来応援プロジェクト
http://www.kodomohinkon.go.jp/
◎楽しんでフィランソロピー 次世代教育(日本経済新聞) ※無料会員登録が必要
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO92751070T11C15A0NZBP00/
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[教育, 子育て, 交通と自転車, 安全と防災, まちづくり, 生活と環境, 行財政改革, 福祉と医療, その他]2015年10月1日(木)
本日、戸田市の神保市長に会派「戸田の会」の予算要望書を提出させていただきました。
昨年提出した予算要望書に対し、社会情勢の変化や市政の進捗などを反映させ、項目の差し替えや修正を加えました。
項目数は、昨年度の34から42に増えました。
私は、予算要望書を、「この政策に予算を付けて欲しい」というものよりは、「市政運営の方向性として参考にして欲しい」というものとして捉えています。
私(や会派)の頭の中にあるものを要望項目として可視化したものなので、普段こちらのブログでお伝えしていることと何ら変わりはありません。
今回の「新規項目」のうち、私の提案によるものは以下です。
●市民からの意見聴取方法としてのネット回答の用意
●市庁舎内への託児所設置
●補助金制度の見直し
●子供の遊び声や子育てへの理解、子供を見守る意識の醸成
●福祉センターの多世代利用に向けた見直し
●戸田市の新たな教育モデルの確立と人材育成
●学習支援でのボランティア人材活用
●障害者と共生するまちづくり
●公園から死角を無くす、防犯パトロールの効果的な実施
●歩いて移動しやすいまちづくり
詳しくは、予算要望書をご覧ください。
◎「戸田の会」平成28年度予算要望書
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