『とだ議会だより 9月議会号』

教育, 安全と防災, 生活と環境, 行財政改革, 議会と選挙]2015年11月2日(月)

『とだ議会だより』の9月議会号が発行されました。

 

上掲画像は、私の一般質問です。
粗大ごみ券のコンビニ販売、給食費未納対策、公共施設の費用節減について取り上げています。

 

以下は、私が副委員長を務める市民生活常任委員会の委員審査です。

公園遊具の死角やPR冊子の配布など、私の意見もいくつか掲載されています。

 

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最後は、議会だよりの表紙です。
前号から、表紙に「キャッチーな目次」を付けるようにしました。議会でどの議論が白熱したかが伝わるように。今号でも、その目標はある程度達成できたかなと思います。

 

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『とだ議会だより 2015年9月定例会号』(戸田市議会公式サイト)

 

 

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「平成28年度 予算要望書」を会派で提出しました

教育, 子育て, 交通と自転車, 安全と防災, まちづくり, 生活と環境, 行財政改革, 福祉と医療, その他]2015年10月1日(木)

本日、戸田市の神保市長に会派「戸田の会」の予算要望書を提出させていただきました。

 

昨年提出した予算要望書に対し、社会情勢の変化や市政の進捗などを反映させ、項目の差し替えや修正を加えました。
項目数は、昨年度の34から42に増えました。

私は、予算要望書を、「この政策に予算を付けて欲しい」というものよりは、「市政運営の方向性として参考にして欲しい」というものとして捉えています。

 

私(や会派)の頭の中にあるものを要望項目として可視化したものなので、普段こちらのブログでお伝えしていることと何ら変わりはありません。

 

今回の「新規項目」のうち、私の提案によるものは以下です。

 

●市民からの意見聴取方法としてのネット回答の用意
●市庁舎内への託児所設置
●補助金制度の見直し
●子供の遊び声や子育てへの理解、子供を見守る意識の醸
●福祉センターの多世代利用に向けた見直し
●戸田市の新たな教育モデルの確立と人材育成
●学習支援でのボランティア人材活用
●障害者と共生するまちづくり
●公園から死角を無くす、防犯パトロールの効果的な実施
●歩いて移動しやすいまちづくり

 

詳しくは、予算要望書をご覧ください。

 

「戸田の会」平成28年度予算要望書

 

 

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公務員でも仕事ができなければクビ

行財政改革]2015年9月30日(水)

橋下市長の大阪市が、能力不足の市職員をクビにしたとの報道がありました。

 

これは、結構話題になると思います。

 

一般的に、「公務員は、一度採用されたら罪でも犯さない限りクビにならない。」という認識があると思いますが、これからは、民間企業と同様に「あまりにも仕事ができなければクビ。」となっていくかもしれません。

 

なお、今回の処分は、地方公務員法で「分限免職」とされるもので、個人に制裁を与える目的ではなく、公務全体の機能を維持することを目的としたものです。退職金も支給されます。

 

これまで、長期病休以外の理由で分限免職となるケースはほとんど無く、それは分限免職とする基準が曖昧であったためです。
(ただし、本人に諭すことで依願退職に持っていくケースはあるかもしれません。)

 

そこで、大阪市は「大阪市職員基本条例」を制定し、その中で「指導をしたにも関わらず問題行動を続ける職員を免職できる」ことを規定し、それが今回初めて適用となったわけです。

 

今回の大阪市の処分に異論を唱える方は少ないのではないかと思います。
私は、このような取り組みが、ぜひ大阪市以外にも拡がって欲しいと思います。

 

そして、行政職員だけでなく「教職員」にも拡がって欲しいと思います。問題行動の対象が、書類や大人ではなく「子供達」なだけに尚更です。

 

最後に付け加えると、今回のような「何回指導されても同じ問題行動を繰り返す」方々は、仮に悪意を持っていないのであれば、発達障害などを抱えている可能性が考えられます。
本年6月には、「ホームレスの34%に知的障害の疑いがある」という結果が出されていましたが、これらの方々への支援は、一方でさらに進めていく必要があります。

 

「能力不足」理由に職員2人を分限免職 大阪市人事評価 橋下氏肝いり職員基本条例“初適用”(産経WEST)

 

ホームレス、知的障害疑いが3割 名古屋市で調査(47NEWS)

 

 

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補助金は“慣例”ではない

行財政改革, 産業振興]2015年9月17日(木)

本日をもって、市民生活常任委員会における4日間の決算審査が終了しました。

 

多岐にわたる事業に関して質疑応答を交わしましたが、今回の決算審査で浮かび上がった一番のテーマは、「補助金支給の目的や基準の明確化」だったのではないかと思います。

 

戸田市は、市内の中小企業や商店街、市外からの移転企業、また市民団体や地縁組織などに対して、多額の補助金を支給しています。

 

補助金というものは本来、目的をもって支給すべきものであり、であるからこそ、その支給基準は明確であるはずです。

 

時代は変化するものであり、仮に補助金の目的が曖昧になっているのであれば、その補助金の支給基準もしくは補助金自体を見直すべきです。

 

補助金は、“慣例”ではないわけです。
補助金の原資は市民の税金であるわけですから、「戸田市の描くビジョンに誘導するもの」という目的を常に念頭に置いた上で、しっかりと補助金が支給されるよう、それぞれの担当課には今後検討を進めていっていただきたいと思います。

 

 

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平成26年度決算審査が始まりました

交通と自転車, 安全と防災, 生活と環境, 行財政改革]2015年9月14日(月)

本日は、平成26年度決算の委員会審査1日目でした。

 

要するに、「昨年度、税金が適正に使われたか?」をチェックするわけですが、今回はお金にこだわり過ぎた質問をいくつかしてしまい、ちょっと反省です。

 

以下、市民生活常任委員会で行われた質疑応答のうち、私が質問したものを中心に報告します。

 

■下水道事業の利益「約1.5億円」を、下水道事業の借金返済の積立金に回す。

 

【Q】そもそも、市から「約3.4億円」の税金を投入した上での利益であり、そこには、下水道が敷設されておらずに浄化槽を使用せざるを得ない市民からの税金も含まれる。利益は市に返すべき。

 

【A】当面は積立金に積むが、利益を市に返すことが筋だとも考えている。

 

■荒川水循環センターの下水汚泥焼却灰に関する第6回説明会を開催した。

 

【Q】説明会に参加しなかった市民の中にも、放射性焼却灰について不安を抱いている方がいる。説明会で配布した資料を読めば、一定の安心を得ることができる。戸田市HPで公開してはどうか。

 

【A】県HPへのリンクを張るなどの対応を行う。

 

【Q】放射性焼却灰を包む袋の耐久性は?

 

【A】1年耐用のものを3年耐用のものに替えた。袋の強度検査を行っているので、検査結果が悪ければ新しい袋に取り替える。

 

【Q(他委員)】冠水等により、放射性焼却灰が流れ出す危険性は無いか?

 

【A】内水では流れ出さない。外水では流れ出しうる。その事態の想定も含めた災害時対応方針を策定した

 

■青色防犯パトロール委託料「約5千3百万円」

 

【Q】1年間のパトロール実績は集計しているか?

 

【A】集計していない。毎回、日報は提出してもらっている。

 

【Q】巡回ルートは把握しているか?

 

【A】把握していないが、市民要望のあるスポットは巡回してもらっている。

 

■戸田市保養所『白田の湯』運営費「約1億2千万円」

 

【Q】市役所3階にある『白田の湯』の受付カウンターに2名のスタッフがいるが、いつも暇そうにお喋りしている光景は、市役所に対するイメージダウンに繋がる。来年度に受付スタッフを1名に削減し、その分の指定管理料を削減することを要望する。

 

【Q(他委員)】『白田の湯』を利用していない市民は多く、戸田市が進めている受益者負担の考えにそぐわない。今後、修繕費などがさらに嵩むはず。売却を検討すべき。

 

■自転車スケアードストレイト教室「約42万円」

 

【Q】昨年度の参加者は160人とのことだが、市民の関心を引く内容なだけに、もったいない。他のイベントとの同時開催を行うなど、集客の工夫を検討しては?

 

■新しくなる駐輪場の指定管理者の指定

 

【Q】指定管理者による提案(自転車修理サービス、自転車安全利用啓発、空気入れ設置etc.)を、なるべく多く実現してもらえるよう要望。

 

【Q】定期利用登録更新時の在籍確認を厳重に行うべき。(※これまでは、市外に通勤しなくなった後も不正に登録更新している事例が少なからずあった。)

 

【A】更新時の公平性を保てるよう、在籍確認をしっかり行うよう指定管理者にお願いする。

 

※他にも、新しくなる駐輪場の「利用料金」について多くの質疑応答がなされましたが、ここでは割愛します。正式に利用料金が決定次第、こちらでご報告いたします。

 

 

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