補助金は“慣例”ではない

行財政改革, 産業振興]2015年9月17日(木)

本日をもって、市民生活常任委員会における4日間の決算審査が終了しました。

 

多岐にわたる事業に関して質疑応答を交わしましたが、今回の決算審査で浮かび上がった一番のテーマは、「補助金支給の目的や基準の明確化」だったのではないかと思います。

 

戸田市は、市内の中小企業や商店街、市外からの移転企業、また市民団体や地縁組織などに対して、多額の補助金を支給しています。

 

補助金というものは本来、目的をもって支給すべきものであり、であるからこそ、その支給基準は明確であるはずです。

 

時代は変化するものであり、仮に補助金の目的が曖昧になっているのであれば、その補助金の支給基準もしくは補助金自体を見直すべきです。

 

補助金は、“慣例”ではないわけです。
補助金の原資は市民の税金であるわけですから、「戸田市の描くビジョンに誘導するもの」という目的を常に念頭に置いた上で、しっかりと補助金が支給されるよう、それぞれの担当課には今後検討を進めていっていただきたいと思います。

 

 

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