『とだ議会だより(9月定例会号)』が発行されました

子育て, 安全と防災, 行財政改革]2014年11月5日(水)

『とだ議会だより(9月定例会号)』が発行されました!

 

議会広報委員会での協議により、発行毎に小さな改善が積み重なっています。駅や公共施設で手に取っていただくか、またはPDFでご覧ください。

写真は、私の一般質問部分です。
文章は上手くまとめられましたが、写真のチョイスはいまいちだったかなと… この反省は私のレポートに活かします。

 

明朝は、戸田駅西口の自動ドア前でレポート配布を行います。
よろしくお願いいたします!

 

 

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敬老会と戸田市の人口構成

行財政改革, 福祉と医療]2014年9月6日(土)

本日は、戸田市文化会館のホールで敬老会が開かれました。

 

市内の73歳以上の方々が招待される催しで、会場は満席でした。
前半の式典が終わった後も会場に残って、後半のマギー司朗さんのマジックショーを最前列で楽しませていただきました^^

 

ふと思い立って、戸田市の年齢別の人口構成を5年前と比較した表を作ってみました。色んな発見があって、見ているだけで飽きません。

 

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戸田市HPリニューアル ~「RSS対応」「SNSボタン」「スマホ動画視聴」~

行財政改革]2014年9月1日(月)

今年の年末頃に戸田市のホームページがリニューアルされるのですが、個人的に導入を期待するものがいくつかあったので担当課に電話で確認してみました。

 
関心のある方がいらっしゃるかもしれませんので、こちらでご報告します。
①RSSに対応するか?
⇒対応予定。(新着情報の確認が楽に!)

 

②各ページにSNSボタンは設置されるか?
⇒予定なし。(市のお知らせを拡散したい時があるのに残念!)
ただし、「役に立った」などの評価ボタン設置の構想はあり。

 

③市議会ホームページの録画映像を、Macやスマホで視聴できるようになるか?
⇒市議会HPのシステムがWindows系なので、視聴できるようにするのは難しい。(残念過ぎる!)

 

 

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「戸田競艇の経営改革人事」と「全国学力テストの学校別結果公表」

教育, 行財政改革]2014年8月26日(火)

本日の報告は、①戸田競艇の経営改革人事 ②全国学力テストの学校別結果公表 についてです。

 

①戸田競艇の経営改革人事 について

 

近年の大幅な売上減により赤字化も想定されている戸田競艇の経営改善に向け、管理者である神保市長から人事のテコ入れ案が提出されました。(私は衛生センター組合所属のため傍聴)
戸田競艇事務局の実質トップに、外部からの人材を登用するというもので、その方は、過去に浦和競馬や大宮競輪などの公営ギャンブルを再建させた実績をお持ちの方とのことです。
議会でちょっとした波乱が起こりましたが、最終的には賛成多数で可決されました。私は、一刻も早い改革着手の姿勢を大いに評価しています。
ここのところ、市民の方々の認識も、「戸田市は競艇で潤っている」から「競艇の行く末が今後の戸田市の大きな課題」へと変化し始めたように感じていたところです。

 

②全国学力テストの学校別結果公表について

 

4月に実施された全国学力テストの結果が昨日に出されましたが、今年度から解禁された「学校別結果の公表」については、戸田市は「公表しない」という判断を下しました。賢明な判断だと思います。
埼玉県内では、桶川市や東松山市などが学校別結果を数値付きで公表するようですが、そこに「保護者への説明責任を果たす」以上の意味はありません。
私は、昨年の12月議会で提起した通り、学校別結果の公表によって「学校間格差」が拡大することを強く懸念しています。

(※下掲画像の議事録を参照ください。PDFはこちら。)

 

 

 

なお、先日の文教建設常任委員会の中で受けた「中学校選択制」の報告によれば、戸田中学校においてだけ、
(平成24年度)44名→(平成25年度)53名→(平成26年度)71名
と、選択希望者が年々増加しています。

 

※参考「全国学力テストの結果」
文科省発表
埼玉県発表
・戸田市発表は例年9月~10月頃

 

 

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会派視察は勉強になりました

教育, 行財政改革, 産業振興]2014年7月30日(水)

先日、菅原県議ご同行のもとに行った会派視察ですが、大変勉強になりました。

 

今回視察させていただいた取り組みは、いずれもがその分野のモデル事業となるに値するものでした。
ただし、お金があまり掛からない施策である反面、市長や知事の強いトップダウンのもとでの職員の継続的な労力(や学者からの協力)を必要とするものが多く、「即座に戸田市での導入を提言する」ものというよりは、「後学のために正しい方向性を掴む」ための視察であったと個人的には感じています。

 

以下、それぞれの施策について簡単に。

 

●静岡県藤枝市「エコノミックガーデニング」
http://fujieda-eg.jp/

 

地域の中小企業をお金で生き長らえさせるのでなく、産学公民金で連携して、お金を掛けずに中小企業が成長する土壌を作る(=経済的なガーデニング)。

 

・お金の掛かる中小企業助成(コスト支援)よりも、お金の掛からない伴走型起業支援(リスク支援)。
・藤枝市では、駅前図書館内の常設支援センターや定期的な相談会・意見交換会など。
・初めて実施されたアメリカのリトルトン市では、当時の先進的な手法を多く取り入れ、企業誘致に頼らずに15年間で雇用2倍、税収3倍。
・ただし、アメリカの事例をそのまま取り入れて上手くいくわけではない。地域の実情にあった施策展開。
・行政が言いだしっぺになると、商工会などの各種団体が連携しやすい。
・産学公民金(産業・大学・行政・市民・地元金融機関)の連携。
・最近は、金融機関内に「地域連携課」がある。地域振興施策への金融機関の参入は、お互いにメリットあり。
・隣市から事業相談に来て、その後事業所を移した事例も。
・飲食業の次にIT業の相談が多い。本当は「ものづくり」の支援をしたいが、設備投資や土地の問題で難しい。
・中小企業が「補助金をくれ」から「まずは自分たちがやらねば」に変わってきた。
・成果を長い目で見ることと、市民への説明が必要。

 

●静岡県「施策展開表」
http://www.pref.shizuoka.jp/soumu/so-030/gyotana/index.html
http://bit.ly/1n3pTqI

 

とかく業務にばかり目が行ってしまう行政組織の意識を、住民の立場に立った「目的」に常に向けさせることで、住民福祉向上に向けた効率的な業務遂行や業務再編成を行うことができる。

 

・従来の人減らし等の「節約型」の行政運営でなく、「生産性向上」に向けた行政改革。
・予算獲得を第一とする「内向き」から、顧客第一の「外向き」志向へ。
・①最終的な目的(総合計画)②業務目的(課の目的)③そのために必要な作業、をすべて関連付けた「ロジックモデル」により、常に作業の目的を見失わない。
・また、ロジックモデルにおいて、「目的」に重点を置くことで、作業自体が目的化するのを防ぎ、作業の見直しや課の再編成が行いやすい。
・施策の評価を「活動の結果(アウトプット)」でなく「県民にとっての効果(アウトカム)」で表す。例えば、渋滞箇所の事業化率でなく渋滞の解消率。下水の普及率でなく河川水質の改善率。
・ロジックモデルとアウトカム評価をもとにすべての業務を一覧にした「施策展開表」と、主要な事業に関する「事業シート」を作成。
・議会の決算員会に提出。
・市民や大学生とのレビューも行う(ネット中継も)。ただし、職員のやる気を削ぐ「仕訳け」ではなく、「意見の反映」。
・他にも、職員の「ひとり1改革運動」など。

 

●神奈川県「部活動への民間活力導入」
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f5088/

 

学校教育活動の一貫としての部活動を、生徒それぞれの満足度を高めることを目的として、民間の力を取り入れながら活性化させる。

 

・有償民間人や無償民間人による特別コーチ。バレーボールのアナリストや、トレーナーなども。
・知事表敬訪問制度や多様な表彰制度による動機づけ。
・高校選びの参考となるよう、全校の部活動活動調査を公開。
・高校受験生に向けた、高校生作成の部活動紹介ビデオ。
・関東近郊の大手企業やプロスポーツチームによるドリーム講習会。
・プロレベルの小学生を教えられる人材は多くても、プロレベルの高校生を教えられる人材は少ないので、ドリーム講習会は貴重な機会。
・学校と民間企業との間を教育委員会が橋渡しすることで、スムーズに連携が取れる。
・女子の部活動参加率を上げることが課題。「美と健康」をテーマにした部活動の創設を検討中。
・部活動参加率を上げたり、全国大会出場を目指したりだけでなく、生徒それぞれの目的に合わせた満足度を上げることが課題。
・教師の負担軽減も副次的な目的。(⇒この点について、私としては国の「チーム学校」の展開に期待。)

 


今回の視察には「政務活動費」を利用させていただき、費用は一人当たり約2万8千円でした。
戸田市議会では、視察後の報告書と(視察に限らず)全ての領収書を議会事務局へ提出する義務があります。もちろん、それらの情報公開や情報開示も行っています。
なお私の場合、レポート発行費や勉強会参加費、図書費等を合わせると、戸田市議会の一人当たりの政務活動費である「年間48万円」を超え(むしろ超える分の方が大きい)、その分については自費です。

 

 

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