[教育, 行財政改革]2016年3月31日(木)
昨日は、市役所で副市長の退任式が開かれていました。
山田副市長をはじめ退職された市の職員のみなさん、本当にお疲れ様でした。
さて本日から、戸田市は新たな組織や人事のもとで新年度を迎えます。
注目は、①教育政策室と②新・副市長です。
①教育政策室
「教育政策室」とは、これまで教育委員会事務局にあった指導課に、新設の政策課が加わり、「課」から「室」に格上げされるものです。
それに伴い職員数が大幅増となり、また、政策課の担当課長として文科省からキャリア官僚の方が出向されます。
文科省から市町村教育委員会への出向は、全国的にかなり珍しいとのことで、私の知る限りでは、同じく本日文科省から出向される武雄市副教育長の例があるのみです。
それほど、国が「新しい学び」に向けた戸田市の教育改革に期待を寄せているということだと思います。
戸ヶ崎教育長のもとでの教育体制が2年目を迎える今年度、新たに組織される教育政策室を中枢とし、とだっ子の教育環境がいっそう充実することを期待します。
②副市長
前任の山田正彦副市長が2期8年の任期を満了し、新たに石津賢治副市長が就任されます。
石津賢治副市長は、昨年まで埼玉県北本市の市長を3期12年務められた方で、現在51歳です。
実は、石津副市長とは、東京大学同窓会組織の「埼玉銀杏会」で以前からお付き合いをさせていただいております。
知性と発想力を兼ね備えられた方ですので、これから副市長として戸田市の行政に新たな視点を加えてくださることを期待しています。
そして、議員もうかうかしていられない、というのも正直な気持ちです。
◎【記者発表資料】文部科学省から教育政策室担当課長が着任(戸田市公式サイト)
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[行財政改革]2016年3月8日(火)
3月議会で行った一般質問に関して、これから3回に分けてご報告します。
まずは、「調査回収率の向上」についてです。
選挙における「投票」が、間接民主制における住民の意思表明手段だとすれば、行政が実施する調査やアンケート等への「回答」は、いわば直接民主制における住民の意思表明手段と言えます。
しかし、選挙の投票率と同様に、調査の回収率は年々減少しており、現在戸田市には回収率が20%台の調査がいくつかあります。
調査の回収率が低いほど、回答者の属性に偏りが生じている可能性が高くなり、調査結果の信頼性は失われてしまいます。
調査には税金が使われており、また調査結果が行政の事業計画等に反映されることを考えれば、より住民全体のための事業を運営するため「回収率の向上」に努めることが行政には求められます。
そこで議場では、調査率に対する意識醸成と調査率向上策の共有のために、掲載画像にある「回収率一覧シート」の作成などを提案しました。
この提案を、執行部には行政改革の一つと捉えていただき、答弁は、
●「回収率一覧シート」の作成・公表
●情報統計政策課による回収率の一元把握
●ホームページやSNSによる「Web調査」の導入検討
と、大変前向きなものでした。
「調査回収率」は、一見地味でも大事なテーマであるという信念を持って今回の質問を行ったのですが、質問後には何人かの方からお褒めの声を頂き、世の中は正しかったと安堵したところです(笑)
議場では、図表を用いてもう少し掘り下げた説明を行っています。
ご興味を持たれた方は、以下リンク先の録画映像をご覧ください。
◎議会録画放映[3月7日午前](戸田市議会公式サイト)
◎議場配布資料(真木大輔公式サイト)
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[子育て, 交通と自転車, まちづくり, 行財政改革, 福祉と医療]2016年3月7日(月)
本日、一般質問に登壇しました。
前向きな答弁を頂けた質問もあれば、現状を明らかにする質問もありました。
戸田市が抱える課題は、世の中全体が抱える課題であることが多いです。
今回扱った3つのテーマは、いずれもがそれに該当します。
それゆえ、質問を行った背後には、「戸田市に出し抜いて欲しい」という強い思いを持っていました。
質問と答弁については、後日あらためてこちらでご報告します。
それまでは、以下リンク先の録画映像をご覧ください。
◎議会録画放映[3月7日午前]
◎議場配布資料(真木大輔公式サイト)
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[子育て, 交通と自転車, まちづくり, 行財政改革, 福祉と医療]2016年3月6日(日)
明日、3月議会の一般質問に登壇します。
質問項目は、「調査回収率の向上」「交通まちづくりビジョンの策定」「特別支援保育の現状」の3件で、いずれも、戸田市に限らず日本の社会全体が抱える課題を捉えるものです。
登壇時間は、10時~11時前後です。
議会ネット中継や録画映像をご覧になられる方は、議場で配布する参考資料(全4頁)を以下に掲載しましたので、併せてご覧ください。
なお、明日の3月7日は、私の誕生日かつ私の第一子の出産予定日です。予定日より遅れておりやや不安ですが、登壇日と重ならなそうでありがたいです。ちょっとだけ親孝行な娘です(笑)
◎議会中継
◎議会録画放映(※当日の夕方にはアップされます)
◎発言通告一覧
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[子育て, 交通と自転車, まちづくり, 行財政改革]2016年3月3日(木)
■本日は、市長の掲げる来年度の市政運営方針について各会派が質す「総括質問」が行われました。
私の所属する「戸田の会」の総括質問では、会派代表の酒井議員が登壇し、12の項目について質問を行いました。
そのなかで私が担当した「ネウボラ」「自転車レーン」「図書館大規模修繕」「下水道ビジョン」に関して、以下ご報告します。
《ネウボラ》
Q.妊娠から子育てまでのワンストップ相談窓口である「ネウボラ(子育て世代包括支援センター)」を来年度に初めて1か所設置するが、今後ネウボラは各地域に設置すべきでは?
A.平成32年度までに、地域の実情に合わせ検討していきたい。
《自転車レーン》
Q.自転車レーン整備計画の進捗率は?
A.「8か年で10km」を掲げる自転車レーン整備の中期計画において、来年度は4か年目で4.7kmが整備済みとなる予定。進捗率は「47%」となり、ほぼ計画通り。
Q.2年前の総括質問で提案した「17号などの国道やオリンピック通りなどの県道への自転車レーン整備」の進捗は?
A.機会あるごとに国や県に要望を続けた結果、今年度は県道(北戸田の日本銀行前)に0.3km整備され、今後の整備についても前向きな意見を頂いている。
《図書館大規模修繕》
Q.図書館の長寿命化に向けた大規模修繕の設計を来年度に行うとのことだが、図書館が閉鎖される修繕工事期間に合わせて、カフェ設置や読み聞かせスペース設置などの一部改修も実施すべきでは?
A.大変困難だが、研究課題とする。
《下水道ビジョン》
Q.戸田市から約2億円の赤字補填が行われている下水道事業について、来年度に新たに策定される「下水道ビジョン」ではどのような経営戦略を掲げるのか?
A.将来にわたり健全な経営を進めるための中長期的な視点を持った経営を行う。
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以上、非常に嬉しい答弁は「ネウボラ」と「自転車レーン」、非常に残念な答弁は「図書館大規模修繕」、今後に期待の持てる答弁は「下水道ビジョン」でした。
特に「ネウボラ」については、来年度に福祉保健センターに初めて設置されることを評価しつつも、やはり、妊娠や子育てで悩まれている方にとって、相談窓口は“近くにいるおなじみの保健師”であることが望ましいと考えます。
ネウボラの先進自治体である埼玉県和光市は、戸田市よりも面積がはるかに小さいにも関わらず、各地域に計5か所のネウボラを設置し、子育て世代のサポートに取り組んでいます。(※トップ画像参照)
各地域へのネウボラ設置を提案した今回の質問は、戸田市の子育てサービスのさらなる充実の端緒となりうるものと考えています。
◎わこう版ネウボラ ~妊娠期からの切れ目のない支援~(和光市公式サイト)
■なお、戸田の会が今回行った総括質問の全容については、以下の録画映像をご覧ください。
◎議場録画放映一覧表(戸田市議会公式サイト)
■明日の本会議では、10時~12時頃の間に質疑を行います。
質問内容や議会生中継については、以下のリンクをご参照ください。
◎質問通告要旨(戸田市議会公式サイト)
◎議会中継(戸田市議会公式サイト)
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