「ビブリオバトル」市民バトラー募集中

まちづくり]2015年11月17日(火)

本日の市民生活常任委員会で、先日の屋内プール視察の検証が行われました。

 

私が先日こちらで示した所見は、各委員のものとほぼ一致していました。
これから、「屋内プール棟のみの早期建て替え」の提言書作成に向けて動き出していくと思います。

 

話題は変わり、一昨年と昨年に文教建設常任委員会で開催した「としょかんクリスマス」ですが、今期の文教建設常任委員会に引き継いでいただき、今年も図書館との共催で開催されます。

 

日時は、12月19日(土)15時20分~です。

 

また、としょかんクリスマス内のイベントとして、前回に引き続き「ビブリオバトル」も開催されるとのことですが、今回は市民参加!
現在、バトラーの募集が行われています。

 

自分のおすすめ本を「読みたい気にさせる」プレゼン勝負。
我こそはという方は、奮ってご参加ください^^

 

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◎戸田市立図書館公式サイト
https://library.toda.saitama.jp/index.html

 

 

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公園の少ないエリアに話し合いで公園を作る ~新曽中央地区整備方針~

まちづくり]2015年11月16日(月)

9月にこちらでお知らせした「新曽中央地区整備方針(案)」ですが、正式に整備方針が決定したようです。

 

戸田市公式サイトに、整備方針だけでなく、整備方針(案)に寄せられたご意見とそれに対する回答も公開されています。

 

今度の12月議会の一般質問で「新曽地区への公園の早期整備」を取り上げる予定ですが、今回決定した整備方針について、私は画像中のアンダーライン部に注目します。

 

①地域のバランスを考えた整備

 

②話し合いによる整備

 

③公園・広場の整備

 

④高い地域要望と多くの利用見込み

 

作為的に一つの文章にまとめると、

 

「公園の特に少ないエリアに、地域住民との話し合いで公園を作る。」

 

となりますが、是非この方針で整備を進めていってくださることを望んでいます。

 

一般質問では、この整備方針と今後の計画について、少しだけ具体的に問いたいと思います。
加えて、新曽中央地区に隣接する新曽土地区画整理事業地区の公園整備についても伺う予定です。

 

新曽中央地区 整備方針等の決定について(戸田市公式サイト)

 

新曽中央地区の公園整備 ~意見募集が始まっています~(真木大輔公式サイト)

 

 

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東大生はアピールが弱い ~埼玉銀杏会 若手交流会~

教育, 子育て, その他]2015年11月15日(日)

昨日、私が幹事となり開催した「埼玉銀杏会 若手交流会」は、予想以上の盛会となりました。

 

埼玉在住の東大OBOGで現役世代の方々20名弱にお集まりいただき、懇親会の前に講演会を開催しました。
講演を頂いたのは、本年4月まで埼玉県北本市の市長を3期12年間務められた石津賢治氏です。

 

議会との対立や折衝、市民からの理解を得ることの難しさなど、市長時代に経験された生々しい苦悩をお話しいただき、議員として大変勉強になりました。
また、企業にお勤めの方々は「仕事をしていて公共的な話を聴く機会は無いのでとても面白かった」と評されていました。

 

石津氏が市長時代に実現できなかった事業のうち、特に印象的だったのは①育休全額手当て②中学生の全員留学です。

 

①は、雇用保険から給料の5割が支給される育休手当ての残り5割を北本市が支給するという案ですが、議会から「育休手当てをもらえない非正規雇用者との格差が拡がる」との指摘を受け、断念したとのことです。
指摘はその通りですが、人口減少期に入り、消滅自治体に該当する北本市にとって、共働きの子育て世帯を呼び込むことは、人口維持の点でも税収確保の点でも明らかにプラスであり、方向性としては良いアピールになる案だと思います。

 

②は、北本市の中学2年生全員に、オーストラリアにホームステイまたはファームステイさせるという案です。4期目に当選されていたら実現できる見込みだったとのことで、私としてもとても残念です。

 

石津氏は、知性の裏付けがありつつも、行政改革を実行する強さや、先見性のある施策を提案する発想力を持った方という印象を受けました。
4月の市長選挙で落選されたのは残念ですが、講演を聴かれた方から出たご意見「東大生はアピールが弱い」とは、一面の事実かとも思います^^;

 

人とのつながりは、(先日こちらでご紹介した「チャリ検」のように)思いもよらぬ時や場所でプラスを呼び込むことがあります。
この交流会を、今後も継続していければと思います。

 

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方法は何でもよい ~スポーツセンター屋内プール~

まちづくり]2015年11月13日(金)

戸田市スポーツセンターの今後のあり方を探るため、市民生活常任委員会で行政視察を行いました。

 

今回は、テーマを「屋内プール」に特化して、①屋内温水プール TACきらめき(奈良県生駒市)と②守山スポーツセンター(愛知県名古屋市)に伺いました。

 

①「屋内温水プール TACきらめき」(写真)は、公設民営の屋内プール施設で、トレーニングジム、フィットネスルームが併設されています。
建設費は約5億円で、市が負担。
運営は民間事業者による指定管理で、市から事業者への支出は無し。つまり事業者は、利用料からすべてを賄っており、その分、利用料は高目に設定されています。

 

②「守山スポーツセンター」は、民設民営(いわゆるPFI)のスポーツ施設です。
しかし、PFIと言えど、蓋を開けてみればマジックのようなものはありませんでした。
「民設」ということから、建設費の市負担は軽減されるのかと思いきや、建設費の資金調達を民間事業者が担い、その後、市から民間に少しずつお金を渡していくという方法で、トータルとしての建設費の市負担は、公設の場合と数%しか変わらない。
「民営」ということから、①のような高い利用料を設定しているのかと思いきや、いわゆる「市営プール」的な安い利用料が設定されており、それで賄えない部分は市が補填
つまり、守山スポーツセンターは、実質的には、戸田市のスポーツセンターのような、「戸田市の負担で施設を建てて、運営は指定管理者に任せ、利用料で賄えない部分は市が補填。(正確には指定管理料を支払う)」というものと変わりはないように思いました。
おそらく、市としてPFIという実績を作りたかったというのが、PFIという方法を選択した一番の動機だったのかもしれません。

 

翻って、戸田市スポーツセンターの今後のあり方を考えたとき、公設民営か民設民営(PFI)かといった方法論に拘泥せず、「スポーツセンターはどうあるべきか」、つまり市の負担に支えられた安い利用料金の住民福祉施設とするのか、しないのか、を先に議論すべきと感じました。
それさえ決まれば、あとは、建設や運営についてどの方法を採ろうともそこまで変わらないと思います。

 

というわけで、あらためて、戸田市スポーツセンターの今後のあり方についての私の考えを示すと、「スポーツセンターは住民福祉施設である」という前提のもと、

 

・プール棟のみを早期に建て替え
・利用料はいわゆる市民プール価格
・質素で良いが25mプールと幼児用プールは必須
・公設民営でも民設民営でも何でも良い

 

となります。

 

今回の視察の検証は、後日の委員会で行われますが、おそらく委員会でも同様の結論になる気がします。

 

 

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粗大ごみ券の改正条例案:「200円⇒400円」と「コンビニ販売」

生活と環境]2015年11月11日(水)

粗大ごみ券の価格見直しとコンビニ販売に関する意見募集(パブリック・コメント)が、12月4日(金)まで実施されています。
ご意見は、ネットからの提出も可能です。

 

現行の価格「200円」から新たに「400円」に改正する案で、添付された資料によると、

 

収集運搬費等373円+コンビニ販売拡大経費39円=「412円」

 

の経費が掛かることが、新たな価格の根拠となっているようです。つまり、これまでは大きく赤字だったということです。

 

他自治体の粗大ごみ券価格との比較もなされています。

 

戸田市  200円(今後は400円)
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蕨市  540円
川口市◎  310円~1,860円
さいたま市◎  540円~2,160円
春日部市  500円(スプリングマットレスのみ2,000円)
越谷市◎  400円~2,800円
久喜市◎  500円
三郷市  500円(+基本手数料500円)
所沢市◎  500円~2,000円
和光市  300円~2,050円

 

なお、上記の◎印は、コンビニ販売を実施している自治体です。

 

予定としては、意見募集を終えて、来年の3月議会に改正条例案を上程、そこで可決されれば、来年の9月からスタートとのことです。

 

余談ですが、ここ最近、戸田市がこのような価格改正を行う際に、市民の判断の材料として、価格改正の根拠や他自治体との価格比較をきちんと公開するようになっており、良い傾向だと思います。

 

戸田市廃棄物の減量及び適正処理に関する条例の一部を改正する条例【案】(戸田市公式サイト)

 

 

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