[安全と防災]2014年11月2日(日)
クルマの速度が30km/hを超えると、衝突したときの歩行者の致死率が急上昇します。(30km/hで致死率10%→50km/hで致死率85%)
“歩行者を守る”ための区域が「ゾーン30」です。
新曽第一土地区画整理事業地区の各所に「ゾーン30」の道路標識が設置されました。路面標示も、近いうちに設置されると思われます。
先日の報道では、日本で初めての持ち運び可能な小型速度取締装置が埼玉県で試験運用されるとのことでしたが、まず設置すべき場所は「ゾーン30」指定区域でしょう。
道路標識・路面標示の設置やその周知だけでは、全てのドライバーへは浸透しません。埼玉県警には是非、本気の「ゾーン30」への姿勢を見せて欲しいと思います。
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[教育]2014年11月1日(土)
本日は学校公開日でしたので、近隣の2つの小学校を見学させていただきました。
最初に見学した新曽北小学校は、昔ながらの学校という感じで、穏やかな雰囲気がありました。
上掲の写真は、小学1年生の英語活動です。
専用教室の中で、挨拶や歌遊びも英語で楽しく行われているのが印象的でした。こちらに関しては、さいたま市と比べても遜色がないと思いました。あとは、中学3年の英語までうまく繋げて欲しいと思います。
次に見学した芦原小学校は、オープンスペースの学校施設が魅力でした。
小さい子供や中高生、おじいさんなどの多世代の方が授業を見学に来ており、「地域の学校」という感じでした。
次の写真は、小学6年生の少人数授業です。
算数の授業に教員を加配し、2つの少人数教室に移動して授業を行っているとのことです。アットホームな雰囲気で、先生の板書や説明も分かりやすく、まるで小さな塾のようでした。
学校公開の後は、芦原小学校の10周年記念式典に参加させていただきました^^
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[その他]2014年10月31日(金)
「真木レポート10号」「真木レポート11号」を発行しました!
駅頭は、来週の連休明けに戸田駅から始める予定です。
よろしくお願いします!!
このところ、私自身の広報活動のあり方について考えていたのですが、今後、真木レポートは「わかりやすい報告」に振り切って、一方でこちらのfacebookについては、「解説」や「レポート配布の補完」の場としての役割を強化させようと思います。
時間は有限で全てを完璧にはできないなかで、この棲み分けが自分には合っているのかなと判断しました。
今後も、真木レポートとfacebook共々、よろしくお願いいたします。
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[教育]2014年10月30日(木)
全国学力テストの埼玉県内市町村の結果をグラフにしてみました。
(オープンデータ化されていないので結構手間でした。)
グラフでは、県内全63市町村のうち、学力テストの結果が公表された県内35市町を、科目別正答率の合計が高い順に左から並べています。
まず、意外な結果に驚きました。
さいたま市の成績が良いことは予想できましたが、志木市や蕨市の学力がここまで高いとは思いませんでした(失礼ですが)。この2市は少人数学級に力を入れていることから、少人数学級と生徒児童の学力には相関があるのかとも一瞬考えましたが、10年以上前から少人数学級を実施している行田市の成績がそれほど奮わないので、関係ないのかもしれません。
県内市町村の少人数学級の実施状況の資料が手に入らないので、これ以上は分析できません。残念。
地域ごとに分類してみるのも面白いと思います。
県南地域である蕨市・さいたま市・戸田市は全体的に学力が高い(川口市は未公表)と言えますが、一方で、学力の高い志木市に接している新座市や富士見市の成績が良いというわけではないようです。全体的に学力の低い地域もあります。
小6の成績が良いのにも関わらず、中3の成績が悪い市町村(三郷市、新座市など)は、私立や国立の中学校に流れる生徒が多いのでしょうか?
私立・国立への進学率のデータと照らし合わせてみたいところです。
今回は市町村別データですが、これが仮に学校別データであっても、このように誰かの手によって順位付けされてしまいます。
それが「学校選択性」と合わされば、地域間での児童生徒の移動が生じることで、「地域コミュニティの崩壊(地元に同級生がいなくなる)」はもちろん、学力面においても、学校間の格差が拡大し、それが終いには「全体の学力低下」となって現れます。これは、イングランド、アメリカ、オーストラリアなどの海外の事例を調べれば分かります。
今年から解禁された学校別結果公表ですが、県内桶川市や島根県松江市などの自治体で既に実施されました。これらの自治体の今後の学力推移もよく観察していく必要があります。
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[教育]2014年10月29日(水)
今年度の全国学力テストについて、戸田市の分析結果が公表されました。
簡単にまとめると、
「小6は家や塾で勉強をしていて成績もそこそこ良いが、中3はスマホやネットをして宿題をやらないために成績が思わしくない。」
となります。
《戸田市の学力について》
私が作成したグラフを見ていただくとわかる通り、(昨年の小6国語が飛び抜けていたことを除けば)「概ね変化なし」です。
ただし、戸田市の弱点である中3数学に、いくらか改善の傾向が見られます。
《戸田市の生活態度について》
日頃の生活態度の回答で目立つものは以下です。
・小6「学校以外で勉強を2時間以上しているか?」
戸田市32.7%、埼玉県27.1%、全国25.8%
・中3「家で学校の宿題をしているか?」
戸田市82.9%、埼玉県85.8%、全国88.2%
・中3「スマホやネットを2時間以上しているか?」
戸田市39.8%、埼玉県34.4%、全国32.7%
《戸田市の分析について》
●昨年12月議会の一般質問において、テスト結果のさらなる分析を求めましたが、今年度から「項目ごとの講評が付いたこと」「戸田市学力向上プランや各校の取り組みが公表されたこと」は良いことだと思います。
●しかし、分析自体はまだまだ足りないように思います。項目ごとの講評が通り一遍ですし、そもそも経年変化や正答率分布の分析が行われおりません。
経年分析の必要性は自明ですが、正答率分布は生徒間の学力格差の傾向を表します。正答率分布が分からないと、仮に戸田市の正答率が上がったとしても、それは、トップ層が頑張ったおかげなのか、それとも全体が底上げされたからなのかが分かりません。
今後の取り組みに期待します。
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