[まちづくり]2016年1月13日(水)
一部の方から好評をいただいている公式サイトの「3分動画」の最新版「スポーツセンターの今後のあり方」をアップしました。
▲こちらをクリックすると動画がご覧いただけます。
戸田市スポーツセンターについては、昨年2月の屋内プール棟の天井落下による閉鎖に伴い、現在、戸田市が検討委員会を立ち上げて再整備の方向性を協議しています。
この3分動画では、再整備について考えられる3つの方向性とそれぞれの費用の目安を示し、「いま何が議論されているか」が分かるような説明を行いました。
ただし、あくまでざっくりとした説明ですので、検討委員会で協議されている内容の詳細をお知りになりたい方は、今後公開されるであろう議事録をご覧になるか、今月21日(木)に開かれる第2回検討委員会を傍聴してください。(こちらでも随時情報を共有します。)
なお、今回の3分動画はこの1本のみです。
実は「図書館改革の取り組み」についても、マニフェスト大賞プレゼン大会で使用したスライドを用いて撮影を行ったのですが、納得する出来ではなかったのでお蔵入りとしました。
次回、スライドを作り直して撮影し直そうと思います。
過去の3分動画は、以下のリンク先からご覧いただけます。
ここには3年前の選挙前のご挨拶動画も掲載しているのですが、自分でひさしぶりに観てみたところ……複雑な気持ちになりました(笑)
◎3分動画(真木大輔公式サイト)
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[生活と環境]2016年1月12日(火)
本日は、NPO法人戸田の川を考える会主催の「上戸田川整備事業 川づくり勉強会」に参加しました。
戸田市を北から南に流れている上戸田川ですが、戸田駅辺りから北側部分は未整備で暗渠(あんきょ)になっており、例えばとだ自動車学校においては地下を流れています。
浸水対策や水質改善、憩いの場作りを目的とした上戸田川北側部分の整備計画をこれから策定していくにあたり、今回初めて、行政や市民、議員、企業の参加のもと、「アユが棲む川づくり」に向けた勉強会が開かれました。
私が感銘を受けたのは、主催者の方が説明された勉強会の趣旨なのですが、それは、
「お金を掛ければなんでもできるが、市の財政の範囲で行政と市民がうまく連携し、上戸田川の水質浄化を持続的に図れるしくみを模索していきたい。」
というものです。
ともすれば、市民団体と行政は「要望のやり取り」の関係に陥りがちなのですが、このように計画策定の段階から「一緒に考えていく」という取り組みは、まさに協働と呼ぶに相応しいものだと思います。
今後は年に2回程のペースで勉強会が開かれるとのことで、次回は、蕨市の担当課も参加されるとのことです。
上戸田川には、蕨市の下水管が通っていないお宅からの生活排水も流れ込んでおり、残念なことにその管理は行き届いているとは言えません。
この勉強会がきっかけとなり、蕨市の行政や市民の方々の環境に対する意識が向上されるのであれば、上戸田川の水質改善にとって大きな一歩となります。
▲平成20年頃に整備された上戸田川です。今後これが北に伸びていきます。
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[安全と防災]2016年1月11日(月)
本日は戸田市成人式が開かれましたが、急な事情で参加できず、楽しみにしていただけに残念でした。
新成人のみなさんの門出をお祝いします^^
話は、昨日の消防出初式に戻ります。
会場で配布された冊子に、戸田市の救急車出場のデータが記載されていたのですが、それを図のようにまとめてみました。
青色は、119番をかけるかどうかの判断に個人の裁量が少ないと思われるもの(交通事故や自然災害など)の件数、オレンジ色は個人の裁量が大きいと思われるもの(急病、一般負傷など)の件数です。
近年の救急出場件数の増加に伴い、救急車の適正利用が強く求められていますが、このグラフを見ればその実態が良くわかります。
戸田市消防は、救急車の「現場到着時間」と「医療機関収容時間」のいずれも、県内の消防機関のなかで1位という大変素晴らしい実績を持っています。
しかしグラフの通り、救急出場件数は、戸田市の人口よりも大きいスピードで増加しているため、現場到着時間や医療機関収容時間は年々少しずつ延伸しています。
戸田市の財政と同様、現状に甘んじず、将来を見据えた積極的な対応が必要と考えます。
【参考】
《一般質問》119番の必要性を自己判断できる「救急受診ガイド」(真木大輔公式ブログ)
元データは以下です。
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[安全と防災]2016年1月10日(日)
本日は、戸田市消防の出初式が市役所駐車場で行われました。
圧巻は、はしご車からの放水でした。
はしご車の高さは35mあり、市内のほとんどのマンションに対応できるとのことです。
また、先日こちらでお伝えした「戸田市消防団 宝くじ号」がさっそく活躍していました。
消火器デモンストレーションや煙体験が行われ、参加した子供達がとても楽しそうでした^^
これらに使われた資機材はすべて「宝くじ号」に搭載されているとのことで、要望があれば町会などへの出張防災教育も可能とのことです。
昨年に市庁舎の耐震化工事が完了し、4年ぶりに出初式の式場が道満グリーンパークから市役所に戻ったわけですが、今日見学に来られた市民の方の多さを見ると、やはり「行きやすい場所」で催しを開くことは大切なことなのだと改めて実感しました。
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[教育]2016年1月9日(土)
●昨日は、「戸田市教育フェスティバル」に参加しました。
毎年1月に戸田市の教職員が一同に会し、教育の最新テーマに関する講演が行われる貴重な場です。
今回の講演は、以下の3つでした。
①文科省による、「アクティブラーニング」についての講演
②ベネッセによる、戸田市との包括協定についての講演
③森塾による、成績を上げる授業のコツについての講演
特に、①の講演が印象的でした。
新しい学習指導要領の中心に据えられる「アクティブラーニング」の第一人者である田村学氏による講演だったのですが、アクティブラーニングが必要とされている背景やその効果、授業の工夫などについて非常にわかりやすく説明をされました。
これまでの学習では、授業から「インプット」したものをテストで「アウトプット」することが中心でした。
これからの学習(アクティブラーニング)では、授業以外にも、本やネット、クラスメートから「インプット」したものを、テストだけでなくネットやクラスメートにも「アウトプット」し、その過程のなかでクラスメートとの相互作用によってよりクリエイティブな答えを導き出す、という作業が行われていきます。
このような学習によって、これからの子供達は、社会で必要とされるスキルを学校で身に付け、(日本国内にも増えるであろう)各国の人材と渡り合うことができるようになるわけです。
●新たな考え方が浸透するには時間が掛かるものですが、戸田市は、数年前からこのような「新しい学び」に取り組んでおり、市内各校の学校だよりに目を通しても、次第に校長先生方へ「アクティブラーニング」への理解が拡がっているように感じます。
今回の教育フェスティバルは、それが現場にいる先生方にも共有される素晴らしい機会だったと思います。
次期学習指導要領が実施されると、全国の学校でアクティブラーニングが展開されるわけですが、おそらく自治体によってバラつきが出てくるのではないかと私は考えています。
それこそ、アクティブラーニングは、“アクティブ(主体的)”に実践していってこそ、その心が理解できていくものであって、あとから形だけを真似てうまくいく性質のものではないと思います。
●さて、戸田市の教育行政の今後4年間の計画である「第3次 戸田市教育振興計画」の案が完成し、先週からパブリックコメントが実施されています。
上述のアクティブラーニングなどの国の方向性を先取りした施策や、戸田市のいまの課題に対応する施策が多く盛り込まれ、4年前の計画から大幅にアップデートされています。
計画案の内容やそれに対するご意見の送付は、以下のリンク先からどうぞ。
◎第3次戸田市教育振興計画(案)についての意見募集(戸田市公式サイト)
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