[安全と防災]2016年8月23日(火)
市内の台風被害がひと段落した本日、戸田市の各担当課にハード面での冠水対策の概要について伺いました。
まず、大雨のたびに冠水の起こる戸田駅の北側周辺を含む「新曽土地区画整理事業区域」に関しては、区画整理事業の進展に合わせて、多量の雨水を流すためのボックスカルバート(コンクリート製の四角状トンネル)の道路下への敷設や、雨水を一時的に貯める貯水池の整備などを行っているとのことです。
また、現在とだ自動車学校の地下を流れる上戸田川の整備が完了すれば、周辺地域の雨水排水機能の大幅な向上が見込まれるとのことです。
ただし、懸念されるのは、それらの事業の完了が当分は見込めないということです。
一方で、市内全域(新曽土地区画整理事業区域以外)において冠水の頻発する箇所に関しては、道路上の雨水マスの増設、小中学校グラウンドへの雨水浸透施設の設置、大きなボックスカルバートへの取替、雨水管の流れる方向の改善、などを毎年行っているとのことで、昨日の台風時も、担当課が市内全域をパトロールし冠水の状況を確認したとのことです。
近年の傾向として、ゲリラ豪雨の回数は増加し、また台風に関しては、全体の数は減少しているものの大型台風の数は増えています。
引き続き、戸田市には冠水対策を進めていただきたいと思います。
▲こちらは、市内の方がtwitterで投稿されたものです。
◎「アユが棲める川づくり」に向けた上戸田川整備の勉強会 2016/1/12(真木大輔公式ブログ)
◎戸田市で洪水が起きたらどうするか? 2015/10/3(真木大輔公式ブログ)
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[安全と防災]2016年8月22日(月)
関東地方を直撃した台風9号ですが、戸田市では、一部の道路の冠水と、床下浸水が25棟あったのみ(23日7時 埼玉県発表)で、幸いなことに大きな「内水被害」は無かったようです。
戸田市を台風が通過した後も、荒川上流流域での大量の降雨が起こす荒川氾濫による「外水被害」を心配しましたが、事なきを得ました。(※なお、荒川の笹目橋付近の最高水位は22日23時の3.73m。平常時の水位は1m前後。堤防が耐えられる水位は14mです。)
私は、台風通過中は市役所におりましたが、市役所では5階大会議室に災害対策本部が設置され、多くの職員さんが防災服に着替えて、災害対策に関する協議や市民からの電話応対、現場に出向いての対応等に追われていました。
戸田市は水害のリスクと隣り合わせであることを改めて実感しましたが、今回のように台風の上陸があらかじめ予想されている場合は、
●事前に、「排水マスの清掃」や「周辺の落ち葉やごみの清掃」、「土のう対策」を行う。
●冠水中は、不要な外出を控える。
●荒川氾濫の危険を察知したときは、早めに戸田市から逃げる。
という意識を徹底していただければと思います。
掲載した写真は、市役所2階エントランス付近にある喫煙所の様子です。普段は喫煙される方が座っていることの多い集水器から雨水が噴き出しており、こんなところからも大雨の恐さを感じました。
◎台風第9号による被害状況について 第6報(埼玉県公式サイト)
◎水位・雨量・ライブ映像【笹目水位観測所】(国土交通省)
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[まちづくり]2016年8月21日(日)
昨日は、「2016 笹目川夏フェスタ」が悪天候のため中止となり、「第42回 戸田ふるさと祭り」にだけ参加しました。
笹目川夏フェスタのメインイベントとして予定されていた「笹目川の舟下り」を、私はずっと楽しみにしていて、中止とならなければ、北戸田駅近くから舟に乗って笹目川を下り、そのまま荒川に出て戸田船着場で降り、そこから歩いてふるさと祭りの会場である戸田競艇場駐車場に向かう予定でした。
昨日の午後、雨が止んだ頃に笹目川夏フェスタの開場に伺ったところ、市の職員さんやスタッフの方々が撤収作業をされているところでした。
当日までに多くの準備があったであろうことを思うと、参加者以上に運営側は残念だったと思います。
その後、ふるさと祭りに向かい、小一時間ほど料理とお酒を嗜み、妻におみやげを買って帰りました。
ふるさと祭りの運営に携わっておられる方々のご尽力に敬意を表しつつも、やはり、参加して毎回思うのは、
「市役所で開催してほしい」
ということです。
戸田市で一番大きな祭りは、市民に馴染みのある戸田市の中心で行う方が盛り上がるに決まっています。
これまでも議会において、私を含む複数の議員が「ふるさと祭りの市役所開催」を要望していますが、返ってくる回答はきまって「市役所開催には課題があり実施は困難(と実行委員会が判断している)」というものです。
しかし、本年10月1日の戸田市制50周年を祝す大イベント「とだ50祭」の会場は、なんと、市役所です。
つまり、やろうと思えば市役所開催はできるということです。
これからは、ふるさと祭りの市役所開催を提案する際に、「とだ50祭」を引き合いに出していこうと思います。
戸田市としても、その実現のために、実行委員会に対してサポートをしていく必要があると思います。
◎2016笹目川夏フェスタを開催します!(戸田市公式サイト)
◎2016年10月1日 とだ50祭を開催します!(戸田市公式サイト)
◎3月議会の市民生活常任委員会予算審査で行った提案・要望 2016/5/17(真木大輔公式ブログ)
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[教育, 行財政改革]2016年8月20日(土)
いよいよ、戸田市が給食費未納者に対する法的措置に乗り出します。
給食費を支払う能力のない家庭に対しては、生活保護や就学援助などの支援体制が整っているなか、未納の多くは、「支払う能力はあるのに支払わない」という悪質なものです。
これまで戸田市では、学校現場も含め、給食費未納の削減に向けた多くの努力がなされてきました。
私も、きちんと納入している世帯との不公平を生む給食費の未納に対して問題意識を持ち、かねてから議会で提言を行い、昨年2月からは「児童手当からの未納費徴収」が、そして本年10月から「未納者への法的措置」が実行されるに至りました。
法的措置のおおまかな流れとしては、
簡易裁判所から未納者への「支払督促」の発付
↓
支払督促を受けてもなお納付意思の見られない未納者に対しては「強制執行(資産の差し押さえ)」
となります。
戸田市で法的措置を開始することについては、教育委員会定例会で報告があり、それによると、
「埼玉県内では、川越市、加須市、朝霞市、八潮市、鶴ヶ島市、蕨市の6市が法的措置を行い、それにより滞納額の減少が見られることから、戸田市でも効果が期待できる。」
とのことです。
法的措置を行うには事務的な手間がかかりますが、それが悪質な未納者への“脅し”となり未納の数自体が減少すれば、結果的には、未納額と事務量の削減につながります。
教育委員会定例会の配布資料(掲載画像)には、戸田市での未納状況とこれまでの対策、そして今後の法的措置のプロセスが分かりやすくまとめられています。ご参考にしてください。
◎教育委員会会議録及び資料【2016年】(戸田市公式サイト)
◎平成27年9月議会 一般質問「学校給食費の未納対策について」議事録(真木大輔公式サイト)
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[まちづくり]2016年8月19日(金)
たびたびこちらでお伝えしている通り、来年度、新曽の消防本部裏手に広場が整備される予定ですが、現在、その広場づくりのワークショップが順調に進んでいるようです。
全4回のワークショップのうち既に2回を終え、その報告資料が戸田市公式サイトに公開されています。
それによると、過去2回のワークショップでは、
地域の現状に関する説明
↓
広場整備予定地の現地確認
↓
グループに分かれての素案作り
↓
グループ毎の素案を突き合わせての全員での話し合い
が行われ、このたび、広場の素案が一つにまとめられたようです。
さらに報告資料を読んでいくと、小学生も含めた(!)幅広い世代の委員による活発な意見交換が行わていたり、またワークショップに参加できない方に関しては、メールでご意見を募ったり、報告資料をネットに随時公開したりと、地域住民に公平な形でワークショップが進められていることが分かります。
その地域に必要な広場をその地域に住む方々が作っていく、という素晴らしい事業だと思います。
そして、この広場は私の自宅から徒歩4分。
素案の通りに噴水ができ、来年の夏には娘に水遊びをさせてあげられるとしたら、新曽地区の住民としては夢のようです。
◎広場づくりの ワークショップについて(戸田市公式サイト)
◎新住民に配慮した「広場づくりワークショップ」の開催 2016/6/2(真木大輔公式ブログ)
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