[議会と選挙]2016年2月26日(金)
3月議会の議案に対して行う「質疑(=本会議での公開質問)」の通告書を提出しました。
今回は、来年度予算のうち、私のこれまでの議会での提言に絡むものを中心に、8つの事業予算に関する質疑を行います。
以下、質疑の趣旨です。
①今年度から「あい・ポートステーション」への委託のもとに開始した「子育て支援員養成講座」の来年度の内容と講座を修了した支援員の今後の活用。
②ひとり親家庭や貧困家庭の子供に対して来年度から実施する「子どもの学習支援事業」に携わる学生ボランティアの募集方法と活動内容。
③市役所前の自転車レーンをきちんと車道に整備するか。
④消防本部付近に整備される公園のワークショップに新住民も参加させるか。
⑤下前公園を改修する理由。改修に住民の声を反映させるか。
⑥50周年記念事業での「一日消防庁」の選定基準。
⑦電動ラップ式トイレの福祉避難所への備蓄状況。
⑧英検3級の受験費補助の実施に伴う面接指導人員の確保。
なお、登壇日時は3月4日(金)10時です。
◎質疑通告要旨(平成28年3月定例会)
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[行財政改革]2016年2月25日(木)
自動車メーカーの日産が実施している「EV(電気自動車)3年間無償リース」に戸田市の上下水道事業が選定され、本日はその納車式を見学しました。
埼玉県内では他に、草加市や飯能市など13自治体が選定されたとのことですが、上下水道事業のような「公営企業体」の当選は戸田市のみとのことです。
戸田市では、平成22年から環境アピールのために同じ日産のEVである「リーフ」を、ガソリン車よりも高額の月約6万円(国からの補助有)でリースしていますが、今回当選した「e-NV200」はそれよりも車体が大きいので、もし有償リースであれば月額で10万円程度は掛かったのではないかと思われます。
この「e-NV200」は、今後上下水道事業によって、「EVの蓄電機能や静音性を活かした管理巡回・保守業務」「災害発生時等の緊急出動」等に利用されるとのことです。
また、車体に描かれたデザインは「戸田市の水の循環」をイメージしたもので、なんと上下水道事業の職員さんが作成されたそうです。
(車体からの)CO2排出がゼロ、リース料もデザイン料もゼロと、戸田市にとっては良いこと尽くめです。
戸田市民のみなさんも、これからは「EVなら日産」ということでお願いします。
◎【記者発表資料】日産が戸田市上下水道事業に電気自動車を3年無償貸与(戸田市公式サイト)
◎日産が自治体へEVを3年間無償貸し出し(EconomicNews)
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[議会と選挙]2016年2月24日(水)
本日の本会議では、来年度の予算案に関する説明が行われました。
一般会計の予算額は約473億円(1.4%減)、特別会計の予算額は約253億円(4.7%減)です。(※詳細については以下のリンク先をご覧ください。)
1年間の税金の使い途を審議する3月議会は、議員にとって(おそらく職員さんにとっても)最も気が張り詰める議会です。
これから約1か月間の予算審議の流れは、
大きな予算方針に関する、会派ごとの「総括質問」(3月3日)
↓
目立った事業予算に関する、本会議での「質疑」(3月4日)
↓
事業予算の詳細に関する、「委員会審議」(3月11日、14日~16日)
↓
予算案に対する考えを表明する、「討論」(3月25日)
↓
予算案に対する賛否を採る、「採決」(3月25日)
となります。
これらとは別に、市政運営全般に関する「一般質問」(3月7日~9日)も行われます。
現在私が取り掛かっている作業は、「総括質問」と「質疑」と「一般質問」に関する打合せ&準備です。
◎平成28年度当初予算(戸田市公式サイト)
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[子育て, 交通と自転車, まちづくり, 行財政改革]2016年2月23日(火)
3月議会で行う一般質問の通告書を提出しました。
登壇日時は、3月7日(月)の10時から11時前後までです。
通告文とその概要は、以下の通りです。
1.調査回収率の向上について
(1)アンケートや調査等の回収率に対する本市の認識と、回収率の向上に向けた取り組みについて。
【質問の概要】
アンケートや調査の回収率が悪いと、その調査の信頼性は大きく失われます。
戸田市に限らず全国的また世界的に調査などの回収率が低下しているなかでそれを看過してしまえば、調査を実施する意義すら疑われる時代がいずれやってくるはずです。
そこで、回収率に対する認識の共有による回収率向上について提案します。
2.交通まちづくりのビジョンについて
(1)公共交通のみならず、自転車や徒歩をも含めた包括的な交通まちづくりのビジョンが本市には必要であると考えるが、いかがか。
【質問の概要】
自転車レーンや歩道の整備、駅前開発、tocoバス運用、自転車のまちとしてのシティセールスなど、戸田市はいくつかの交通に関わる施策を個別に実施している(する)ものの、それらを包括する計画のようなものはありません。
しかし、そもそも、公共交通、自転車、徒歩などの交通政策は、建物の配置などを含めた「まちづくり」のなかで総合的に実施されるべきものです。
そこで、戸田市の「交通まちづくりのビジョン」の策定について提案します。
3.特別支援保育について
(1)本市が実施する特別支援保育事業の変遷と、現在の受け入れ状況について。
【質問の概要】
市内小中学校には障害を抱えた児童生徒に対する「特別支援学級」が用意されているように、市内保育園には障害を抱えた乳幼児に対する「特別支援保育」が用意されています。
しかし市内の保護者からは、入園が容易ではないという声を頂くことがあります。
そこで、戸田市の特別支援保育の受け入れ体制について伺います。
◎一般質問通告要旨(平成28年3月定例会)
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[交通と自転車]2016年2月22日(月)
来年度の自転車レーン整備に関する予算を審議する前に、ここ最近整備された北戸田周辺の自転車レーンを確認してきました。
感想としては、やはり戸田市の自転車レーンのクオリティは高いということです。
掲載写真は、上から順に南陵高校前、北戸田イオン前、日本銀行前のものですが、このような自転車レーンの整備が難しい道路にも、矢羽根の設置やセンターラインの削除などの工夫により、しっかりと「自転車の走る空間」を整備しています。
実際に、以下の写真2枚をご覧いただけばお分かりの通り、トラックが自転車の走行空間をよけるように車道中央に寄って走っています。ここでトラックが対向車とすれ違う場合は、速度を落とすことになります。
最優先に守られるべき「歩行者」が歩道を安心して歩き、「自転車」は車道左側を快適に走り、交通強者である「クルマ」はそれらの存在を気遣いながら車道中央寄りを走る、という本来あるべき道路のシェアの形がここにあります。
そして、来年度の自転車レーン整備予定箇所は、なんと「戸田市役所前」です。
これにより、市役所南通りのドイトから国道17号までの間に連続的な自転車レーンが整備されることになります。
3月議会では、その市役所前の自転車レーンの整備形態に関する質疑も行う予定です。
(注)本投稿において、「自転車レーン」という用語を、正確な意味ではなく自転車走行空間という意味で用いています。
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