遊び場の閉鎖

子育て]2015年5月3日(日)

自宅の近所の空き地(空閑地)が閉鎖されました。

 

ボール遊びや大声が閉鎖の原因とのことですが、確かにこの空き地には住宅が隣接しているため、今回の閉鎖は致し方ないとも思います。

 

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しかし、このような息苦しそうな空き地でも、この地域(新曽北小学校区)の子供達にとっては数少ない遊び場でした。それくらい、子供達の遊び場がありません。

 

聞くところによれば、この地域の子供達は、放課後、遊び相手を探しにマンションのロビーを転々とするそうです。
私の住むマンションでも、よく子供達がエントランスやエレベーター前に集まってゲームをしていましたが、最近はそれすらも禁止されました。

 

子供達が行政に声を上げることはできませんし、子供というものは与えられた環境に順応してしまうので、この環境を素直に受け入れてしまっているかもしれません。だとすれば、それはとても悲しいことです。

 

子供達の成長にとって遊びは必要不可欠ですが、そのための場所をまちなかから奪ってきたのは私たち大人です。私たち大人には、子供達にきちんと遊び場を用意する責任があります。

 

もちろん、私も議会で何度か提案をしています。しかし、いまここで置き去りにされている子供達を思えば、やれることはまだあるのかもしれないと思います。

 

 

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