調査回収率の向上 ~3月議会 一般質問①~
[行財政改革]2016年3月8日(火)

3月議会で行った一般質問に関して、これから3回に分けてご報告します。
まずは、「調査回収率の向上」についてです。
選挙における「投票」が、間接民主制における住民の意思表明手段だとすれば、行政が実施する調査やアンケート等への「回答」は、いわば直接民主制における住民の意思表明手段と言えます。
しかし、選挙の投票率と同様に、調査の回収率は年々減少しており、現在戸田市には回収率が20%台の調査がいくつかあります。
調査の回収率が低いほど、回答者の属性に偏りが生じている可能性が高くなり、調査結果の信頼性は失われてしまいます。
調査には税金が使われており、また調査結果が行政の事業計画等に反映されることを考えれば、より住民全体のための事業を運営するため「回収率の向上」に努めることが行政には求められます。
そこで議場では、調査率に対する意識醸成と調査率向上策の共有のために、掲載画像にある「回収率一覧シート」の作成などを提案しました。
この提案を、執行部には行政改革の一つと捉えていただき、答弁は、
●「回収率一覧シート」の作成・公表
●情報統計政策課による回収率の一元把握
●ホームページやSNSによる「Web調査」の導入検討
と、大変前向きなものでした。
「調査回収率」は、一見地味でも大事なテーマであるという信念を持って今回の質問を行ったのですが、質問後には何人かの方からお褒めの声を頂き、世の中は正しかったと安堵したところです(笑)
議場では、図表を用いてもう少し掘り下げた説明を行っています。
ご興味を持たれた方は、以下リンク先の録画映像をご覧ください。
◎議会録画放映[3月7日午前](戸田市議会公式サイト)
◎議場配布資料(真木大輔公式サイト)
◇Facebookの元記事はこちら