神保市長、20年間、本当におつかれさまでした。

その他]2018年3月15日(木)

今週の月曜日は仕事を休み、落選してから初めて戸田市議会の傍聴に赴きました。

 

戸田市長を20年間務められた神保国男市長の議会での最後の姿を、この目で見ておきたかったからです。

 

議会の最後には、神保市長から退任のご挨拶がありました

 

以下は抜粋です。

 


現在の戸田市の姿こそが、私の20年間進めた取り組みの成果であると、多くは語らずともお認めいただければ幸いに存じます。

 

私は今月30日をもって市長の職を退きますが、これからも一市民として戸田市の成長を見守っていきます。

 

議員のみなさま、そして市民のみなさま。どうかこの戸田市を「今日より明日、明日より明後日」と、もっともっと魅力的でおしゃれなまちにしてください。

 

また執行部のみなさん。これまで私を支えてくれたこと、たゆまぬ努力を重ねてくれたことに感謝いたします。私は安心して戸田の未来をみなさんに託し、この場に別れを告げます。

 

20年間、本当にありがとうございました。



特に終盤は、万感の想いでご挨拶文を読み上げているように聞こえました。

 

神保市長は、5期20年の市長就任期間のなかで、教育水準の向上、子育て世代の呼び込み、財政状況の改善、行政改革、防災体制の充実、犯罪発生率の減少、三市合併の阻止、市民参加の推進など、多くの実績を残され、いまや戸田市は全国から注目される自治体にまで成長しています。

 

私は、市長とは数える程しかお話しする機会を持てませんでしたが、神保市長の知性やさまざまな物事・人物に対する洞察力には常に敬意を抱いていました。
これは、多くの職員さんにとっても同様なのではないかと思います。

 

また、神保市長は私のことを早くから評価してくださり、(市長与党の会派ではない)私の議会での提案も、その多くを取り入れてくださいました。
昨年の選挙に私が落選した際には、人生哲学に関する本を送ってくださり、落ち込んでいた時期の私を激励してくださいました。

 

私のなかで、神保市長ほど対面しながら「畏れ」を抱く方はおらず、そのような方に出会えたこと、またそのような方が政治に身を捧げる姿を目の当たりにできたことは、私の人生にとって大変幸せなことでした。

 

そして、戸田市にとって幸せなことでした。
神保市長、20年間、本当におつかれさまでした。

 

戸田市議会 市長退任あいさつ(約8分間)

 

 

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