本日、私が副委員長を務める市民生活常任委員会で、「地域に親しまれる公園づくりに向けての提言書」を執行部に提出しました。
公園は市民が豊かな地域生活を送るうえで欠かすことのできない重要な社会資本である、という認識のもと、提言書では、《公園事業の基本理念》として、
(1)どの年代の市民にとっても安全で集いやすい公園とする
(2)あらゆる世代の意見を広く取り入れる
(3)公園の利用実態や利用満足度の把握に努める
の3つを掲げました。
さらに、この基本理念を果たすための方策として、いくつかの具体的な提言を行いました。
私はかねてから、遊具の交換にさえも公園利用者の意見を広く取り入れるべきであると考えていました。
また、公園の死角はもっと無くすべきとも考えていました。
好立地にも関わらず利用者の少ない公園は、きちんとリニューアルすれば、地域住民に親しまれる公園に生まれ変わるはずです。
そのリニューアル案は、地域住民が一から話し合って作るのが良いに決まっています。
そして、新曽地区には、公園がまだまだ足りていません。
これら公園に関する思いを、この提言書に込めることができました。
それだけで、まずはひと安心です。
また、他の委員からの提案や先進地への視察で得た知見も、多く盛り込まれています。
今回の提言書によって、委員会の考える「理想の公園づくり」を提示できたことには、大きな意義があると思います。
しかし、その有効性をさらに高めるためには、この後の各委員による継続的な働きかけが重要となります。
その点については、本日の委員会の最後に、私から委員のみなさんにお願いをさせていただきました。
提言書の中身は、以下の画像のほか、PDFでもご覧いただけます。
最後に、ひとつだけ心残りなのは、委員会に女性がいなかったことです。
女性の委員がいれば、男性とは異なる視点から、提言書にさらなる厚みを持たせてくれたのではないかと感じています。
テーマが「公園」であるからこそ、なおさらだったと思います。