第6回 協働会議【町会会館の活用】

まちづくり]2015年1月21日(水)

本日の夜は、「第6回 協働会議」が開かれ、前回に出た提案である「町会会館を拠点とした地域のつながり作り」について掘り下げて協議しました。

 

その中で、現役の町会長から、町会会館の使われ方の歴史について初めて伺うことができ、町会館が現在の立ち位置となったことにも、経緯があることを知りました。

 

とはいえ、町会会館には、「それぞれの地域の市民にとって、すべて歩いて数分の場所にある」という、他の公共施設には代えがたい魅力があります。

 

議論から生まれた、「例えば平日の午前中などを市が借り上げ、子育て世代に提供する」という案には、町会館にとっての賃借料確保というメリットと、子育て世代への居場所の提供というメリットがあります。

 

唯一、市の財政負担という懸念事項がありますが、町会館を半日借りるとして2000円程度とのことなので、仮に毎週の月曜日・水曜日・金曜日の半日を借りる場合でも、(1町会会館当り)年間で30万円も掛かりません。
あとは、子供の見守り要員を確保し(これも大きな課題ですが)、管理責任を明確にしさえすれば、「地域のつながり作り」という大きな期待を叶える、有力な方策となるのではないかと思います。

 

先日の講演で、ファシリティマネジメントとは、サービスという視点から既存施設の活用を考えるものであることを学びました。
もちろん町会の方々のご理解が必要ではありますが、すべての市民にとって身近な場所にある町会会館は、それを活用させていただくことを真剣に検討する価値があると考えます。
そして何より、多くの地域の方々が日常的に町会会館に集う光景を想像すると、そこには夢がある感じます。

 

 

◇Facebookの元記事はこちら