高齢者から見た道路環境と世代間の距離

まちづくり, 生活と環境, 福祉と医療]2015年2月14日(土)

地域回りをしていると、普段お話しする機会の少ない高齢者の方々からご意見を頂くことがあります。

 

ごもっともだと感じたのは、歩道の舗装修繕に関するご意見です。

 

足が悪くシルバーカーを利用している高齢者にとって、木の根っこなどによりデコボコになった歩道は、単に歩きにくいだけでなく、買い物の荷物でシルバーカーが重くなっているときには、デコボコを乗り越えることすら難しく、場合によっては転倒してしまう危険があるとのことです。

 

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また、昇降時の段差が小さい「ノンステップバス」が高齢者(や障害者)の方々にとってどれだけありがたいかについても、実感を持って理解することができました。

 

もちろん、その他に、「高齢者いじめをするな」というご意見を頂くこともあるのですが、敬老祝い金の見直しに関しては、先日の議会の賛成討論で述べた通り、市の将来の財政を考えれば致し方のないところです。

 

私は、戸田市が「全ての世代が“市にとって本当に必要な事業は何か”について納得し合って過ごせるまち」になることを望んでいますが、そのようなまちになるには、「行政と市民」「議会と市民」の間だけでなく、「市民と市民」の間での話し合いも、まだまだ足りていないなと感じます。世代間に距離があるのではないかと感じます。

 

 

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