「市内のバス停にベンチや屋根を設置して欲しい。時刻通りに来ないことがあるバスを、立って待っているのはツラい。特に夏場は、屋根が無いと日差しが暑くて大変。」
こちらは、半年ほど前に市内の高齢女性の方から頂いたご意見です。
公共交通の利用促進のための貴重なご意見であり、それ以来、市に提言する機会を伺っていました。
そこで、金曜日に開かれた交通対策特別委員会において、先日行政視察を行った魚津市の取り組み(バスサポーターや地域住民によるベンチ設置)を挙げ、「市内のバス停へのベンチの設置を進めてはどうか?」と提案させていただきました。
他にも、魚津市と射水市がそれぞれ導入していた「バスロケーションシステム(バスの運行情報表示)」の設置拡大についても委員会で取り組んではどうか、と提案させていただきました。
すでに委員間では、住民の移動権確保のための「公共交通」の重要さは共有されていると思います。
あとは、「公共交通をより身近なものにする」ために、委員会として具体的に何に取り組んでいくかを決める時期に入っていると思います。
議員個人ではなく、議員の集まった「委員会」だからこそできることがあると思います。
今後の交通対策特別委員会の活動にご期待いただければと思います。
※以下の写真は、市内外のバス停の模様です。