平成26年度決算審査が始まりました

交通と自転車, 安全と防災, 生活と環境, 行財政改革]2015年9月14日(月)

本日は、平成26年度決算の委員会審査1日目でした。

 

要するに、「昨年度、税金が適正に使われたか?」をチェックするわけですが、今回はお金にこだわり過ぎた質問をいくつかしてしまい、ちょっと反省です。

 

以下、市民生活常任委員会で行われた質疑応答のうち、私が質問したものを中心に報告します。

 

■下水道事業の利益「約1.5億円」を、下水道事業の借金返済の積立金に回す。

 

【Q】そもそも、市から「約3.4億円」の税金を投入した上での利益であり、そこには、下水道が敷設されておらずに浄化槽を使用せざるを得ない市民からの税金も含まれる。利益は市に返すべき。

 

【A】当面は積立金に積むが、利益を市に返すことが筋だとも考えている。

 

■荒川水循環センターの下水汚泥焼却灰に関する第6回説明会を開催した。

 

【Q】説明会に参加しなかった市民の中にも、放射性焼却灰について不安を抱いている方がいる。説明会で配布した資料を読めば、一定の安心を得ることができる。戸田市HPで公開してはどうか。

 

【A】県HPへのリンクを張るなどの対応を行う。

 

【Q】放射性焼却灰を包む袋の耐久性は?

 

【A】1年耐用のものを3年耐用のものに替えた。袋の強度検査を行っているので、検査結果が悪ければ新しい袋に取り替える。

 

【Q(他委員)】冠水等により、放射性焼却灰が流れ出す危険性は無いか?

 

【A】内水では流れ出さない。外水では流れ出しうる。その事態の想定も含めた災害時対応方針を策定した

 

■青色防犯パトロール委託料「約5千3百万円」

 

【Q】1年間のパトロール実績は集計しているか?

 

【A】集計していない。毎回、日報は提出してもらっている。

 

【Q】巡回ルートは把握しているか?

 

【A】把握していないが、市民要望のあるスポットは巡回してもらっている。

 

■戸田市保養所『白田の湯』運営費「約1億2千万円」

 

【Q】市役所3階にある『白田の湯』の受付カウンターに2名のスタッフがいるが、いつも暇そうにお喋りしている光景は、市役所に対するイメージダウンに繋がる。来年度に受付スタッフを1名に削減し、その分の指定管理料を削減することを要望する。

 

【Q(他委員)】『白田の湯』を利用していない市民は多く、戸田市が進めている受益者負担の考えにそぐわない。今後、修繕費などがさらに嵩むはず。売却を検討すべき。

 

■自転車スケアードストレイト教室「約42万円」

 

【Q】昨年度の参加者は160人とのことだが、市民の関心を引く内容なだけに、もったいない。他のイベントとの同時開催を行うなど、集客の工夫を検討しては?

 

■新しくなる駐輪場の指定管理者の指定

 

【Q】指定管理者による提案(自転車修理サービス、自転車安全利用啓発、空気入れ設置etc.)を、なるべく多く実現してもらえるよう要望。

 

【Q】定期利用登録更新時の在籍確認を厳重に行うべき。(※これまでは、市外に通勤しなくなった後も不正に登録更新している事例が少なからずあった。)

 

【A】更新時の公平性を保てるよう、在籍確認をしっかり行うよう指定管理者にお願いする。

 

※他にも、新しくなる駐輪場の「利用料金」について多くの質疑応答がなされましたが、ここでは割愛します。正式に利用料金が決定次第、こちらでご報告いたします。

 

 

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