先週月曜日の文教建設常任委員会の中で、来年度に整備される自転車レーン(の一つ)が明らかになりました!
県道朝霞蕨線のうち、北戸田駅~外環自動車道辺りです。
この部分の管理が埼玉県から戸田市に移管されるのに伴い、戸田市の意向を汲んで、移管前に県が整備してくれるそうです。
素晴らしい点が2つ。
(1) 車道幅を拡幅せずに、センターラインを削除した分を自転車レーンに分配!
(2)交差するもう一方の道路には、車道上にナビライン(矢羽根)を設置!
とはいえ、自転車事故は交差点で最も多く起こるので、「交差点にもナビラインが必要では?」と質問したところ、今後、交差点の処理も行っていくとのことでした。
(1)のセンターライン削除の自転車レーンは、一昨年に戸田市が戸二小前に設置し、全国の自転車専門家から大変評価されていたもので、今回が第2弾となります。センターラインの削除には、クルマの速度抑制効果があります。
(2)の車道上のナビライン設置は、自転車レーンを設置する程の車道幅員が無い場合の方法です。この方法の実行には、行政としてはなかなか勇気が必要で、戸田市の「自転車は車道」という強い信念が現れているとも言えます。
どちらとも、よくぞやってくれました!という感じです。
ここまで原則を外さずに自転車走行空間の整備を進めている自治体は、そう多くないのではないかと、ちょっと戸田市の自慢^^
【追記】
戸田市の自転車レーン計画には、市道しか含まれていないため、昨年3月議会に「県道・国道にも自転車レーンを!」と、会派で求めていました。