「自転車レーン整備」による自転車事故減少のデータは国内外に見られますが、静岡県では「自転車の左側通行」による自転車事故減少のデータが得られました。
先週木曜日の夕方、市内で自転車事故を目撃しました。
路側帯を逆走する自転車とトラックとの出会い頭事故です。
私の見る限り、トラックは注意しながら一時停止ラインから進行していましたが、逆走自転車が急に飛び出して来た状況においては、その注意では足りなかったようです。
幸い軽微な事故で、警察沙汰にはならなかったようですが(つまり市内の自転車事故件数にはカウントされない)、トラックの運転手の方は平謝りをされていて、自転車に乗っていた方はお怒りの様子でした。昨年12月1日の改正道交法の施行からは、自転車の路側帯逆走は道交法違反です。
一方、昨日は戸田公園駅付近において、酒酔い運転のトラックにより、大変悲しいことに自転車に乗っていた方の命が犠牲になってしまいました。
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000034615.html(※リンク切れ)
本日、現場を確認しましたが、何事も無かったかのように多くのクルマが通行していました。
自転車は、車道左側通行を遵守して、歩行者と自分の身を守らなければなりません。そしてクルマは、簡単に人の命を奪ってしまう道路上の強者であることを自覚して、歩行者や自転車を守らなければなりません。
お互いがお互いを思いやる運転を行い、道路上での犠牲者が一人も出ないような世の中になることを切に願っています。
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