自転車交通安全キャンペーンに参加して感じたこと

交通と自転車]2015年12月12日(土)

金曜日の夕方に、北戸田駅前で自転車交通安全キャンペーンが実施され、私も見学がてら参加させていただきました。

 

今年度から初めて、戸田市の新規採用職員が参加するということで、かつて議会において「まずは市職員が自転車ルールを遵守し市民の模範となるべき」とかつて提言した私としても、この取り組み自体は評価するところです。

 

しかし、啓発グッズを配る新規採用職員の態度が、市民の方々に積極的に関わっていこうというものよりは、与えられた業務をこなしているだけのもののように見えたのが非常に残念でした。

 

議員にはもちろんですが、市職員にも今後さらに必要となってくるのが「市民とのコミュニケーション力」だと思います。
今後の意識の転換に期待したいと思います。

 

もう一つ、今回のキャンペーンで印象的だったのは、私がお子さん連れの若いお母さんに啓発グッズをお配りした際に、

 

「自転車が車道の左側を走らなきゃいけないのは知っているけど、歩道は通って良いの?その場合の向きは?」

 

とのご質問を受けたことです。

 

私からは、

 

「自転車走行空間が十分には整備されていない場所では、やむを得ないときに歩道を通っても良く、またその向きはどちらでも良いことになっているが、①歩行者の安全のために歩行者がいるときは速度を落とすこと ②自らの安全のために交差点に出るときは十分に気を付けること。」

 

とお答えしたのですが、何より、自転車の交通ルールの認知がここまで広まってきていることが感慨深かったです。

 

明日の戸田朝市で開催される「チャリ検」は、自転車ルールに関するこれらの疑問を解消し、正しい乗り方を身に付けるのに適した講習です。

 

 

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