[交通と自転車]2015年1月14日(水)
昨日は、「戸田市教育フェスティバル」に参加しました。
年に1度、戸田市の全ての教職員が文化会館ホールに集まり、教育の旬のテーマに関する講演を聞くイベントです。
今年の講演のテーマは「ユニバーサルデザイン教育」でした。
こちらに関しては、先日に笹目小学校の研究発表会で学んだので、復習といった感じでした。
私にとって印象深かったのは、児童生徒による演奏会(ダンス有り)と講演会との合間に、先生方への諸注意として、
●戸田市は自転車事故が多いこと(今年度県内ワースト8位)
●「自転車の左側通行」を遵守すること
●児童生徒への指導だけでなく、児童生徒の見本となること
などがアナウンスされたことです。
昨年の6月議会において、「まずは市職員と教職員が市民や子供の模範となるべき」との提案のなかで、「教育フェスティバルでの自転車をテーマとした講演の実施」を求めました。
それは叶わなかったものの、今回このような機会に《自転車は左》を強調して注意をしていただけたことは、大きな一歩だと思います。
《自転車は左》を守ると、特に交差点でクルマやバイクから気付かれやすくなり、自転車事故が大きく減ります。
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[交通と自転車]2014年12月22日(月)
12月議会や図書館イベントが終わり少し落ち着いたので、市民の方から頂いていたご意見に関して、担当課に聞き取りや要望を行いました。
そのうちの一つが、戸田駅西口前で工事中の「円形の交差点」についてです。
《円形の交差点について》
・数年先に(円形交差点でない)駅前ロータリーが完成するまでの暫定的なもの。
・正式な「ラウンドアバウト(環状交差点)」ではないが、クルマの通行方法はラウンドアバウトと同じで、巡回車優先。
・円形部分に入り込まない形での自転車通行環境は整備するが、円形内へ自転車ナビラインは設置しない。
特に自転車通行環境については、細かいお話し合いをしました。
自転車が円形内に入り込めない形(つまり、放射状の外側の道路に逃げる形)になると、自転車にとっては「向こう岸に行けない」という不便な交差点になってしまいます。
すると、円形付近の横断歩道を通行する自転車がおそらく発生してしまい、円形部分を出てきたクルマとの事故を招きかねません。これは、交差点で自転車事故が多い理屈(=交差点に自転車が現れるまでにクルマから自転車が意識されない)と同じです。
道路整備において、自転車の走行空間が見落とされる(≒自転車にとっての利便性や安全性の重要度を低く捉えられる)ことは多いのですが、これからは基本になっていって欲しいです。
※先進事例(自転車ナビライン混在型のラウンドアバウト)
①長野県軽井沢町 ②長野県須坂市
《横断歩道の安全確保について》
・暫定の円形交差点が設置されている間は、付近の横断歩道への信号設置はない。
・駅前ロータリーの本格供用後の、横断歩道への信号設置に関しては未定。
・横断歩道の距離が長いことや、クルマが横断歩道で停止しない現状は認識しているので、今後注視し、状況によっては対応を考える。
これに関しては、知り合いの方から「道路の整備によって、クルマがスピードを出すようになり、そのせいで横断歩道を渡れない高齢者がいる。」とのご意見を頂きました。
駅前が主に誰のための空間であると考えているか、つまりクルマを優先するのか、歩行者を優先するのか、を見るとその街が分かるような気がします。
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[教育, 交通と自転車]2014年12月17日(水)
▲新曽地区に先日設置された路面標示
先週火曜日に開かれた文教建設常任委員会の議題のうち、主な2件についてご報告します。
(※少人数学級の請願については後日投稿します。)
《ゾーン30》
・委員会として改善要望を出していた「分かりやすい路面標示」については、県から「県の基準から逸脱したデザインは不可」との回答。県の基準では「緑色背景&白色四角囲み&白文字縦書きゾーン30」が限界。市としては、せめて分かりやすいフォントになるよう業者に要請するとのこと。
・先日、東京都の警視庁が導入した「分かりやすいシンボル看板」については、県から「市で独自に設置することは可能」との回答。しかし現時点で、市として設置する意向はないとのこと。
▲写真は府中市の事例
《海外留学奨学基金》
・市内の篤志家による1億円の寄付金の運用益のみで賄ってきたが、利率が下がり、元金に手を出さなくては立ち行かなくなる。今後、奨学金給付額を抑えるほか、審査を厳しくする、とのこと。
・そこで、私からは、国が今年度から開始した官民連携事業「トビタテ!留学JAPAN」を申請者や市民に周知することで補完するよう求めました。
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[交通と自転車]2014年12月10日(水)
■3か月前の交通対策特別委員会において、「公共交通に関する調査」を委員会で取り扱っていくことが決まり、本日の委員会で具体的な話し合いを行いました。
議論の結果として、「まずは、tocoバスと民間バスに関する実態調査が必要」ということで、統一の調査項目を決め、地域別に担当を分けて調査を行っていくことになりました。
私からは、「公共交通の潜在的なニーズを掘り起こす方向性であるべき」という意見と、そのためには「バス利用者だけでなくバス未利用者の実態調査も必要」という意見を出しました。
バス路線の廃止や追加を考える前にまず、潜在ニーズの掘り起こしのためにできる方策は、国内や国外の事例を見れば豊富にあります。
それらを大きく分ければ、「使いやすさ」の向上と「わかりやすさ」の向上です。
●上の写真は、今年10月に戸田公園駅前正面に移設されたtocoバスのバス停です。
こちらは担当課による取り組みですが、tocoバス利用者にとっては「使いやすく」、また未利用者や市外からの方とってはtocoバスの存在が「わかりやすく」なる素晴らしい改善策だと思います。
●下の写真は、中央区の「えどバス」のバス停に掲示された案内図です。
地図上で、目的地やそこまでの乗り換えが「わかりやすく」なる取り組みです。
●写真の最後は、バルセロナにあるバス停案内の路面標示で、これによりバス停の存在とその位置が「わかりやすく」なります。
他にもいろいろと紹介したいところですが、今日はここまで^^
■明日は、会派メンバーをお誘いし、「災害時のトイレ問題」に特化した勉強会に丸一日参加します。
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[子育て, 交通と自転車]2014年12月7日(日)
■本日は、町会の「530運動(ゴミゼロ運動)」に初めて参加した後、蕨市に出向き「おやこじてんしゃ勉強会」に参加しました。
「おやこ自転車プロジェクト」が主催する勉強会で、子乗せ自転車の安全な扱い方や運転方法、購入にあたっての注意点などについて、講演とワークショップが開かれました。
スローガンである「親になったら、もう一度自転車を学ぼう。」の通り、これから職場復帰して子乗せ自転車の購入を検討しているお母さん方を中心に、既に子乗せ自転車を利用しているお母さん方も学び直しに参加されていました。(うちの奥さんにとっては予習)
また、会場の蕨市立中央公民館では、子育てフェスタが同時開催されており、多くのファミリーで賑わっていましたが、そういえば、戸田市でこのようなイベントってあるのかな??
■明日は、一般質問の4日目(最終日)です。
4名の議員が登壇し、質問のテーマは以下の通りです。
・児童虐待防止対策
・男性の不妊治療への助成制度
・大人の救急電話相談の活用への周知
・浸水対策
・教育支援対策
・マイナンバー制度
・高齢者支援
・保育園の質向上へ向けた取り組み
・がん死亡率の抑制に向けた検診内容・方式等の再検討
・地域の活力アップに向けた新産業の誘致
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